第4話 メジャーの誘いと初夏の夜の魔力

「妹に寝取られたんか!情けのぉて俺は涙が出るわ」


 昼間のバイトの後、EWALKのライヴを観るために俺はいつものライヴハウスに来ていた。

 ライヴ終了後、まだ目の周りに露骨に縁取りをしたままの紺野は話を聞くなり、そう一息に言った。おまけに本当に泣き真似までして見せる。


「人聞きの悪いこと言うな!」

「ほな、違うんか?」


 ぱっと顔を上げ、即座に紺野は切り返した。

 違わないから頭に来るのだ。俺は黙った。そして悪友は、ほんの少しだけ真面目な口調になる。


「けどなケンショー、俺も、お前とめぐみが長く続くとは思わへんかったで」

「何だって?」


 俺は思わず問い返していた。


「めぐみだけやない。俺が知ってるお前のヴォーカル全部そうやん。そらな、最初に惚れるのはいっつもお前やけどな、結局いつも向こうがお前に惚れて、惚れ込んで、お前を追ってしまうんや。あかんて」


 ひらひらと紺野は手を振る。


「より惚れた方が負けるんや、レンアイは」

「…」

「だからなケンショー、お前にはお前を振り回すくらいの奴でないと、同じことの繰り返しやで?」

「振り回す、ねえ…」


 ふっと俺の脳裏に、淡い色の、一面の花が浮かんだ。


「心当たりあるんか?」

「無くはないけど…」

「あれ、ケンショー来てたの?ちょうど良かった」


 店長の後ろに誰かが居るようだった。俺はその人の姿を見てぱっと立ち上がった。レコード会社の。


「んじゃ俺、向こうで着替えてくるわ」


 紺野は席を立った。レコード会社の人(確か比企さんとか言った)は店長に中に入るように勧められる。そして部屋に二人だけになった。


「この間は残念だったね。メンバーが病気?」

「…いえ、あの…」


 俺はやや言いよどむ。だが隠したところで仕方がない。


「実はヴォーカルが、いなくなったんです」

「いなくなった」

「行方が知れないんです」

「失踪か」


 はあ、と俺はあいづちを打つしかない。困ったなあ、と比企さんは眉を寄せた。スーツのポケットからマルボロを出すと、彼は火を点け、一息吸った。俺もそれにならって自分のケントMを出そうとした。


「だが逆に、面白いことになるかも知れないな」


 彼のその声に、俺は煙草を出すのを止めた。


「…何ですか?」

「いや、実は、こないだ、君達の対バン見たんだけど」


 やっぱり居たのか、と俺は思った。


「何処から言った方がいいかな…」


 彼はややまぶしそうに目を細めながら、一番いい切り口を捜しているようだった。やがて1センチほどたまった灰を灰皿にぽんぽん、と落とすと、俺の方に向き直った。


「単刀直入に聞きたいんだが、君は、今のバンドでメジャーに行きたいのかい?それとも、君が、メジャーに出たいのかい?」


 眉を寄せるのは、今度は俺の方だった。やや軽く、言葉が戦闘態勢になってしまう自分を感じる。


「それは、今のバンドでは、駄目だ、と言うことですか?」

「そういう訳じゃない」

「では、どういう意味ですか?」


 彼は再び煙草をくわえると、少し煙を含んだ。


「いや、君達の対バンのバンド、居たろう?確かS・Sと言う…」

「はい」

「商売がら、ステージを見れば、何かしらピンと来るものがあるんだ。こいつはメジャーでも大きくなれる、こいつはインディの花形止まりだ… あそこのヴォーカルは」

「カナイがどうしたんですか?」

「知り合いかい? ああ、彼は、華がある」


 俺はそれにはうなづいた。


「だから、彼と… あのバンドでは、ベースが面白いな、と思ったんだ」

「ベース」


 そう言えば、あのベーシストもまた結構若かったような気がする。

 目がカナイにばかり行っていたし、打ち上げにも出なかったので、どういう容姿だ、という記憶は殆どなかった。ただ、音に関しては、ひどく面白いな、と思ってはいた。


「で、逆に、君たちのバンドは、君と、ドラムが突出してる」

「光栄ですね」


 言葉に皮肉が混じるのは仕方がない。


「つまり、うちのギターとドラム、向こうのヴォーカルとベースを合わせたらどうか、ということですか?」

「ふっと浮かんだんだよ。バランスとしては悪くない。もちろん君達のバンド全体、でもいいと思ったのは事実だよ?だがヴォーカルが失踪したというなら」

「まだ決まってません」

「そう、まだ、だ。だが、可能性の一つとして考えてくれないか、ということなんだ」


 はあ、と俺は力の抜けた返事をする。


「向こうのギターは、駄目なんですか?」

「駄目と言う訳じゃないんだ。上手いことは上手い。テクニック的にはね。だけど」

「華がない」

「そういうことだ。君も感じなかったかい? 一曲だけ違和感のある曲」


 うなづく。確かにそうだ。あの曲だけが、奴の一番いい声を引き出していたような気がした。


「あの曲だけは、カナイが作ったんだと言ってました」

「だろうね。僕もそう思った。あの曲だけが色鮮やかなんだ。他の曲も悪くはない。悪くはないが、それだけなんだ」

「ヴォーカルを生かすことができない」

「そう。それって、ひどくもったいないと思わないか?」


 俺はうなづく。

 思う。ものすごく、思うのだ。

 嫌になる程、比企さんの言うことは、理解できた。嫌になる程だ。認めたくないが、俺もそう思っていたこと、という奴をこれでもかとばかりに彼は並べ立ててくれる。


「彼らにも、その話はするんですか?」

「まあたぶんね。多少は迷っているが」


 彼は煙草を灰皿に押し付けた。


「今僕が見つけて援助できる、いい事務所に紹介できるバンドは、一つなんだ。とりあえず僕には その程度の権限しかない。で、君達を注意深く見ていた」

「ところが、彼らも見てしまった」

「そう。どちらも捨てがたい。はっきり言えば、君なら、彼の持っている華に匹敵できると考えてる。僕は僕で、君達を前に押し出す努力をしようという気になれる」

「…」


 ふう、と俺はため息をついた。

 混乱、とまでは言わないが、考えなくてはならない重要な情報、という奴が、一気に頭の中に飛び込んできたので、まだどれが一番大切で、どれがそうでないのか、その整頓ができていないという状態なのだ。


「しばらく考えさせて下さい」

「そうだね。その方がいいと思う。でも僕は、君に関しては、君が、メジャーに行きたいのだと思っていたけど?」


 俺は息を呑んだ。そう見えるのか。


「そう見えましたか?」

「直感だよ」


 彼はふっと笑った。目尻にシワができるところは、三十代も半ば過ぎてるな、と俺は思った。


「一つ聞いてもいいですか?」


 何、と彼は返した。


「めぐみは――― うちのヴォーカルは、比企さんの目から見て、どうだったんですか?」

「そうだな…」


 天井を見、髪をかき回し、どう言っていいのか、S・Sのギタリストの形容以上に迷っているように見える。


「いい感じだと思ったよ。うん。嘘じゃない。ただ、ひどく不安定な感じを覚えたんだ」

「不安定?」

「だからその不安定さがいい感じで出ていたから、これまで良かったんだろうけど――― 失踪か。そういうふうに出るタイプだとしたら、メジャーは辛いだろうと思う」


 かもしれない。俺は黙ってうなづいていた。決して綺麗な世界ではないのだ。


「じゃあ、彼は――― カナイは大丈夫だと?」

「勘だけどね」


 そしてそれに関しても、嫌になるくらい俺はうなづけたのだ。



「辞める?」


 中山が言い出したのは、その二日後だった。


「もしかして俺の耳がおかしくなったのかも知れないから、もう一度言ってくれないか?」

「何度でも言うよ。バンド辞める」


 ちょっと待てよ、と小津は座っていた茶店の椅子を立ちかけたが、俺はそれを右手で制した。

 中山はひどくさっぱりとした口調で話していた。そこに何かの未練だのの湿った感じがまとわりついていればともかく、そこには何もなかった。乾いた事実だけが、彼の口からは流れ出ていた。


「何で?」

「正直言えば、怖じ気付いたんだ」

「怖じ気付いた」

「俺は、メジャーで大丈夫か、ってことだよ」

「そんなこと、やってみなければ判らないだろ?」

「ケンショーはそうかも知れないけどさ、俺は違うんだ。憶病なんだ。確かにベースは好きだよ? こうやって、お前らとやってくのも好きだよ?だけど、それだけで毎日を暮らしてくことを考えたら… 怖くなったんだ」


 俺は眉を寄せた。アイスコーヒーの中に入った氷が、からん、と音を立てた。ゆっくりと、溶け出して、黒い液を次第に薄めていく。


「俺は、ベースを弾くのが好きなんだ。好きじゃなかったら、今までやって来なかったよ。だけど、それは、ベースで食っていた訳じゃなかったからじゃないか、って思う――― 思ったんだ」

「ベースは――― 音楽は、お前にとって、ただの趣味だった?」

「それは判らない。だって今だって俺は、お前らと演奏する、そのこと自体はすごく好きなんだから。だけど、もしそれが『仕事』になってしまった時、俺は、これまでみたいにベースを好きでいられるかどうか――― 自信がない」


 ふう、と俺はため息をついた。


「仕方ないな」


 そう言うしか、俺にはできなかった。



「結局また俺達だけだよな」


 バスを待ちながら小津は言った。奴のバイト先は、集まることの多い所からはバスで二十分くらいかかるところらしい。

 俺は俺で、夕方のバイトのために、別の方向へ行かなくてはならなかったのだが、奇妙な勢いで、二人とも話したくなっていたらしい。確認のようなものだ。自分のやっていることは正しいのか、そうでないのか。


「お前はいいんか? オズ」

「俺?」


 ファンの女の子からはジャニーズ顔と言われる、やや子供っぽいが整った顔が、不敵に笑う。


「俺は大丈夫よ。逆に、ドラムが叩けなくなることを考える方が怖いね。特にドラムってのは、そういうもんだからさ」


 そうだな、と俺はうなづいた。極端な話、ギターやベースというものは、一人で、部屋の中で楽しむことも不可能ではない。

 だけどドラムは別だ。楽器を練習する、そのことだけでもこの狭い住宅事情では、充分にリスクがある楽器なのだ。


「俺はさ、ケンショー、ドラムが好きなんであって、それで食えれば、本当に恩の字の人なのよ。何だっていい。何とかなると思わない? 特にほら、日本ってさ、いいドラマー人口少ないじゃん。何かしら食えるとは思うのよ。そういうのは俺、全然怖くないから」

「そうだよな。それは俺も同じだよ」

「だろ?」


 ギターで食えるのなら――― もちろんバンドで食えれば最高なのだが、極端な話、何でもいいのだ。スタジオ・ミュージシャンだろうが、カラオケの下請けギタリストだろうが、何でも。

 普通の、毎日を拘束される仕事について、その時間が取れなくなる方が俺はよっぽど怖い。


「ケンショーはなんで、ギターで食ってきたいと思ったの?」

「俺? 他に好きなものがなかったから」


 あはははは、と小津は笑った。


「だったら俺と同じだ」


 そう、他にしたいことなど本当になかった。頭が悪い訳じゃあないらしいが、勉強に関心はなかったし、近眼も相まって、興味のないことに目を向けないくせが昔からあった。

 学校の勉強というのは、できなければできないで、悪いことはどんどん雪だるま式に膨れ上がるのだ。

 知識はない訳じゃあない。興味のあることには妙に詳しかった。ただ勉強にその興味が向けられなかっただけだ。音楽だってそうだ。学校の授業で習う音楽はつまらなかった。

 このままずっと、つまらないままで大人になるのか、と思うと目の前が真っ暗になりそうだった。妹が妙に世間一般で言う優秀なだけに、俺は。

 妹は嫌いじゃない。彼女も俺を嫌いではないだろう。だが、嫌いでないだけに、当時俺達は息の詰まる思いをしたものだ。

 そんな時に、ギターに出会ったのだ。正確に言えば、歪んだ音のギターの入った音楽に。

 その音は、それまでぼけた視界の中で何処にも行けずにいた俺の横っ面をひっぱたいた。

 こんなのもありか、と思った。こんなことをしてもいいのか、と思った。そして、こんなことをするにはどうすればいいのか、と思った。生まれて初めて思ったのだ。

 だから、反対されまくっている家を出るのにもためらいはなかった。

 それが正しいか正しくないかなんて、俺には判らなかった。今でも判らない。きっとこれからも判らないと思う。

 バス停のランプが点滅した。ああもう来るな、と小津はつぶやいた。



 バイトが終わって帰ると、既に十時を回っていた。何処かからみかんの花の香りが漂ってくる。もうそういう季節なんだな、と俺は思った。

 郷里では、季節季節で必ず漂ってくる香りというものがあった。

 春には梅、初夏にはみかん、もう少し経つと、何だか判らないが、椰子の木の仲間のような大きな木についた細かい花。そして秋にはキンモクセイが。

 風があまりない初夏の夜は、疲れた身体をすぐさま眠りに誘い込んでしまう。だけど部屋にたどりつくまではそうはいかない。辺りに誰も居る訳でない。俺は道で眠るのはごめんだった。

 アパートの階段を登り切ったら、取り替えの必要な蛍光灯が落ちつきの無い光をまき散らしていた。大家がさぼってるな、と思いながら、自分の部屋に近付いていく。

 と。


「…」


 高校生が、座り込んでいた。

 ダークグリーンのブレザー。グレイのズボンはそのまま地べたに座り込んだら汚れるんじゃないか? だけどカナイはそこに居た。俺は居るはずのないものを見た時の正しい反応を返した。


「お前そこで何してんの?」

「あ、ケンショーさん、お帰り」

「お帰りじゃねえよ… こんな時間に何してんだ」

「待ってたんだ、あんたを」


 俺を? と自分を指すと、彼はうん、とうなづいた。俺よりは小さいが、めぐみのような外見とは縁のなさそうな姿なのに、妙に子供めいて、可愛い。

 まあ入れ、と俺は鍵を開けた。


「昨日、ミナトが集合かけるから、何だと思ったら、PHONOの比企さんが来たんです」


 カナイはそう切り出した。素早い行動だ、と俺は思う。


「で?」

「知ってるんでしょ?」

「俺は、俺の聞いたことは知ってるけれど、お前の聞いたことは知らないぞ。お前は何を聞いたんだ?」


 ポケットからケントMを出すと、俺は火を点けた。


「吸うか?」


 彼は首を横に振った。


「俺、真面目なんですよ」


 そう言えばそういうことを言っていたな、と思い出した。


「同じ話をケンショーさんにもした、と聞きました。比企さん、ウチとRINGERをくっつけて メジャーデビューさせたがってるんでしょ?」

「まあそんなところだ」

「それで、賛成したんですか?」

「賛成はしてないが…」

「じゃあ反対なんですか?」


 俺は煙草を灰皿に押し付け、目を細めた。正面に座る奴の顔がやや鮮明になる。


「反対でもない」

「どっちなんですか!」


 ばん、とテーブルに手をついて、奴はぐい、と身を乗り出してくる。真っ直ぐ、形のいい目が俺を見据えた。


「どっちだったら、お前はいいんだ?」

「どっちって…」

「結果的には、そうなった。俺の意見を言ってやろうか?俺は、メジャーへ行きたいんだ」

「それは、バンド仲間を切っても、ということですか?」

「そうだ」

「どうしてそんなこと言えるんですか?」


 どうして?

 俺は初めてその時彼に怒りを覚えた。

 無論後で冷静になって考えれば、そういうのも仕方がない。もし俺が十八歳で、初めて組んだバンドが、調子良かったら。

 そうだったら、例えバンドの誰かが多少腕が劣ったとしても、華の足りない奴であったにしろ、チャンスが巡ってきたからと言って切るなんてことは考えないだろう。この目の前に居る奴のように、そういうことを考える年長の奴に、くってかかったろう。当然だ。

 そして冷静な俺だったらきっと、子供の言うことだ、と上手く言い諭す方法も見つけたかもしれない。

 だがあいにく、俺はこの時、決して上機嫌ではなかった。美咲や中山の言ったことが、バイト中もぐるぐる頭の中を回っていた。

 判っていたはずだ。自分が結局音楽にしか興味の持てないひどい奴ということは。でもそれは、結局「知ってる」だけで、「判って」いることではなかったのだ。


「お前は何も判っちゃいないんだよ!」


 思わず俺は怒鳴っていた。目の前の奴が息を呑む気配がする。疲れと苛立ちと、ついでに睡魔まで襲ってきていた。こうなってくると、自分が言っている言葉に責任が持てなくなる。

 だが高校生はまだ元気だった。


「何が判ってないんですか! おかげでうちは、今分裂の危機ですよ!」

「そんなことで分裂するようだったら、すればいいさ」

「ケンショーさん!」

「食うことに困らない奴が何言えるって言うんだ?!」


 それを言うのは反則だ、と言ってから俺は思った。少なくとも、俺は、言うべきではなかったのだ。


「…!」


 奴は息を呑んだ。そして次の瞬間、我慢の怒りの糸が切れたのか、差し向かっていたテーブルを越えて殴り掛かってきた。


「何すんだが!」

「あんたがそんな人だとは思わなかったよ!」


 とっさに俺はテーブルを横に倒した。乗っていた煙草と灰皿がひっくり返る。

 開いた窓から、みかんの花の香りが漂ってくる。頭に眠気が回る。


「あいにく俺は俺だ。他の誰でもない。お前が思おうと思わなくとも」

「…!」


 そんなことどうでもいいのだ、と言いたげな顔で、彼は再び俺に殴り掛かってくる。身体ごとぶつける勢い。だが、所詮は経験値が足りない。

 向かってくる奴の右手を左手で掴む。あいにく俺は様々なバイトのせいか、結構力は強いのだ。少なくとも、カナイよりは充分に強い。腕の太さ一つ比べても判る。ブレザーを取ってシャツだけになった彼の身体は、俺に比べてずいぶんとすんなりしている。

 ぎ、と歯ぎしりの音が聞こえそうなくらいにカナイは力を込めているが、それでも掴んでいる俺から自分を開放することができない。

 ひどく素直に、顔には悔しいという表情が浮かんでいる。ひどく素直だ。素直すぎて、腹立たしくなりそうだ。


 苛立ちが、疲れが、睡魔が、香りが。


 歯を食いしばって俺を見ている奴を、ふと引きずり下ろしてやりたい衝動にかられた。

 引きずり下ろした時、どんな声が、聞けるだろう?

 俺は力を込め、掴んでいた手の向きを変えた。

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