今からでも追いつける! 世界観とあらすじを章ごとに振り返ってみる!その1

今までの【黙示録戦争後に残された世界でたった一人冷凍睡眠から蘇ったオレが超科学のチート人工知能とともに文芸復興を目指す物語。】の世界観とあらすじを章ごとに振り返ってみる!



~プロローグ~


 黙示録の最終戦争は実際に起きてしまった……そして、人類は一度滅亡した。

だが、もう一度世界は創生され、新しい魔法文明が栄えた世界となっていた。

 ところが、そんな中、冷凍睡眠されていたジンはなんと蘇生されてしまったのだ。


 ジンを目覚めさせた超科学の人工頭脳がアイ、そしてジンの忠実な3つの下僕達のヒルコ、コタンコロ、アラハバキという巨大ロボの心臓部である双子の二人イシカとホノリらとともに、失われた科学文明のオタク文化を蘇らせるために、ジンは行動することに決めたのだ。


 【プロローグ・登場人物】

●アシア・ジン(葦亜・仁):冷凍保存から蘇った古代地球人。

●佐馬江(さまえ)・瑠太郎(るうたろう):ジンの親友。

●葦亜(あしあ)・端万恵(はまえ):ジンの妹。兄思いの妹。

●葦亜・麗斗(れいと):工学博士・科学者。ジンの父親、工学博士。

●葦亜・彗美(すいみ):生物学者・化学者。ジンの母親、生物学者。


●淡島AI(アワシマ・アイ):ジンの作ったコンピュータ・プログラムAIが超進化した人工知能。

●ヒルコ:もともと弱ってたアメーバをジンが救って育てた。アイの進化の手術により超進化した。

●コタンコロ:傷ついたフクロウの子を孵化から育てた。アイの進化の手術で超進化した。

●イシカ・アラハバキ:美少女フィギュアに土偶スーツを着せたジンの渾身作がアイの魔改造でスーパーロボットに生まれ変わった。イシカは赤色のロングの髪に赤色の制服姿。ホノリと双子。

●ホノリ・アラハバキ:イシカと双子。青色のロングの髪に青色の制服姿。



~遭遇~


 自宅の『霧越楼閣』周辺の砂漠でネズミの種族がサンドワームに襲われているところを助けたジン達だったが、ネズミの種族・月氏の街『楼蘭』に行き、カシムの息子・カシムJrにカシムが殺されたことを告げる。


 カシムJrがカタキ討ちのための戦勝祈願のビッグブラックヘヴンが行われた後、『楼蘭』で一番の賢女・モルジアナから魔術書『イステの歌』を得たジン達は、ジロキチとカシムJrとともに『赤の盗賊団』を討ちに旅立つのであった。


【遭遇・登場人物】


●アーリ・ババ:月氏の商人。カシムの元で働いている。後に行商集団アリノママの代表的存在となる。

●カシムJr:月氏商人のカシムの息子。行商集団アリノママの跡継ぎ。

●旧鼠:月氏の町長にして長老。

●モルジアナ:カシムのメイド。魔女の家系。

●ジロキチ:カシムの召使い。月氏の忍者の末裔。黒装束に頬かむり。



~赤の盗賊団~


 ジン達はネズミの種族・月氏アーリを助けた縁から、殺されたカシムの息子カシムJrとともに『赤の盗賊団』を討ちに旅立つのであった。


 円柱都市イラムに着いた一行はシバの女王との謁見も無事済ませ、法国の使者アテナとカフェでひとときを過ごし、交流を深めた。

 『赤の盗賊団』討伐のための会議が開かれそれぞれの顔合わせをしたジンたちは、その後ギルド登録を無事すませ、ルネサンス結成となったー。

 『赤の盗賊団』討伐へ向かうオレたちは二手に分かれ、挟撃する作戦を取ったが、ギルガメシュ率いる別動隊は仕立て屋テラーのゾンビ群軍の急襲により危機に陥いる。

 コタンコロとイシカ&ホノリの参戦によりあっというまにジンたちの優勢となった―。

 その後、サタン・クロースとレッド・マントはミトラ砦に立てこもったが、その頑強なミトラ砦を正面からアラハバキが力技で突破した。


 そして襲ってきた吸血鬼と化したレッド・キャップたちをジンの火炎放射が焼き払い、ついにカシムJrは裏切り者を倒すことができた。

 戦いは最後、『赤の盗賊団』頭のサタン・クロースとの決戦が繰り広げられ、最後の局面を迎え、サタン・クロースが最後の自爆魔法を唱え『赤の盗賊団』は討伐されたのだったー。


 【赤の盗賊団・登場人物】


★円柱都市イラムの登場人物


●ニカウレー・シバ:円柱都市イラムの都市長かつ商業ギルド長。「シバの女王」と呼ばれる。シバの女王とは、旧約聖書に登場する架空の国「シバ」の女王。ソロモン王の噂を聞いてその知恵を試しにやって来るが、たしかに優れた知恵であるとして感銘を受け、数々の贈り物をして帰っていったという人物である。

●ベン・シラ:シバの女王に仕えている。賢人として名高い。数々の名言を生む。

●ナブー・クドゥリ・ウスル(ネブカドネザル2世):父ナボポラッサル、母シバの女王。後にバビロンの空中庭園を建設した。

●ナブー・アパル・ウスル(ナボポラッサル王):バビロン地域の王。

●ギルガメシュ:ラ・レーヌ・ドゥ・シバ女王兵団長。チョコレートケーキ好きな兵長。

●エンキドゥ:ラ・レーヌ・ドゥ・シバ女王兵団副団長。妻は神聖娼婦シャムハト。

●風魔小太郎:頭目が代々「風魔小太郎」を名乗る。風の子の長。


●パラス・アテナ:ゼウスとメティスの娘。『法国』の防衛大臣。ヘルメスの姉。

●ニーケ:パラス・トリトーンとステュクスの娘。アテナの従者。

●グラウコーピス:梟グラウクスの騎士。アテナの従者。梟の貌を持った者。

●エリクトニオス:ヘパイトスの子。アテナの従者。

●ヘルメス・トリスメギストス:『法国』の国土交通大臣。アテナの弟。


●ヴァン・ヘルシング:ヴァナランド出身(吸血鬼の真祖の出身はヴァナランドと言われている。)闇に落ちた吸血鬼族を断罪する処刑執行人。有名なSランク冒険者。『ヴァンパイア・ハンターズ』のリーダー。剣技の名前は聖がつく国の名前。


●ウマヅラハギ:フウイヌム国出身の冒険者。『赤の盗賊団』の被害者。

●ヴァン・テウタテス:ヴァン神族の商人。『赤の盗賊団』の被害者。

●ヴァン・エスス:ヴァン神族の商人。『赤の盗賊団』の被害者。

●ヴァン・タラニス:ヴァン神族の商人。『赤の盗賊団』の被害者。


●ラク・シンプ(絡新婦・じょろうぐも):円柱都市イラムの宿屋『湖畔亭』の女主人。火を吹く子蜘蛛たちを操る蜘蛛女。元冒険者の宿屋の女将。

●ココペリ(Kokopelli):ネイチャメリカの妖精族。フェアリーブックの店長。

●サルワタリ:『馬国』出身。情報屋ヤプーの商人。

●仕立て屋テラー・テーラー:月氏の出身の仕立て屋。ぬを言いがち。


★赤の盗賊団の一味

●サタン・クロース:赤の盗賊団のボス。旅行者や行商人を襲いそれを種族の者らに分け与えていた。口癖「悪い子は居ねぇがぁ?」サタンクロースはギフトを奪う者。

●レッド・マント:凶刃を持つ強靱な狂人。都市の伝説の男。赤い盗賊団随一の強者であり狂者。

●レッド・キャプテン:レッドキャップ種族の長老的存在。長く薄気味悪い髪、燃えるような赤い眼、突き出た歯に、鋭い鉤爪を具えた、醜悪で背の低い老人の姿をしており、赤い帽子と鉄製の長靴を身に着けて、杖をたずさえている。斧を得物とし、これで人間を襲う。

●レッド・ノーズ:獣人とレッドキャップの子。とても乱暴者。

●ヒート・デナシ:魔王デカラビア直下69番デナシ隊の使い魔。火炎鳥の悪魔。


★冒険者ギルド関係者


●アマイモン:『円柱都市イラム』冒険者ギルド長。貴族然とした風貌、甘い容貌の二枚目、黒のスーツ姿。

●フルーレティ:アマイモンの補佐役。メガネをかけた巨乳の黒髪美人。

●フルカス:アマイモン配下の老騎士。占星術に優れる。白髪と長いあごひげをたくわえた、残忍な老人の姿。

●グースカ衆:グースカ・グースカを長とするアマイモンの配下の傭兵集団。

ツン・グースカ、マン・グースカ、マザー・グースカ、テン・グースカなど。


●ドッコイ兄弟

ウントコ・ドッコイがリーダーの冒険者。長男ウントコ、次男スットコ、三男ドッコイ、四女オット、末っ子トコロガの陽気な5人兄弟。巨体の角の生えたゴツいパンクな服装。


●チコメコアトル:商魂たくましい『エルフ国』の女性。トラロックの義理の息子・センテオトルの姉、末妹がシロネン。

●シロネン:トラロックの義理の息子・センテオトルの妹がシロネン。おっとり末娘。愛らしい。

●ペッコ:チコメコアトルの仲間。畑(Pelto)のペッコ。小さい人間の男の姿をした大麦の豊穣とビールの守り神。ペッコという言葉はハメ地方でビールやサハティ(伝統製法のビール)という意味もある。子供のふりをして逃げ延びた妖精族。本当はビール好きの妖精。


●トム・サム:アドベンチャーズのリーダー。

●ベッキー・グローリアナ:『エルフ国』の王女。アドベンチャーズ。チコメコアトルとは一族同士ライバル関係にあり、あまり仲がよろしくない。

●パック・フィン:両親は亡くなった。孤児。アドベンチャーズ。

●シド・サム:トムの弟。アドベンチャーズ。

●ジム・スナイパー:弓使い。アドベンチャーズ。



~【国家】~


ここから世界の国家の人々がちょいちょい登場してくるようになります。

 ここは特にジンたちと関わりが出てくるまではざっくり理解で構わないと思います。

 本編のストーリーでは、まず『エルフ国』、『龍国』、『不死国』『法国』などが今後関わりが強くなってきますね。

 なかでも『七雄国』と呼ばれる国々は『世界会議』を開く権利を持っていてこの世界の行く末に大きな主導権を握っているのだ。


 それでは各国家について簡単にご紹介しておきましょう。


●カーズ法国

宗主国の皇国と合わせて『七雄国』のひとつ。ギリシャ神話の神々が住む国。ダイヤ、スペード、クラブ、ハートの4エリアがある。中央に首都アーカム・シティがある。

執政大統領ゼウスが代表である。各大臣たちで構成される執政院が政治を執り行っている。防衛大臣はアテナ。国土交通大臣がヘルメス。軍務大臣がアレス。

ハイパーボリア大陸のアースガルズ地方に位置する。


●アーサへイム皇国

北欧神話の神の住む国。カーズ法国の宗主国。首都はエメラルドの都。『オズマの方使い』が住んでいる。

ハイパーボリア大陸のアースガルズ地方に位置する。


●シュラロード帝国(北部朝廷帝国)

南部の幕府と合わせて『七雄国』のひとつ。始皇帝ブラフマンが率いた魔神と新人類が独立した国。その後北部朝廷帝国と南部幕府に分かれる。あくまでも帝国全土の支配権を主張している。須弥山とその他の世界に分かれる。

ムー大陸のミズガルズに位置する。


●シュラロード帝国(南部幕府)

帝国中央集権がゆらぎ、南征の際、将軍の地位を強めた結果、南部に幕府が開かれる。行政の長は征魔大将軍マハーバイローチャナ。

ムー大陸のミズガルズに位置する。


●世界樹共和国(エルフ国)

『七雄国』のひとつで貿易立国。エルフや森林に住む部族をユグドラシルの十長老と呼ばれる10人の長老がまとめている。水平に広がる四つの森林を支配する。首都は世界樹の頂上部のオメヨカン。

メガラニカ大陸の東方アールヴヘイム地方の大森林に位置する。


●ブロブディンナグ王国(巨人国)

『七雄国』のひとつで巨人の国。首都のウートガルズは巨人の王ウトガルティロキが座する街。かつてはヘカトンケイル族、キュクロプス族、ティターン族、ギガス族、霜の巨人族、山の巨人族、ネフィリム族など多数の巨人種族がいて最強の一角であった。

北の果てにあるゾティーク大陸のヨトゥンヘイム地方にある。


●龍自由連盟(龍国)

『七雄国』のひとつ。龍種という自由極まりない存在のものたちの国、八大龍王が支配する。首都ニビル・シティの雲海湾の真ん中にある『天空城ラピュタリチス』が最大勢力の龍王アヌの支配域である。

北の海アプスー海にあるレムリア大陸のはるか空にある浮遊大陸『マゴニア大陸』に位置する。


●シャンバラ都市国家連合(ドワーフ国/地底国)

『七雄国』のひとつ。地底にある国で都市国家の集まり。ドワーフたちの都市国家の連合制で、絶対的支配者はなく、各都市の王たちの議会制民主主義。ムー大陸西方の高山帯ニヴルヘイム地方に位置する。


●アザトース海王国

『七雄国』のひとつ。複雑な王族たちの争いが繰り広げられている。首都はアトランティス。海王の一人クトゥルフは古代都市ルルイエに眠っている。

皇太子のハスターやニャラルトホテプが暗躍している。

ムー大陸南方の海・ナンム海に位置する。


●火竜サラマンダー連邦(火竜連邦)

三皇五帝の各帝王の連邦が独立して支配しているが、戦時には意外とまとまりを見せるという戦闘民族国家。五帝とは、木帝・火帝・土帝・金帝・水帝である。

ムー大陸南西部ムスペルヘイム地方に位置する。


●魔界連合王国(魔界)

複数の魔王が乱立している連合王国だがベルゼビュート皇帝が一応の支配権を持っている。

ムー大陸西方ニブルヘイム地方とその最奥ヘルヘイム地方にあるシュオール(大穴)に位置する。


●ラグナグ王国(不死国)

死の火山の麓に広がる不死者の国。首都『死者をよみがえらす都・グラブドブドリブ』にそびえ立つ悪魔城に不死者の国の王、吸血鬼の真祖、ヴァン・パイア・シンがいる。世界各国から寿命を終えた不死人間ストラルドブラグたちが追放されてやってくる。移民を無制限に受け入れてきたが、そのため食糧が不足しているという……。


●フウイヌム国(馬国)

平和で非常に合理的な社会を持つ、高貴かつ知的な馬の種族の国。騎馬民族ケンタウロスと仲が悪い。エリート主義的かつ官僚的で創造性に欠けた、厳密な種族的カースト制度を保持している。

メガラニカ大陸のヴァナヘイムに位置する。


●ヴァナランド国(ヴァン国)

美麗なヴァン神族の国。「賢いヴァン神族」「光り輝く者」を意味する種族の国。豊穣と平和をつかさどる。

メガラニカ大陸のヴァナヘイム地方に位置する。


●プレスター・ジョンの国

伝説の神の子が治めているという理想国家という噂の国。

はるか北方の地にあるという。


●高天原国

精霊と妖精の国。


●リリパッド国(小人国)

コロボックルや小人の国。


●小国コルヌアイユ

コルヌアイユの王グラドロンの国。

グラード、グラト(Grad)は城・都市を意味するスラブ語だそうです。



今からでも追いつける! 世界観とあらすじを章ごとに振り返ってみる!

続編はまた今度で٩(๑´3`๑)۶



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