いい写真を撮るたった一つのコツ

誰もが写真家の時代。


インスタグラムにフェイスブックなど、どこでもスマホで撮った写真を発表できる。


私も写真を撮るのも、観るのも好きだ。何度か賞をもらったり、小さな写真展もさせてもらった。

審査員のプロカメラマンに



「いい写真を撮るコツはなんですか」


と尋ねたら



「シャッターを切り続けること」


そう教えてもらった。


私がはじめて写真を撮ったのは、小学生の頃にランボルギーニ、フェラーリ、ポルシェなどのスーパーカーが流行したときだ。


父親が持っいた、Nikonのフィルムカメラを借りた。いろいろな車の写真を撮りまくった。


カメラ屋に持っていくと、一週間ぐらいで写真ができる。


デジタルのいまでは信じられないかもしれないが、現像してもらうのに当時は時間がかかった。今もか?




「どんな写真が撮れたかな」



ワクワクしながら、家に帰って写真をみてみると



「なんだこれ」



ほとんどがピンぼけしていて、ちゃん車が写っていない。


自分でピントを合わせるので、最初は失敗ばかりだった。



「もったいないなフィルム」



母親によく言われた。


いまはスマホのカメラは高機能で、簡単にプロ並みの写真が撮れる。


簡単に撮れて、だめなら消去。



効率は良くないが、フィルムで撮った写真もなかなかいい。


出来あがったとき、以外な写真が撮れていて驚くこともある。



どちらかにしても、いい写真を撮るには、やはりシャッターを切り続けるしかない。


奇跡の瞬間は、いつ訪れるかわからないから。



シャッターを切り続ける!

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