秋に在る碧空の歌

哀しい歌を歌おう

此処から離れていく

その自由を

僕らの空は何時だって

ほんの少し曇っていて

美しい


いつも繋がっているのを

憶えているから

眼を閉じれば広がる碧空は

いつまでも続いてる


だから歌おう

優しい歌を

いつまでも変わらないこと

いつかは変わること

そんななにもかもを

それでも眼裏にある碧空を飛び

繋がっている

僕らの空は何時だって

ほんの少し曇っていて

だから雲を抜けたその先は

例えようもないほど美しい


いつまでも変わらない

哀しい歌を

いつか変わるかもしれない

優しい歌を


あなたの手のひらへ

愛を込めて。

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