ああっだめだ!たましいがこんらんしてなにがなんだかよくわからないっ!

 さて、ここでなぜかストーリーが微妙に分岐する。


 プロビナ、ルーメン、マーディラスの三つに別れ順番に攻略する事になる訳だが、まずは順番通りと言う訳で、プロビナから進める。



 その前に、とりあえずカッコよさコンテストで優勝しておいてから石板を通る。



 さてここで、後に出て来るラグラーズと言う国名が、ここで出て来る。場合によってはこっちの方が後かもしれないが、いずれにせよ軍事強国と言う位置づけである事は史実通りである。



 そのラグラーズの名を騙り、


「こんな物があるから争いが起きるんだ!」


 その定番パターンを付く辺り、なかなか厄介な魔物である。



 で、その魔物だが、村を焼き、魂を抜き取ると言うなかなかスタンダードかつ大きめの悪行を行う。




 だが総大将の名前が良くない。

「りゅうき兵」である。


 竜騎兵と言えば体はいいが、実は汎用のザコと同じ名前で、かつ同じ見た目。もう少し他になかったのか感が強い。




 それでまあとにかく最終的に魂は元に戻る……はずだったのだが、ここで農夫と牛の魂が入れ違ってしまい、


「んももーっ?」

「ありゃりゃオラは牛だか?」


 と言う現象が起きてしまう。


 その結果、末裔である現代の農夫は動物の言葉が分かり、息子らしき男の子は草食化している。


 ちなみにオルフィーの木こりが馬に話を聞いて曰く

「二本足で歩くのはやっぱりつらい」

 そうだが、こんな調子で良く子どもが作れたなと言うのは考え過ぎだろう。


 なお順調に行けばこの辺りでガボが魔物ハンターになる。まだルーメンが終わってないので早速魔物ならしで……とは行かないだろうが、道々で進めていくとだいたいこの辺りのモンスターが真っ先に仲間になりやすい(と言うか魔物せいそく図の関係でこの辺りのモンスターが真っ先に会話できるようになる)。

 しかし最初になつくモンスターが、見た目が人間と変わらないキラーストーカーや実体があれば人間と大差ないと言うシャドーナイトと言うのはやはりシュールとも言えそうだ。










 最後にトンデモ説を一つ。


 ダイアラックから旅立ったヨゼフはこのプロビナで落ち着いたと言う説を個人的に唱えておく。


 この世界で一番子供の比率が多いのがこのプロビナである。ヨゼフの同行者で最初既に老人だったクレマンが亡くなり天涯孤独の身となった彼がこの地に落ち着き、ダイアラックの名と思い出を残すためにたくさん子どもを育てようとした、と言うのが一応の根拠である。


 絶対に真に受けないように。

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