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第24話 綻び」への応援コメント


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    そしてこれはもう1人の少年の物語。
    少年は2人の少女と固い絆で結ばれていた。

    少年はそのうちの1人に恋をしていたが
    今の関係を壊したくなかった。

    しかし少年は馬鹿だった。
    周りにこの関係が壊されるとは思っていなかったからだ。

    しかもその方法が普通ではなかった。
    3人の仲を引き裂くようなやり方だった。

    守りたかった関係は1人の男によって
    その悉くが破壊された。

    1人の少女の想いは無残にも踏みにじられ
    もう1人の少女はその男の言いなりの様になってしまった。

    さらにその少年の手によって
    少年と少女はクラスから孤立しようとしていた。

    しかし少年にとってこれはチャンスでもあった。
    ここまで真っ向から喧嘩を売られたのは初めてだった。

    少年を動かしたのはもう1人の少年への怒りか?
    少年の手の平の上で踊らされ、変わってしまった関係に一時は納得してしまった自分自身への怒りか?

    この結末は誰にもわからない。

    閑話休題

    お互いの集金袋を投げ合う彼らは実は似た者同士で、これも一種の同族嫌悪なのかもしれませんね。

    このやり方、駿だ。
    と、まさぽんたさんとえこさんの会話を見て、改めて思いました。
    頭から抜けきらないえこさんの物語達。
    実は世界線が同じとか妄想をすると、また違った楽しみが生まれますね。
    「グラコロ」とか…?(ぁ

    作者からの返信

    わーー今度は浩太側から書いていただけるとは!
    あいかわらず的確だし、はっとする表現に惚れ惚れします……。
    >お互いの集金袋を投げ合う
    この表現がやたらツボでした(笑)なにしてるんだろうこいつら。
    今回永原がやらかしてくれたことで、浩太は永原に仕返しする大義名分が出来た感もあるなぁと麗羽さんのコメントを読みながらふと思いました。
    本編時点だとまだ、麗羽さんのおっしゃるように、浩太は永原によって変えられた関係を受け入れて、納得していた部分もあったわけで。むしろ鈴が手に入るならこれでいいと思っていたんじゃないかなと。だから一方的に永原が悪いとも言いづらかったのが、続編でのこの仕打ちで、もう完全な被害者になれたというか。
    鋭いお言葉にドキドキでした……。
    同じ世界線妄想は私も楽しくて好きですー!笑
    以前、直紀たちの高校に永原たちが入学してくる小話とか書いたりしてました(笑)
    嬉しい感想、本当にありがとうございました!


  • 編集済

    まさに同じことをし返したこうちゃん。なんだかまだこれだけではすまなさそうな雰囲気ですね。彼の復讐はまだ終わっていないような。そんな気がします。
    永原くんの愚かさを嘲笑うように、今までそんなに彼が言われたことがないような言葉を繰り出すこうちゃん。(完全に憶測ですが)
    頭悪いのな、にやってやった!と思ったと同時に、複雑な気持ちになりました。こうちゃん、こうしてやりたかったのは分かるけど、それはそれで違う気がするよ……!
    と思ってしまう私はやはり永原派なのでしょうか……。いや、可愛げはあると言ってはいますが、そんなに永原くん擁護派ではないつもりです。が、永原くんをかばうとかではなく、こうちゃんに永原くんと同じことをして手を汚してほしくなかったな、という感じかもしれません。
    ちなみに、さすがにここらへんは覚えていたのですが、当時はそんなに永原くんと同じことしてほしくなかった、という気持ちにはならなかったんです。もっとやってやれ!とか心の中で言ってたかもしれません。
    でも、今回再読してみたら、思った以上に、こう鈴かわいそうじゃないですか!
    もっと違うやり方があったんじゃないか、と思ってしまうんですよね……。いや、闇落ちしたこうちゃんも好きです!(告白)
    まだ復讐続きそうですから、もっと落ちていくのかもしれない……でも、最後まで歩美ちゃんを応援し、こうちゃんを好きでいることを誓います!
    冷たい笑みのこうちゃんも好きです!(涙)

    作者からの返信

    頭悪いのな、は私が永原に対して思ったことだったりします(笑)
    たしかに今まであまり言われたことない言葉だったかもしれませんね。紫さんのコメントに、浩太もあえてそんな言葉を選んでいた気がしてきました。
    サイトで連載していた頃も、永原が自業自得なのは皆さん満場一致として(笑)浩太の仕返しについても、それはどうなの……ってご意見が多かったのを覚えています。
    ざまあみろ! の声が思いのほか少なかったことに、じんわりした思い出。
    >同じことをして手を汚してほしくなかった
    歩美もまさに同じことを思うんじゃないかなぁと思いました。
    そりゃああれだけのことされたのに、これだけで終わるわけないですよねー……(遠い目)
    ありがとうございます、応援してやってください……!
    嬉しい感想、本当にありがとうございました!