おねショタもので気になったので一気読みしました。先に結論から言うと、リヒターは能無しと言われても仕方ないんじゃないか?ということです。
内容はあらすじの通りですが、更に読み進めて行くと、実はリヒターは天才で、魔法が使えるようになってからその隠された天性の素質が開花していきます。ここまではいいのですが、中盤辺りで「?」と感じ段々と雑に。
・リヒターが隣の部屋に居るのに両親がノコノコと敵地に行った経緯。普通に確認すれば良かったのでは?
・リヒターが1人でどうにか出来る問題ではないのにそれを自覚して居らず、周りに頼らないという最悪な選択をした事。
・先の話で、勝手に4人で押し掛け襲った上に謝罪の1つも無い精霊達。
と、思いつきで慎重さの欠片も無い行動や常識外れなキャラが目立ちます。そもそもリヒターの悩みに気付かない精霊もどうなんでしょうか……。
稚拙で掘り下げが足りない部分はありますが、内容は面白いのでサラッと読む分にはいいかもしれません。これからも頑張って下さい。