お前何か言った?におれの歩美がそう言ったの?で返す永原くんのチクショーさに少しだけ、こいつすげえ、と思ってしまいました。今までも散々すげえと思ってきましたが。
こうちゃんは確かに歩美ちゃんのこと分かってないこと多いかもしれないけど、永原くんよりは分かってるような。人の関係性って時間じゃないけど、永原くんはちょっと分かったうえで、そこにつけこむからなあ。
やっぱり起こってしまった修羅場にニヤニヤが止まりません。不毛な気もしますが。色々言い合ったところで、当人でないと分からないこともありますしね。
でも、歩美ちゃんが言った、永原くんがいちばん好きだよ♡は真実な気もします。計算でそういうこと言える子じゃないと思いますし。
こうちゃんのことは過去に好きだった幼なじみとしてとらえていて、本当にただ応援に行きたかっただけで、やっぱりこうちゃんのことが好き、とはならないと思いますが。
けれど、永原くんが恐れているのはそういうことじゃなくて、自分以外にも彼女を守る相手がいる、彼女には彼女の世界があって、自分だけで埋めることはできない、ということなんでしょうね。
こうちゃんは確かに、永原くんの言うことを信じて、鈴ちゃんの落ち込みぶりを見て、歩美ちゃんの本当の気持ちを知ろうとはしなかったけど。でも、今こうして彼女を守ろうとしているということは、やっぱり、恋愛とかじゃないけど、大事な人っているよな、と思わせられました。
あの時は嫌がらせ……あれも全部この永原くんなわけですが(ぶるぶる)とかもあって、お互い精神状態が普通じゃなかったことも要因かなって思います。
一度見捨てたくせに、今更出てこないでよォ!(違)と言う永原くんが本当に、こういう状態を作った人だから言えることだな、と妙にせりふに安心感。えこさんの有罪判決(?)によって、永原くんはどうなるのか……楽しみですね!(笑顔)
作者からの返信
ね、すごいでしょこいつ……(遠い目)
たしかになんとも不毛な言い合いでしたね。おっしゃるように、浩太も永原もあんまり歩美のことわかってないし。
私も歩美は計算とかできる子じゃないと思うので、とりあえず歩美の言っていることについては真実だと思います。
もともと浩太についてはあきらめ気味だったところに、鈴との交際開始でもう決定打になった感じで。今更浩太についてどうこうとはならないはずなんですけどね……
おっしゃるように、永原が恐れているのはそんなどうしようもないところで。ほんとにもう……。
永原はもう紛う事なき有罪なので(笑)お楽しみにー!
嬉しい感想、本当にありがとうございました!
「倉田はさ、俺の事が好きなんだよ(ドヤァ」
「歩美は俺の幼馴染だし(キリッ」
何だこれ。
前にも申し上げました通り、最近のラノベ業界における「幼馴染」というキーワードは前向きに捉えても良い言葉なのか、それとも呪縛にしかならない呪いの言葉なのか、えこさんの今作を読んでいると改めて考えさせられる所がありますよね。
浩太君は歩美ちゃんが傷ついてしまった時に、鈴ちゃんを選んでしまった。
親しき仲にも礼儀はあるし、選んでしまった以上、もう手を出していい問題ではないと私は思うわけです。
それが選んでしまった責任ということで…(しみじみ)
閑話休題
さて、話が脱線してしまいましたが、
歩美ちゃんって永原君と付き合ってるわけじゃないですよね?(ぁ
『卑怯系男子の汚点貶し合い大会(ぁ』
アンロマに続く、汚い男達の暴投変化球によるキャッチボール。
先にデッドボールとなるのはどちらでしょうか?
作者からの返信
ほんと、何だこれ(白目)
長くいっしょにいればいるだけ、そりゃあ絆も深まるでしょうけど、歪みも出てくるよね、と思います。>幼なじみ
個人的に幼なじみはどこか歪んだ感じに凝り固まってる関係性が好きです(笑)
おっしゃるように、選択には責任が伴うわけで。浩太が鈴を選んだことで今の関係に落ち着いた(?)ところがあるので、それに関して今になってどうこう言ってくるのは、たしかに今更感はありますよね。
>暴投変化球によるキャッチボール
あいかわらず上手いなぁ……(笑)「卑怯系男子」まさに!笑
嬉しい感想、本当にありがとうございました!