なぜだか海軍団

 次は砂漠の城である。


 と言っても砂漠に行ってもいいし、星風の谷に行っても構わないのだ。だが、個人的にはこちらの方に行くのを勧める。



 ボスが弱いからである。




 さてこの砂漠の村の族長には、四人の男子がいる。その内三人は「三バカ」と言われているように十把ひとからげ(ゲームの都合もあるが)の見た目に、性格である。


 わかりやすい仮病、わかりやすいプライドの発露、わかりやすい出し抜いたつもりでの墓穴掘り。かませ犬と呼ぶにも不足なほどにステレオタイプなザコキャラぶりを発揮してくれる。


 さてその三バカ兄弟を追いかけるのが、先にも述べたボスたちである。




 しかし、経験値は400前後。次の逆ピラミッド内での一戦闘での経験値は、場合によっては1000を超える(ゴールドも)なのにだ。


 全然ボスキャラのそれではないし、実際実力もその程度だし、ビジュアルもただのザコキャラなのだ(おばけヒトデにいたっては、元はHP20代の超ザコキャラである)。


 それはどうでもいいが、なぜまたおばけヒトデを含め皆水棲モンスターなのか。あるいは資格無き者を追い払うようにしつけられていたモンスター、と言うのは考えすぎかもしれない。




 まあ個人的な事を言えば私は一人っ子だが、兄弟と言うのは複雑なのかもしれない。3ケタダメージを平気で叩き出す(ガボの攻撃力とあまり変わらない)弟の事を思うと、兄たちの焦りもわからなくはない。



 別のRPGにも、孤高の剣士の兄が彼を追うように名刀を探し、追いかけ回すシーンが存在する。


 その際に、兄は弟から「ただのバカ」と斬り捨てられている。一人で思いつめ、ほとんど闇討ちのような事を繰り返す様は確かにそうとしか言えない。


 


 そしてここでも、三バカはサイードに対して家督をうんぬんとか言い出してくる。

 こんな当主で大丈夫か?大丈夫だ、問題ないと言いたいところだが、さてどうだか……





 あととりあえず、命の石を売ってもらいたい。


 そしてゲーム機もソフトも古びており、しょっちゅう止まるのもなんとかしてもらいたい。とりあえず、最終話まで書けるぐらいには……。

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