時間の氷がとけた

6月がスタートした。


ある意味、新学期、新年度のスタートだ。


皆んな、緊張して店、ジム、映画館をあけた。




北九州の学校で集団クラスターが発生した。


「先生たちも大変や」


どこでクラスターが発生するがわからない。


世界はこのwithコロナに対して


どんな対応をしているのか?


イギリスでは介護施設に入所しているおじいちゃん、おばあちゃんが家族と面会できない。


「じゃあ、ドライブスルー面会しよう」


スーパーにお客さんが密集しないように、スーパー入口に信号をつけた。入場制限をかけて、定員オーバーなら赤、余裕ができれば青に変わる。




スウェーデンの公園に鳥のフンをまいた。   悪臭で人を近寄らせない。


「公園の植物の肥料にもなるだろ」




韓国は解除後、あっという間に生活が元に戻って飲食店は約90%ぐらいの客が戻った。対策もやっている。withコロナアプリで接触情報を管理している。


しかし、どの国も2次、3次の感染拡大から逃げられない。


いま、出来ることを精一杯やって乗り越えようとしている。






学校へ行く前、こうつぶやいた。


「緊張するな」


大丈夫か?


そんな心配など


子ども達にはどこ吹く風か


関係ない。


「久しぶりに友達に会えて楽しかった」


笑顔で学校から帰ってきた。


オンラインよりリアル。


あっという間に


時間の氷がとけた。

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