第8話 反抗の時。

原因の宝石逸れは抜かりなく、宇宙船から外して僕の世界に持って来ていました。


雷電健太には解っていましたが、まだ花岡誠には解ってないようでした。この世界に来たシックが、まだ残っていたのかも知れませんねぇ。


犬猫族は人間を自分達の、ペットにする事で満足し。それに首輪を着けて自由を奪い人間を従える事で満足していました。


本当の人間族の恐ろしさに、きずいてなかったのです。先祖の成果と苦労を忘れてしまっていたのです。


従順なのはロボットミ-手術のおかげなのです、本性はとても複雑で、人間自身分かって無いのでありました。


そのために手術を必要とした事を犬猫族は。忘れてしまっていました。


かっては犬猫族の主人であった事さえ忘れてしまっていたのです。


この今の技術も元々は人間が、発明開発したものだったのです。逸れを犬猫族が引き継いだのでした。


だから本当は犬猫族よりも、人間の方が優れた頭脳を持っていたのです。


その事をいつの間にか犬猫族は、忘れ去られていきました。


ある日雷電健太は、花岡誠にアドバイスをしました。


「花岡さん月は余りにも近い、此処は敵の本拠地に近すぎますね。せめて火星に基地を分散しましょう!」


「うん早速検討します、其れではみんなで相談して候補地を探してみる」


早速紙に書き部下に、指示をする。

「火星に移ると同時に、地球の犬猫族の本拠地に攻撃を加えてみますよ!」


やることが早いと、いつも感心だ。

「いよいよ遣りますか、時期早攻ではないですか?」


一方犬族のプルデンは部下に言う。

「どうも胸騒ぎがする、あいつらはまだ生きているような気がするのだ!」


「司令官がくたばったと言ったので捜査を打ち切っていますが、また再開しますか?」


「ウンそうしてくれるか、早速今日からでも頼むぞ期待している!」


探索が再び始まった。それは犬猫族捜査員全員で、強力に進められた。


花岡誠は地図を片手に持ち、攻撃目標を練っていました。攻撃宇宙船の搭乗員は人間でなくロボットです。


人は少ないので仕方ないのです、ロボットではその成果は一抹の不安が有りました。


攻撃と同時に火星に飛び立つ用意をしています。此処の基地は叩かれるおそれは有ります。


犬猫族の技術力は侮れません。基地は見つかるでしょう。そしてミサイルで完璧に潰されるでしょう。


でも基地はまた作れる、優秀な人は一日では作れない。ここの人は人間族に取って特に大事な人々なのだ。

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