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2020年9月27日 00:19
怪盗が奪ったものは、「私」の「終わり」だったのです。夢の中で「終わった」人達に逢い、「私」も「終われた」のだと「終わり」を迎えた母に寄り添いますが、「終わり」を返してもらっただけで、子供の頃から老いるまでの「終わり」までの過程がまだ精算出来ていなかった「私」は、そこで夢から覚めてしまう。再度「終わり」に立ち会えるのは、きちんと老いて朽ち果てるまで──というのが、私の解釈でした。 きっと、作者の意図する本質とは的はずれな見解だと思います。が、こうした解釈も、あっていいのかなと思うのです。・・・私自身がこういうのも違う気がしますが。
作者からの返信
亡糸さん続けて感謝いたします。なるほど興味深い解釈です。それにその話ですと、ある意味ハッピーエンド、もしくはまさしく童話になりそうですね。何が正しくて、何が違うというのは、この作品集にはありません。ただ私は本作たちのコメント欄で、皆さまの解釈を読めることがとても楽しいです。この亡糸さんのコメントは、作者としてハッとさせられるものでした。素晴らしい解釈だと思います。ありがとうございました。
2020年9月8日 19:57
今もう一回応援ポチり直したい。研ぎ澄まされた静と生。流れる文体にユラリユラリ。ラストの終わり方の青がいいんだなー
ぽんたさんカクヨムではお久しぶりです!改めて読んでくれて嬉しいです。そして、独特な感覚で書かれたコメントですね。こちらは去年の夏に書いた私の一作目の小説です。私はノスタルジーを感じますが、なるほど静と生ですか。面白いです。いつもありがとうございます。こうして読んでくれる方がいると、書いてて良かったって思えます。
2020年6月19日 21:46
読ませて頂きました。短編て短い文章でお話をまとめるから難しいのに、このお話はとてもよく纏まっていて読みやすかったです!すごく引き込まれました!切ない……
あくさん読んでくれてありがとうございます。趣向を変えた様々なショートショートを置いていますので、今後も楽しんでいってください。コメントをいただけて嬉しいです。
怪盗が奪ったものは、「私」の「終わり」だったのです。夢の中で「終わった」人達に逢い、「私」も「終われた」のだと「終わり」を迎えた母に寄り添いますが、「終わり」を返してもらっただけで、子供の頃から老いるまでの「終わり」までの過程がまだ精算出来ていなかった「私」は、そこで夢から覚めてしまう。再度「終わり」に立ち会えるのは、きちんと老いて朽ち果てるまで──というのが、私の解釈でした。
きっと、作者の意図する本質とは的はずれな見解だと思います。が、こうした解釈も、あっていいのかなと思うのです。・・・私自身がこういうのも違う気がしますが。
作者からの返信
亡糸さん
続けて感謝いたします。
なるほど興味深い解釈です。
それにその話ですと、ある意味ハッピーエンド、もしくはまさしく童話になりそうですね。
何が正しくて、何が違うというのは、この作品集にはありません。ただ私は本作たちのコメント欄で、皆さまの解釈を読めることがとても楽しいです。
この亡糸さんのコメントは、作者としてハッとさせられるものでした。
素晴らしい解釈だと思います。
ありがとうございました。