応援コメント

腫れた頬で見る夢」への応援コメント

  • なるほど、と思ったのは、小説は文章を読むわけだから、読み手が積極的(能動的)に関わろうとして成り立つのだな、ということでした。最も単純な話、分からない単語が出てきたら調べるとか。関赤兎のスピーチを緊張しながら読みました。その「プリミティブな衝撃」を与えられた、睦美と舞子のそれぞれの反応が、二人の会話に端的にあらわれていて、希望にあふれる、いっそ清々しいラストのように感じました。この物語を読んだ人間も、その希望に感化されるような。そのくらいのインパクトを感じました。

    作者からの返信

    @sakamonoさん

     この作品を書くとき、リスキーな、だけど伝えたいもの、を飛び降りるつもりで書いていったことを記憶しています。「プリミティブな衝撃」が@sakamonoさんにも行ったように、コメントから感じます。今日コメントを頂いて、自分でも読み返して、そう言う衝撃が小説の一つの解なのではないかと、何年か越しに再認識しました。ありがとうございます。

     読んで頂き、ありがとうございます。

    真花

  • 真花さん

     レビューに対するメッセージありがとうございました。
     
     「腫れた頬で見る夢」楽しませていただきました。
     レビューで私的な事を書くのは無粋と思い控えさせていただきましたが、「腫れた頬で見る夢」から受けたビンタ、私の頬にもスマッシュヒットしております(笑)
     私は発表もせずにビンタ系の作品ばかり書いていたのですが、最近「ブタの餌」にも興味が出てきた矢先でのビンタです。
     おかげで「ビンタも、『ブタの餌』も両方とも書いてみよう!」と決意が固まり執筆に対してワクワクし始めています。

     素晴らしい作品ありがとうございました。

    作者からの返信

    D・Ghost worksさん

     スマッシュヒットは嬉しいです。何より創作に決意とワクワクが生まれたと言うのは、堪りません。
     ビンタとブタのエサ、両方に素晴らしい作品が生まれることを期待しています。

    真花
     

  • この作品に、ビンタされました(笑)
    大勢の人に受け入れられ、娯楽的に「消費」されていく作品が多い現代文学に対する皮肉の効いた風刺ですね。
    個人的な感想で恐縮ですが、私はやっぱり「深さ」を求めたい。どれだけ多くの人に拒絶されても、誰かの心の奥深く、一番底まで刺さって抜けないような作品を書ける作家でありたい、と思わされました。

    作者からの返信

    國枝 藍さん

     ビンタが届いて嬉しいです。
     衝撃が届いたとして、それが相手にどのような形のものを生むのかをコントロールするのは困難だと考えています。それでも狙って打つのですが、國枝さんのコメントには私が中心に据えていたものと、同じようなものを感じそして決意されたと言うことが滲み出ていて、ビンタの成功だけでなく、同じように作品のことを考えている人が、居る、と言う事実に、私が撃ち抜かれています。嬉しい。
     ビンタな作品を今後書いていく、がんばります。
     
     近況ノートが開設されていなかったので、レビューコメントへのお礼もここに併せてさせて頂きます。ありがとうございます。

    真花

  • 書かれてしまったものがどう受け止められて、あるいは消費されるか。書き手にできるのは、あとは願うことだけだと思うのですが、一回こういう挑戦的なことも口走ってみたいな、と思うこともありますね。

    作者からの返信

    天野橋立さん

     願うだけ。そうですよね、一度放たれてしまえばもう作品は書き手から独立した、別のもの、になってしまう。それは宿命のように思います。
     果たして私の作品はビンタになれたのか。なれるのか。
     願うだけです。

     関のようなことを口走ってみたいと思われることもあるとのこと、やはり書き手は消費ではない形で作品が届くのを願ってるのだ、と、心強く思います。

    真花

  • 打たれました。頬が痛い。
    真花様の作品は毎回暫く引きずります。
    いえ、いい意味でですからね!

    作者からの返信

    N岡さん

     ビンタが届いて、すごく嬉しいです。
     今回ばかりは空振り覚悟でした。
     引きずって貰うことが喜び、って字面だけ見ると奇妙ですけど、いい意味でです。

    真花