砂上の楼閣

人生は砂上の楼閣

全てが崩れ去ったあの日

路地裏の暗闇に消えていく君に

手をのばして追いかけた

自分の現在地なんてわからないんだ

明日目覚める保証なんてないんだ

それでも僕は君を探し続けたんだ


人生は砂上の楼閣

何度も崩れ去った日々よ

光を失った世界が暗くて怖くて

私はただ震えていたんだ

自分の存在が消えかけていたんだ

明日目覚める保証なんてないんだ

それでも誰かの呼ぶ声がしたんだ


光が届かなくても

あなたの声が聞こえる

手を繋ぐ感覚がある

それだけが(希望の光)

それだけで(希望の光)


人生は砂上の楼閣

幾度と破壊をくり返した

壊されてきた残骸だけで作った

二人だけの砂上の楼閣

僕たちはずっとここにいたんだ

私たち絶対消え去ったりしないんだ

僕が 私が 「「あなたを見ているんだ」」

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