『龍国』について

『龍国』について


『龍自由連盟(龍国)』は『七雄国』のひとつ。

龍種という自由極まりない存在のものたちの国であり、八大龍王が支配する。

北の海アプスー海にあるレムリア大陸のはるか空にある浮遊大陸『マゴニア大陸』に位置する。

首都ニビル・シティの雲海湾の真ん中にある『天空城ラピュタリチス』に最大勢力の龍王アヌが座している。




【八大龍王・アヌ新派】


●龍王アヌ

八大龍王の上位者。

国境なき星の戦士団を設立する。

とにかく暇な最高指導者。


●エンリル

『龍国』首相

その性格は短慮で激情家、人間に対してだけでなく龍族の間ですら問題を起こすような我の強い性格である。エンリルの場合は情を覚えたり哀れみを向けたりすることはなく、むしろ個人的な欲求から破壊行為を次々と引き起こしていく。例えば、異民族の流入による都市の滅亡、洪水などの天変地異、疫病蔓延など人類にとってのネガティブな事象の原因その全てが、最高責任者であるエンリルにあった。

エンリルは天空龍のアヌと地母龍のキから産まれた、「嵐」と「風」の龍。


●エンキ

天才魔学者。知識の龍である。

アヌの息子で、エンリルの異母兄。


●キ夫人

王妃。アヌの妻。地・死後の世界を司る龍。エンリルの母。


●ナンム

アヌの先妻。原初の海(Engur)龍。エンキの母。


●ニンフルサグ・ダムキナ

エンキの妻。


●ニンリル

エンリルの妻。収蔵の龍ハイアと、大麦の女龍ヌンバルシェグヌ(ヌンシェバルグヌ)あるいはニサバの娘。


●マルドゥク・アマルトゥ

野心家。エンキの長男。マルドゥクは父エンキと母ダムキナの息子で、女龍ザルバニトゥを妻としたとされる。彼の息子はナブー(ネボ、書記の神)、一説では性愛の女神イシュタルの兄弟であった。随獣は蛇龍ムシュフシュ。 雷神。「太陽の若き雄牛」


●ネルガル・メスラムタエア

八大龍王。エンリルとニンリルの息子。死者(アラルAraluまたはイルカラの名で知られる地下の大洞窟に集められると考えられていた)の国のパンテオンの頂点に立ち、黄泉の国を宰領する龍でもある。


●ラズ・エレシュキガル

ネルガルの妻。


●ニンアズ

ネルガルの息子。


●ナムタル

冥界の宰相。エレシュキガルの伝令。


●ナンナ・シン

エンリルの息子。


●ニンガル

ナンナの妻。


●イシュタル・イナンナ

ナンナの娘。天の女主人を意味する。双子の兄に太陽龍ウトゥ、姉に冥界を支配する死の女龍エレシュキガルを持つとされる。お供の聖獣はライオン。


●ウトゥ

ナンナの息子。ウトゥは太陽龍と呼ばれ、正義・道徳・真実の龍である。

シュメールでは長い髭を生やした長い腕の老人の姿とされる。


彼は毎日夜明けに天のドアから出て、彼の戦車ブネネ(彼の息子と呼ばれることも。旧バビロニア時代には正義の神として崇められた)で空を横切って駆け抜けた。

その日起こった全ての出来事を見た後、毎晩極西のドアを通って「天の内部」に戻ると考えられた。


●ニヌルタ

エンリルとニンリルの息子。豊穣(農業・狩猟)と戦闘の龍。意味は「大地の主」。




【龍国警備隊】


●ゾフィエル

PJ国出身。星の戦士団団長。『龍国警備隊』隊長。星の戦士団の長兄的なヤツ。アヌに仕えている。


●タロエル

星の戦士団。星の戦士の末弟。


●セブネル

星の戦士団。『龍国警備隊』。星の戦士のメガネ的なヤツ。


●ジャッケル

星の戦士団。『龍国警備隊』。星の戦士の帰ってきた的なヤツ。


●レオネル

星の戦士団。星の戦士のいとこ的なヤツ。


●アストラエル

星の戦士団。星の戦士のいとこ的なヤツ。


●メメント・モリ・ウルティマ・フォルサン

星の戦士1番の戦士で龍の勇者。




【八大龍王】

※アヌとネルガル以外。


●オメガ・ドラコニアン

八大龍王。アルファドラコニアンの進化系。


●ティアマト

八大龍王。海龍。メソポタミア神話の女龍であり、全ての神々を生み出した母龍である。


●応龍

八大龍王。古代中国に伝承される幻獣龍の一種。 翼のある龍とされ、『四霊』に数えられる龍族の王とされる。


●九頭龍

八大龍王。九頭龍大神あるいは九頭龍権現とも呼ばれ色々な伝承がある。


●ヨルムンガンド(ミドガルズオルム)

八大龍王。巨人国の大使でもある。北欧神話に登場する超巨大な大蛇。種族は霜の巨人ヨトゥン。 名前は「ミッドガルドの蛇」の意。ミッドガルドの大地を取り巻く海を現すという世界蛇であり、もはや魔神や蛇神と言っても過言ではない威容をもつ。腕や角や髭を持つ姿もあり、竜かドラゴンと言っても不自然ではない。


●リヴァイアサン

八大龍王。実は魔界の先遣隊。旧約聖書に登場する海の超巨大な動物/神獣、または海魔。




【『龍国』所属のSランクパーティーの冒険者】


●シギトロ

『龍国』のSランク冒険者パーティー『ドゴンミステリーズ』の一人。

おおいぬ座のシリウス出身の「シリウス星人」は、人間に近い体を持ちながら、水中環境を好むとされるエイリアンである。


●ポトロ

『龍国』のSランク冒険者パーティー『ドゴンミステリーズ』の一人。


●エンシェントドラゴン(古龍)

『龍国』のSランク冒険者パーティー。というか単体。エンシェントドラゴン単騎でSSランク。

『古龍』 ドラゴンの中でも特筆して能力が高い者。知能・魔力・体力……どれをとっても並みの人間など敵わぬ程に強く巨大な、文字通り神に匹敵するドラゴン。




【その他】


●ラハム / ラフム(海龍)

スク龍部隊。ティアマトが生み出した11の怪物。

海の嵐などを神格化したとされる海の魔物で、その名は「凶暴」の意。


●ムシュマッヘ(七岐の大蛇)

ティアマトが生み出した11の怪物のひとつ。

7つ頭の大蛇、あるいは7匹の大蛇。


●ウシュムガル(龍)

ティアマトが生み出した11の怪物のひとつ。凶暴な竜。


●ムシュフシュ(蠍尾竜)

ティアマトが生み出した11の怪物のひとつ。

「バビロンの竜」として名高い神々の聖獣。


●ウガルルム(巨大な獅子)

ティアマトが生み出した11の怪物のひとつ。

ティアマトの権力と軍勢の強さを示す怪物(古代メソポタミアにおいて、ライオンは王権を示す動物だったため)。


●ウリディンム / ウルマフルッルー(狂犬)

ティアマトが生み出した11の怪物のひとつ。

一般には狂犬だが、獅子人間とも解釈できる獰猛な犬。古代メソポタミアでは比較的メジャーな存在。


●ウム・ダブルチュ(嵐の魔物)

ティアマトが生み出した11の怪物のひとつ。

ライオンの身体に鷲の頭と翼を持った姿で描かれた、神が使役する風の魔物の一種。


●ギルタブリル / ギルタブルウル(蠍人間)

ティアマトが生み出した11の怪物のひとつ。

太陽神シャマシュと深い関係にある、マシュ山(双子山)の理性的な守護者。


●クサリク(有翼の牡牛)

ティアマトが生み出した11の怪物のひとつ。

『ギルガメシュ叙事詩』に登場する天の雄牛(グガランナ)と同一視される聖牛。


●バシュム / ウシュム(毒蛇)

ティアマトが生み出した11の怪物のひとつ。

マムシか角の生えた蛇の一種(アッカドのバシュム / シュメールのウシュム)と考えられている。


●クルール(魚人間)

ティアマトが生み出した11の怪物のひとつ。

雄の人魚。今日の占星術における山羊座と結び付く。魚人間も古代メソポタミアでは普遍的な精霊である。



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