第11話深淵の洞窟③

あの洞窟の入り口ふさいでるふざけたドラコンどこかいかないです


そうだ!眠るの待つです♪

ハルは頭いいです♪早く眠るのです!

でもなかなか眠らないです。

ぅぅースゥスゥスゥ


何ですのあ!寝ちゃてたのえー!

ド・ド・ドラコンなのれす!

な・何でいるのれす!

あ!気配遮断忘れてたのれす


GyaOOOOOOOOOOOOOOOOO!


に・にげるですのぉーーーーー!


GyaOOOOOOOOOOOOOOOOO!


ドスン!ドスン!


GyaOOOOOOOOOOOOOOOOO!


どこか隠れる場所…

あそこですの!



ハルは全力で、走って見つけた小さな穴目がけて飛び込んだ


はぁはぁはぁはぁ…やぁーー!


ドスン!ドスン!

GyaOOOOOOOOO!


ドカン!ドカン!ドカン!GyaOOOOOOOOOOOOO!


ドラゴンは、ハルの飛び込んだ穴を足で蹴ってくる!


もぅ!ドラゴンひつこい!諦めてよぉー!


ハルは、無我夢中に回りにあった石を穴の中から投げつけたのです!


来るなぁー!あっちいってぇー!


ブン!ブン!ブン!


『息臭いのー!』


ブン!ブン!


Gyao!Gyao!Gyao!GyaoOOOOOOOO!

ドカ!ドカ!

GyaO!GyaO!

ドカ!


ブフォーーーーーー!


どこにブレス吐いてるのよぉーーー!

ばかぁーーーー!


赤ドラ!

バカドラゴン!ブン!ブン!


Gyao!Gyao!Gyao!


ドラゴンがブレスを吐きながら、暴れ回ったせいで、逃げ込んだ穴の入り口がふさがった。


えーーー!

赤ドラのバカぁーーーーーーー!


もぅ!ドラゴンのくせに何で痛がってるのよ!


え?ハルの投げた石が原因?

まさかです。この穴奥は行き止まりですの、うーんどうしようこのままでは死んじゃうの


バッグの中にウルフの牙あるからこれを何とか使うのです。

そうだ水魔法で、この牙持ちやすいように削るです♪


水の刃を魔法で出現させてつるはしをイメージして加工していく・・・・・できたぁ♪


レベルも上がったから力もあると思うのね。

ドラゴンはバカ!ザク!

赤ドラはバカ!

ザク!ザク!ザク!ザク!・・・・・・・・


いっぱい掘ったのにぃ

何にもどこにもでないのね。

どっちに掘ってるかもわかんなくなったのです。

疲れたから寝るですスゥスゥ


おはようなの今日も穴掘りするです。


ドラゴンはバカ!ザク!

赤ドラはバカ!ザク!ザク!ザク!ザク!・・・・・・・・


今日もいっぱい掘ったの♪何もなかったの、あんまし進まないのね、つまんないの飽きたのです


ハルはそのまま寝ちゃうのれしゅスゥスゥ


ん?何かおとがしゅるれす?

何かレベルが上がってからしゃべり方がおかしくなった気がするのれす何かあるです。

ステータス確認するのです


これですの?


【年齢適正制御EX】

身体成長の負荷になる行動・知力・魔力・体力が抑制され成人年齢到達後制限は解除される(注)身体が成長過程にあるならば解除されない


えーーー!

これなの?

しゃべりがおかしくなたのスキルなのれす?レベル上がったのに疲れてすぐ眠くなるのこれなのれす


8歳の身体に負担になることはできないってことですの、神様がハルのこと考えてくれたのれす。ありがとなの


たぶん負担かかるようなことは昨日みたいにすぐ眠くなるようになるの?


さっきからこの音が気になるのれす。

何か来てるです。


ガリガリボッコンーー!ギシギシギシ


何れすか?この魔物、ありんこさんれす!ボクより大きいのです!


キラーアント

レベル85

HP 15800

MP 2500

AT 21000

DF 11000

AGI 9000

スキル 酸液LV4 粘液LV3 噛み砕きLV4 集音LV3 


これまずいのです。

ピンチなのです!

ハルはあまり強い魔法使えなくなってるのです。

なんかカチカチ言ってるのです。

猛毒針なら大丈夫みたいなの、いくです!


「ポイズンニードル!」


いくのですーーー!


〈ザッシュ!〉


カチカチドスン!


やったぁー倒したのですぅ


でもありんこの出て来た穴からいっぱい音がするのです、これはダメなのです、危険いっぱいです


ありんこいっぱい来たらハルは死んじゃうです。

それは嫌なのです。

考えるのです。


制限超えて寝ちゃってもいいのです!

イチカバチカなのです!

がんばるのです!


穴が密閉なら毒水を沢山流すのです!

いっぱい流すのです!ハルが倒れるまでながすのです!


ハルは、ありんこが出て来た穴の入り口から毒のシャワーを流し続けたのです


「ポイズンシャワーーーーーーーー!」


倒れるまで、穴から毒の水が出てくるまで流すのです


「ポイズンシャワーーーーーーーー!」


もうダメなのれす眠くなってきたのれす

バタン

また頭の中がぁ

スゥスゥ


ピロン♪レベルが上がりました。スキル…

ピロン♪レベルが上がりました。スキル…

ピロン♪レベルが上がりました。スキル…

…………………………………

…………………………………

…………………………………

…………………………………

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

…………………………………

…………………………………

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る