束の間の平和
前回までのあらすじ
前回までのあらすじ
獣人の国サヴァントでの仕事を終え、ライトとフィオナは王都に帰ってきた。だが最近魔物の出没数が激減。これ幸いと二人の上司であり、冒険者ギルドの責任者であるアレキサンダーは二人に休みを取って装備を整えてくるよう岩の国バクーに行くことを薦める。
当初は行くことに反対していたフィオナは温泉の魅力に勝てずバクー行きを決める。アルメリア王からスレイプニルと馬車を借りて、半年以上かかると思われた期間を二か月に短縮することに成功する。
バクー最初の町、ファロに向かう道中、野党にドワーフが襲われているのを発見。ドワーフは救えなかったが奴隷少女を保護した。
二人は少女に
これで喜怒哀楽全て揃った。フィオナは感情を全て手にした瞬間思い出した。かつて自分が人であったことを。そして恐怖した。
フィオナは人外の存在であり、死ぬことはない。だがそれは愛する者を全て失い、一人世界に取り残されるということ。
恐怖に打ち震えるフィオナを救うべく、ライトは彼女にプロポーズをする。フィオナはライトを受け入れ、夫婦になることを決めた。
二人の絆はより深まった。愛する者を護るため、ライトとフィオナは仇であるアモンの襲撃に備えるために王都に戻る。
新しい家族、チシャと共に……
登場人物紹介
ライト:本作の主人公。故郷の仇を討つため、日々努力する。アモンの襲撃に備えるため、ライトは岩の国バクーに向かう。その旅路でフィオナに結婚を申し込み、二人は夫婦になった。
フィオナが過去を思い出した中で、ライトもかつて見ていた夢を思い出す。夢の中でライトは二人の女性を愛していた。その女性がフィオナの中にいることに気付く。
好きな食べ物はラーメン。フィオナが作ってくれたインスタントラーメンを常に常備している。タバコはパイプではなく、紙巻で吸う。フィオナに見つかると怒られるので、最近はこっそり吸うようになった。
バクーではほとんど戦闘を行っていないので、ステータスはあまり上がらなかったが、ヒヒイロカネという超希少金属を手に入れ、装備を作ってもらったことで今までの倍は強くなっている。
種族:人族
年齢:24
レベル:405
HP:43579 MP:12998 STR:445612 INT:22873
能力:双剣術10 弓術10 体術9 身体強化術9 魔術1
特殊:マナの剣 マナの矢 千里眼 魔眼 理合い
付与効果:地母神の加護 地母神の祝福 黒洞(マナの矢)
状態:呪い
フィオナ:トラベラー特有の喜怒哀楽の感情の欠如が特徴であったが、ライトと旅をする中で、喜怒哀楽、全ての感情に目覚める。そして思い出した。自分が人間であった過去を。そして自分の中にいる二人の女はフィオナ自身であったことも。
フィオナは感情を取り戻したことで思考が人のそれを同じ物になった。だからこそ恐怖した。孤独に生きていかなくてはいけないことに。愛する者を失うことに。
だがライトから結婚を申し込まれたことでフィオナの心は救われた。愛するライトと共に仇であるアモンに挑む決意を新たにする。
ライトと肌を合わせる時、耳を噛むようになった。噛まれるのもお気に入りのようだ。
好きな食べ物はラーメン、パスタ、カレーライス。ライトがタバコを見つからないよう吸っているのを知っており、影からこっそり解毒魔法をかける。心配症である。
ライトにマッサージをされるのが大好き。肩凝り、腰痛持ちでもある。マッサージをされると嬌声をあげてしまい、ライトを困らせている。
変な泣き声をしている。
種族:トラベラー
年齢:???
レベル:375
HP:28901 MP:52004 STR:12809 INT:47295
能力:剣術10 槍術10 体術10 魔術10
特殊:超級魔法 神級魔法 分析 理合い
付与効果:地母神の祝福
チシャ:岩の国バクーで奴隷として生きてきた。彼女は妖精の血を継いでいる。それが故に地中に眠る鉱脈を見つける力を持っており、それを利用されていたのだ。
ドワーフ、奴隷商がチシャを狙う。だがライトとフィオナに救われチシャは次第と心を開いていく。いつしか親として二人を慕うようになる。チシャは幸せになれるのか?
好きな食べ物はカレー。
名前の由来は瞳の色から
種族:半妖
年齢:5
レベル:8
HP:89 MP:2095 STR:23 INT:1897
能力:魔術3
特殊:探索眼
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます