第61話ハルのダンジョン冒険はプンプンなのです
「パルちゃん!嘘よ!何でなの!」
私達が動揺してる間に魔法陣で地上に転移しました。そこにはダンジョン監視員はじめ数名の冒険者ギルド関係者とアトリエの兵士が数名いました。
私達が戻ると、周りから歓声が上がり、最高到達階層からの帰還だと騒がれました。
私達は、周りの騒ぎよりも、パルちゃんを残して戻って来たのがショックで、暫く茫然としていた。
「これはセリス様、そのような格好されてたのでわかりませんでした。皆様はこのダンジョンの最高到達者様です、ギルドでの報告をお願いします」
「報告も何も私達、ダンジョンでいろいろあり装備全部失くしてしまいわずかにこの装備のみですので、報告に行く前に服屋に行って身なりを少し整えさせていただきます、報告はそれからにいたします!って言ってもギルドカードがございません…」
「セリス様皆様のローブの中にギルドカードがあるから私達はこのダンジョンからの帰還転移陣で到達階層が知ることができたのです!確認してください」
セリス達はローブを調べると、いつの間にか自分たちのギルドカードが入っていた。これも全部パルちゃんが… あの子は、ほんとこんなことまで考えて…ありがとうパルちゃん
それから私達16人は、身なりを整え、ギルドに報告をした。
パルちゃんのことを思い、私達が40階層の到達者として報告した。当然ダンジョン内の出来事、タイセル国の屑冒険者のことも報告した。
私達16人はギルドでもパルちゃんのことをいろいろ聞いた、あまり語ってくれなかったが、パルちゃんはミラーレ大森林の出身であることを聞いた。
私達16人は集まりいろいろ話し合った。パルちゃんの行動は、いろいろ問題を起こすから、私達がパルちゃんを守り保護すること、できるだけ目立たないようにサポートすること、を決め私達はパルちゃんを守るためにクランを設立した。
パルちゃんを守るためのクラン
【ミラーレのガーディアン】
「アトリエの冒険者ギルド長テトロがクラン名ミラーレのガーディアンの設立を承認する!」
私達はパルちゃんが戻るのを信じて活動を始めたのです。
これが後に大変な規模になるとは、私達は知らなかった。
☆・☆・☆
「みんなぁ♪ありがとうなの、ハルはクリアしたら戻るからぁ」
みんな行っちゃった・・・ ごめんなの、ハルは34階層の仲間がいるからあの子達を連れて、40階層からまた始めるのね
ハルは34階層まで戻って、仲間の魔物たちと合流して、30階層の転移の魔法陣まで行ったのです、ダンジョンの転移魔法陣はクリア階層の転移陣までなら選べるみたいなのです
ハルは40階層まで転移してまた続きを始めたのです、ハルは達はまた楽しくダンジョンを冒険したのです、ダンジョンは寒いエリア、熱いエリア、夜のエリア、深い森のエリアに分かれてたのです、ハルは頑張ったのです60階層までに倒した魔物のスキルも取得したのです、60階層で倒した魔物はダンジョンリッチは骸骨の王様ですの、で森の仲間がいなかったら危なかったのです、ハルは制限スキルで、寝ちゃってたです、だってあいつ!いっぱい魔物召喚するから魔法使い過ぎて寝ちゃいました。森の仲間が倒してくれたからよかったのです
リッチ倒したときに召喚魔法を取得したのです、これで森の仲間が呼べるのです、パルルもシルルも喜ぶのです♪シルルは言ってたのです、もっと強く、ミラーレの魔物最強を示すって言ってたのです、
パルは森の魔物をいろいろ呼んだのです、楽しくダンジョン冒険できたのです
隠し部屋も見つけたのです
見つけた隠し部屋は、宝箱が3個もあったのです、でも隠し部屋は、凄い罠が沢山仕掛けてあってハルはスキル使いましたの、罠が複雑なのは解除スキルの魔力も凄くて使うたび制限スキルで何度も寝てしまいました。
「これがこーなってこーだからこれだ!」
カチッ!
「やった1個目の手順解除できた…バタン…スゥスゥ」
「よし2個目やるよぉーーよしこれで!」
カチッ
「よし外れた♪ぅーーまた…スゥスゥ 3個目も…スゥスゥ やっと床の罠が ?まだ宝箱の台座に何かあるのです、頑張るのです!やったぁ♪全部外れたのです、ハル頑張ったのです!ルンルン♪箱開けるのです」
バシバシ!
「えーー!嘘ぉーー!ここってこの階層の入口なの… ふぇーん… グスン… せっかくあそこまで行ったのにぃーー!むーー!絶対開けてやるのです!」
ハルは隠し部屋にもう一度入ったのです!
カッチ!
「え?何?」
ドカーーン!
「キャーーーーー!」
何で?ここどこ?えーー!1階層上?もぅ……何でさっき解除したのにー!
部屋の外に出たらリセットされるなんて……ひどいのです!ハルの頑張った時間返して欲しいのです!プンプン!
ハルは怒ったのです!絶対宝箱開けるのです!
ハルは隠し部屋の場所忘れて、2日目にやっとたどり着いて扉を開けて床の罠を全部解除して、宝箱の台座の罠も解除して、箱の罠も解除してやっとここまで来たのです!ワクワクするのです、箱を開けるのです
「やっと、やっとなのです!フンフン♪何かなぁ~」
パッカ
「ん?本?何々………【正しいポーションの作り方】?はぁ?何これ?」
こっちは?
パッカ
「え?また本?」
【薬剤スキルの取得方法】
まさか… こっちは
パッカ
「………」
【薬剤調合セット】
すり鉢、棒、秤、調合カップ……
ハルは茫然としたのです、だってハルは薬剤スキルはEXで道具も自分で作ったのです、ハイポーションもエリクサーも作れるのです……なんで薬剤なのよぉーーー!1週間返してよぉーーー!
ハルは、ガックリうなだれとぼとぼ歩いてると魔物がまた教えてくれたのです!隠し部屋です!ここはダンジョン85階層です!期待持てるのです♪
今度は慎重にやるのです♪ハルは!馬鹿じゃないのです、同じ失敗はしないのです!
ハルは頑張って2日かかってやっと罠を全部解除したのです!宝箱を開けるのです!
ワクワク♪しかも4つもあるのです
ワクワク
パッカ
「え?また本?今度は何?」
【火属性魔法の威力の上げ方と短詠唱】
プチ!
「ハル全部知ってるし短詠唱じゃなく無詠唱できるし…」
もぅ1個は
パッカ
【水属性魔法の威力の上げ方】
プチ!プチ!
もぅ1個
パッカ
【風属性魔法の威力】
プチプチプチ!
パッカ
【土属性魔法の…】
プチプチプチプチ!
「もぅぉーーーーー」
ビリビリビリビリ
プンプン!
「うえーーん!なんでなの…グスン…このダンジョン嫌いです!」
ハルは怒りながら進んだのです!ハルの代わりに全部ハルの魔物が倒してくれたのです
やっと着いたのです!ここが最深階層なのです!凄く大きな扉なのです、でもこのダンジョンもう期待はしないのです!
ハルは最深ボス部屋の扉を開けたのです
ガッコン
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