本作の葉太先生と桜子ちゃんの関係性は、ありそうでなかった。
冒頭からお酒の瓶と赤いランドセルが同じシーンに出てくるなど大人な感じですよね🎒
不良教師ふたりが、隠れてこそこそ飲むシーンが。
い、いえ、お酒じゃなくて、カフェラテですけれど☕
葉太先生と桜子ちゃん、どちらも共に悩んでいて、じりじりします。
けれども、葉太先生にはかつて憧れた“先生”と、もうひとかた、強い味方が。
桜子ちゃんのお悩みは、なんだかもやもやする感じ。思春期乙女ハートだと、
『大人って不潔。汚いっ!』
って、思ってしまっても仕方ないのかも。
本作、最後すっきりしまーす。ピシッ。
悩める乙女にも、悩める大人にもよく効く名言がございます。
一歩間違えると、ドロドロと爛(ただ)れた物語になりそうなところを、よくここまで爽やかにまとめ上げられたものです。
感服致します💮