第43話 ロボット三井洋子について
さて二体は出来たが、それはロボットである。一体は私雷電健太が三木陽介に断り無しに作った物です。一体分はあくまで予備品です。故障起こった時の為です。
一体分は勝手に作りました。あまりに人間らしく作りました。なので話しをすると、人間の女の子と話しをしているのかと錯覚しています。女の子の名前は三木洋子です。
ロボットでも、こう人間に近いと名前も付けたくなりますよね。年は十五才です三木陽介とは兄妹ですね。ほのかは私が付けました。この事は彼は知りません。
年格好も私が、独断で見繕いました。一才ではとてもおかしいでしょう。作った僕が親に成りますが、そういう細かい事はこの際抜きます。
三木陽介君によれば、ロボットにも休養や眠る事は必要らしいですね、特にかつて人間だったロボットには必要らしいです。
長持ちするには特にそうらしいのですね。むさんこに使うとトラブルを抱える事に成るらしいのです。
永遠のデジタル生命もメンタルが必要なのですね、この事私雷電健太は三木陽介に当然口止めされてます。
というのは成功したと皆が聞けば,世の金持ちは先を争って永遠の命を我がものにしたがるでしょう。幸いまだ広まってません。
永遠の命には金に糸目を、付けぬという金持ちが多いです。それは年いった人には金持ちが多いのです。また比例して病気がちな人も、多いのです仕方無いです事です。
また年に比例して金持ちが多いのです。けれど身体もくたびれてきますので皆健康や命に関心がいきます。特に永遠の命と言うと興味があるのでパニック的に成りますよ。
今はそういう状態ではありませんが、事前に想定したのです。なので今は順調です彼や彼女も窮屈(きゆうくつ)なのパソコンソフトウェアからロボットに乗り移れたので、三木陽介君は晴れやかな感じを受けます。
普通ロボットと云うと,力も強く人間より頑丈というイメージが有ります。
けれど皮膚を傷つけ無い為もあり弱く造っています。
あくまで人間らしくというモチーフで造っているのでそうなりました。彼の指示もありました。
彼は元々人間でしたのでそうなったのです。ロボットの設計も彼なので、本人の指示通りとなりました。部品を造って組み立てていると少しだけ解ってきました。
大きな失敗は有りませんだから文句はありませんでしょう。そうロボットでありながらまだ彼は人間なのでございます。
そうだった彼とは三木陽介の事ですね。皆さんは分かってますよねぇ、私もつい手抜きで彼と書いてしまいます。と言っても彼はロボットで人間としては、もういないのです。
ロボットとしては、もうベテランで慣れたものです。人間扱いの特殊なロボットですがねぇ。デジタル生命としてはもう慣れたのかなぁ。
僕(雷電健太)はとても忙しいのです。他に女の子のロボットも訓連しなければならないので、三木陽介ロボットはそれは少しも知りません。私が彼に内緒でやっているからです。
彼女はデジタル生命では有りません、それは純粋に命なき人間もどきのロボットだからです。
それに彼女の人間のモデルは有りませんよ、ただ同じ部品を使って同じパソコンで入力しただけ話しですから。偶然の事ですから。
不思議とロボットでも移るのでしょうかねぇ。単にパソコンの不都合なのかも知れないのでしょうか。かなり使い込まれた古いパソコンでもあるのです。
ロボットの部品を造って組み立てるだけですが、少しだけロボットの事が、解って来ました。深い原理とかわからないのですが、いらっていると、何となく漠然と分かってくるのでしょうかねぇ。
女の子のロボットは、彼のようにまだ意識や感情を表に出せないようです。しかし徐々に出せるようになりつつあるようです。
間接的だとそういう事になるようです。直接インプットはしてないので仕方ないですね。徐々に出せるようになりつつ有ります。
三木陽介にばれないように、彼女の名前も三木ほのかから三井洋子に変えました。これで安心と言えませんが、少し気持ちが楽になりました。
ロボット三井洋子には、人工皮膚には傷つけ無いようにカッコいい特殊なコスチュームを作りました。スーパーヒロイン誕生です。
ロボットなのに人間の身体のようにデリケートなのでかなり気を使いますよねぇ。これでスーパーロボガールの誕生です。
ロボット三井洋子には、人工皮膚には傷つけ無いように特殊なコスチュームを作りました。人間の身体のようにデリケートなので、かなり気を使いますよねぇ。これでスーパーロボカールの誕生です。
僕はこのロボカールが気にいっている、なのでいつも連れて歩いています。ロボットなのに人間的だしそんなに強くありません。顔も僕好みです。
よく冷やかされますが気にしないです。このロボットは人工皮膚で防水されています、なので水は気にしないで行動しています。
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