第30話ハルはミラーレ大森林をまもるのです

クポル冒険者ギルド☆☆☆…


ギルドの中は、グレープ達が捜索から戻り慌ただしくなっていた。


「おい!大丈夫か!救護班すぐ来てくれ!」


グレープたちは救護班により、手当され暫くすると落ち着きを取り戻した。


ギルマスは、グレープ達に尋ねる


「どうだ報告できるか?」


グレープもギルマスに報告する


「はい」


「その様子だと無理だったみたいだな、どこまで入れた?」


「中層手前でしょうか・・わかりません!ハルちゃんのわずかに残る魔力をたどってたら、異常なくらい魔物が湧いてきて、まるで私たちを奥に行かせないようにしてる感じがしました。」


バニラもグレープ達の状態を見て答える


「Aランクのグレープさん達がこのような状態になって、半分かどうかもわからないなんて…もう諦めるしか、ないのでしょうか…」


フェアリーは落ち込む


「はぁ・・私はなんてことをしてしまったんだ」


フェアリーが王国諜報部隊のマエラに答える


「マエラ様、これでおわかりかと思います。もうあの子を連れ戻すのは無理です。」


グレープも森に入った状況を思い出し答える


「あの子を連れ戻すならSランク冒険者パーティーでも無理と思います。

以前は中層域でも今回のパーティー編成なら何とかなってました。

でも今回は、明らかに魔物達が強くなっています。

どの魔物も確実にランクが上がってます。評価を見直す必要があります」


グレープの言葉を聞きうなだれるマエラだった


☆・☆・☆


ハルはツリーハウスで快適に過ごしてますの


ツリーハウスも改造してものすごく快適になったのです!


お風呂にキッチンにトイレは、むちゃ頑張ったのです


お風呂は、広くて、高いツリーハウスのデッキに作りましたの、景色が凄く綺麗なのー


お風呂にシャワーもつけたのです


魔物の骨を水魔法で削って水が通るところも、ちゃんと削ったのです。

手に持つシャワーヘッドもおしゃれに加工したのです。

一番大変だったのわ、ヘッドから水が出るところが何回も失敗したのです。

ハルはシャワーが好きなので頑張って作ったのです。


嬉しいのです。魔石に水魔法を込めてタンクの中に入れて完成なのです。でもシャワーを作るのに年齢制限スキルのせいで、何回も眠ってしまったのです。


トイレもシャワー付きにしたのです。

快適になったのです


今ハルのツリーハウスには、スライムさんが住みついたのです。

トイレの水、お風呂の水、台所の水みんなタンクに集めて、タンクにいっぱい貯まったら、水を魔法でキレイにして捨ててたのです。

でも最近スライムさんが来てタンクの水をキレイにしてくれてるのです。


スライムさんが来てくれたので、ハルは魔力使わなくて少し楽になって、嬉しいのです


ハルは、ツリーハウスの近くに畑も作ったのです


栄養バランスは大切なのです。


でもハルは嫌いな野菜あるので、それは作らないのです。


この世界には、地球とほぼ同じ野菜があるのです。

種とかはツリーハウスに遊び来る鳥さんが持って来てくれるのです。


作ってる野菜は、ニンジン、トマト、お芋、レタス、なのです。

ピーマンもあるけど、ハルは嫌いなので作らないのです。


ハルは今凄く楽しいのです。魔物さんもハルが外にいると、何もしてないのに、集まって来るのです。


パルルに聞いたら、ハルはこの森の一番強い人だからみんな従ってるんだって言ってた。

最近ランクの高い魔物達がこの大樹の回りに住みかを作ってますのね。

理由聞いたら、みんなハルから溢れる魔力を吸うためだって


ハルの魔力を吸う?何かよくわかんないです。


それで魔物同士の争いがなくたって、その魔物達は、代わりに人型の魔物を襲って絶対ハルを襲わないんだって、ハルはその方がいいけど…なんか凄いことになってるのです。


パルルはこの森が大好きだからハルにも好きになってほしいって、ハルはパルルに何でここに来たのか話したのです。


パルルは凄く怒っくれました。人間は醜いって、ハルは嬉しかったです。


パルルはハルに自由にしていいからって言ってくれたです。

ここに戻ってくれるなら、ハルの留守中ハウスを守ってるからって、だからまだハルの知らない食べ物とか、食材もあるから旅に行くのです。


大樹の精霊さんもパルル見たいに名前がほしいって言って来るのでつけてあげたのです。


名前はメルルです


大樹の精霊(ドライアド)

メルル

身長130cm

ハルの眷属

LV 380

生命力 HP 5,800,000

魔力MP 12,000,000

攻撃AT 5,000,000

防御DF 33,360,000

素早AGI 29,000,000


森の大精霊


スキル 風魔法 LVEX 大自然 LVEX 樹縛EX 樹木転移 LVEX 念話 LV.EX


メルルのステータス見せてもらったけど、いろいろ凄いのです。


メルルはミラーレ大森林に入ったらハルを完全に守ることができるって言ってくれたのです。


また仲間が増えたのです。嬉しいのです


仲間になったメルルからお願いされたのです。

ミラーレ大森林の西の入り口の辺りで、山賊が森に悪いことしてるから、倒してほしいって言われたのです。


メルルの魔法は森の真ん中くらいまでなら強いのです。

端こは、弱いみたいなのです。

だからハルは頑張って森を守るのことにしたのです。


ハルはすぐ迷子になるから、メルルに途中まで魔法で送って、もらってそこからは、樹木の枝を使って案内してもらったのです。


山賊の悪い人見つけたのです!ハルの今の姿は白のワンピースで髪は縛ってないのです、前の姿は知ってる人いるからやめたのです


「あー!木をあんなに切って、森がハゲちゃうです!許さないです!スリングショット」



「何だ!どこから出てきた!このガキ」


ヒュン!


ドス


「ぎゃーー!」


「何しやがる!邪魔なんだよ!調度いい捕まえて売りとばしてやる!」



ハルが山賊を倒しに行こうとしたら、周りにブラックファングウルフが集まって来たのです。

何?って思ったけど、山賊を倒しに走り出したら、ファングウルフも走り出して山賊を襲ったのです。


「ぎゃーでっかい狼の魔物だー!逃げろ!」


ファングウルフはあっと言うまに山賊を倒したのです。

ハルより先に倒したのです


ハルは起こりました。


「狼さんこっち来て!」


プンスカ!プンスカ!


ファングウルフはハルの前に、何故か整列しています。


「悪い山賊はハルが倒したかったの!何で先に倒したの!」


プンスカ!



クゥーン!クゥーン


「クゥーン!じゃないのです!わかってるのですか!もういいのです!」


ハッハッハッ………


狼はさんのしっぽブンブン振ってる何が嬉しいの?わけわかんないのです。

何でハルの言葉わかるですか?


ガゥガゥ!


「わかったのです!何故かハルもわかるのです、狼の言いたいこと、わかったのです全部森の外に捨てて来るのです!」


ガゥガゥガゥ!


「一人逃げたです?むー!仕方ないのです」


ハルは切り倒された木を狼さん達に運ばせてお家に帰りました。




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