第14話 異世界の地球にて。

異世界での滞在日数というか、どれくらいなら許されるのかが不明なのですね。自分が戻ろうとするまでなのかまたは限度があって、強制的にその世界から退去させられのか、消えてしまうのか分からない。


そし てそこの住人を別の世界に連れ去っても、影響は無いのか因果律の影響があるのか。


悩んでいた異世界の女の子に恋をしている自分にとって、興味の有るところである。あの世の人に恋する現世界の人間のようにである。


宇宙時代に日の丸国には、空母二隻とイージス鑑二隻を持っていました。空母は富士八万屯と桜島七万屯で、イージス鑑は天龍四万屯と、火龍三万屯です。


空母に載せているジェット機はJAファンタジーステレス戦闘機で、両空母二隻共々五十機ずつ持っています。


このジェット機はマッハ二は出ます宇宙時代に空母とはと思われますが、これが意外と有効なので御座います。


日の丸国は周りは海で囲まれています、これは昔からである。基地は動けませんし固定しています。


移動基地としてかなり有効と思われます。これが宇宙戦艦ならかなり期待を持てるのですが。犬猫族には逸れを作る余裕も、その気もないでしよう。


テロ組織に攻められたら危ないですよねぇ。と言っても今は犬族の管轄ですが。またテロ組織とは人間族が絡んでいますがね。


犬猫族は水に弱く泳ぐのも、苦手で船にも余り乗りたがりません。しかし貿易はあるので船は有りますし仕事で乗る機会はあるのです。


それで人間族の海賊に襲われて、苦虫をつぶしながらも船に乗っているのです。船に乗ると給料もいいので、リスクは有りますがそれなり船乗りも集まるのです。


今人間族の抵抗組織は火星基地にあって、地球にはありませんので可能性はゼロに近いです。


もしこの空母を人間族が持中に出来れば、かなりの戦力になるのですがねぇ。まあ今は夢のような話ですが。


この前の一戦でプルデン連合軍司令官は、少しおとなしくなった。勿論未だにエイリアンの仕業と思っている。


火星では花岡誠司令官の元で、抵抗軍は基地の整備訓練に勤しんでいた。当分戦争は無いだろう。それで火星基地をもう一つ作る事にした。


一ヶ所だと強力な原爆の一発で、遣られてしまう恐れがあった。また逸れを使う可能性は充分あったのである。


雷電健太は地球で足繁く、街外れにある老人の家に通っていました。女の子の篠原明美が笑顔で、迎えて呉れます。それを期待して行くのです。


「お主最近よく来るのう、余程この子が気にいったと見える。遠慮せずにもっと近くに来て話しをするが良い!」

言われて篠原明美はうつむき、顔を真っ赤にしている。


「はい今日はあなたに話しを聞きたくてまかりこしました。あなたの名前は何と云いますか?」

「変な奴だな儂の名前は、篠原剛造と言うがのうそれが何か?」


「あなたはロボットミ-手術を、免れていますがあなた他に、その様な方はいますか?」

少しばかり考え、間をおいて話す。


「ウムそうだいるぞ、そ奴らは世にはばかるパイレーツ(海賊)だがのう、儂は奴らとは実今でのう!」

明美は雷電健太とじいちゃんに、お菓子とお茶を持って来た。


「一体どういう関わりなのですか?」

「パイレーツの者は武器の修理や、弾丸を欲しくても無いので儂の所にやって来る。海賊家業は犬猫族に対して、なので儂も快く応対している」


「その海賊と会いたいのですが、ひとつ紹介して貰えませんでしょうか?」

「その様な者と関わりを持ちたいウムおかしな奴だなお前も、よし明日パイレーツどもが来るからその時に紹介してやろう言葉に気を付けてなぁ!」


そして女の子の明美と、雑談してその日はそれで帰った。隠れ家は殺風景でテレビも無く、布団をかぶってすぐに寝ました。


明くる日の朝は早く目が覚めた、天気は良く空は快晴だった。今日はパイレーツの人と会う約束をしている。

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