えくすとら

???

撫子『……、え? この先の事も書けって? うん、書くよ、後日談でしょ?』


撫子『え、違う? ――『打ち上げの後の事』?』


撫子『いやいや……もうエピローグでいいじゃん。エンディングでいいじゃん。このまま終わろうよ、ほのぼの日常系のままで』


撫子『君さぁ、こういう萌え系作品にシリアス展開は御法度なんだよ? 脳を停止させて楽しんでるユーザーに袋叩きにあうよ? レビュー星一個になるよ?』


 撫子『『関係無い』って……もしも『あの時の事』をそっくりそのままゲームで描写しちゃったら、今まで僕と君が築いてきたイメージを地に落とすよ? いや、元々ユーザーの評価は録でも無かったろうけど、少なくとも『好意的』だった筈だ。それが百八〇度逆になるよ? そういう展開が嫌いじゃないユーザーも居るだろうけど、イメージの修復不可だよ?』


撫子『……はいはい、関係ない、ね。なら良いさ、書いてやるよ。ただし、『このルート』のプレイは裏技扱いにするからね。条件通りで進まないと遊べなくするからね』


撫子『……全く。まさか隠しルートを二つも書くとは思わなかった。え? 何の話かって?


こっちの話だよ』

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