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あちらの料理って、日本で言えば「冬の手仕事」なんですよねぇ。
日本では半年で1年分の収穫をしてしまう(米の収穫まで)ので冬ごもりの仕事に
そこまで生活に密着した物は必要とされなかったわけで。
もとより、塩、味噌、醤油に山海のだし料理がある以上味付けに塩+何か
というフレーバーを必要としない生活習慣や様式というのもありますね。
だからこそ、店で出せないものが最上と言うことにもなるわけで。
囲炉裏で夜なべしながらの手仕事(手間のかかる仕事の代名詞)は日本にもありますが、
暖炉で延々煮炊きを継続というのは薪が豊富な地域にあっても
現実的ではなかったんでしょう。
日本の場合は店で出せない最上は自家製果実酒や自家用の米と野菜を使った料理等がそれに相当するんでしょうね。
欧州は森が生活圏という希有な環境であったのに、ローマ時代後に森を切り尽くして建材が石しか無くなるという歴史をもっていますが、暖炉の薪をどうしていたのか気になりますね。
ちなみに日本でも同様の問題があって、京都近郊に限らずはげ山だった事は東海道53次の浮世絵でも判ります。が、幸運なことに良いタイミングで江戸に中心地が移って薪採取の森が近畿から木曽山地になったので江戸が維持できたという。
日本の場合は今ある植生は「全て植樹」した物なので林業様々だったわけですが…
作者からの返信
@fts01さん、コメントありがとうございます。
そうなんですよねぇ。あちらの通常食って、シンプルなんですよね。お昼のお弁当なんて、林檎丸ごと一個とパンだけ放り込んで、学校へ行くらしいです。
こちらのチマチマしたお弁当を、毎日作るなんて考えられないらしいですよ。
>自家製果実酒や自家用の米と野菜を使った料理等
いいなぁ。美味しそう。お金に変えられない御馳走なんですねぇ。後、私の植物感は精々、家庭菜園止まりです。林業までは考えられませんでした。勉強になります!
色々お読みいただきありがとうございました。とても嬉しいです。
日曜の夜は@Teturo様の作品を読みたくなるのですよ。
フランスって東洋系に対する差別もあるようですから、コックさん本当にめげずに頑張ったんですね。
そして共に美味しい料理とそれを楽しめる時間を提供する店の仲間として迎えられるまでに努力し、後継者と言われるまでに見込まれる……
コックさんのような不器用でも真っ直ぐな生き方は、誰もが憧れる生き方の一つなんだと思います。
ありがとうございました。
作者からの返信
桁くとんさん、コメントありがとうございます。
どんな仕事でも、本気でやっている人は言葉が通じなくても分かりますよね。本当にやりたい仕事につける人は、なかなかいませんが、そんな人に憧れます。
週末に遊びに来ていただきありがとうございました。今週も頑張れそうです!
温かく深みのある素敵な作品でした。
書いてくださって、ありがとうございます。
作者からの返信
相ヶ瀬モネさん、コメント・レビューをありがとうございます!
私はサラリーマンですが学生時代は、コックさんになることに憧れていました。でもアルバイトしていたお店も、その他の場所もゴリゴリの体育会系で、勤めきれませんでした。
コックさんは本当に大変なお仕事です。
相ヶ瀬モネさんの所にも、遊びに行かせてくださいね。