第20話 テスト期間がゆえに女子5人と勉強会をすることになった。DAY1
ここ、黒川家。
今日は女子3人と俺の計4人で勉強会となっている。
今日の授業は4時間目までで昼食を食べ下校。
自主学習に専念しろという学校側の意図だ。
がちゃ。
「ただいまー。」
「「お、お邪魔しまーす・・・」」
「ただいま!」
「おいふみ。なんでお前もただいまなんだよ。」
ここは黒川家だ。赤海家は隣。
「いいじゃんいいじゃん。何回来てると思ってるの?もう我が家みたいなものじゃん。」
「ふみ。どういうこと。何回来てるの?」
「うーん。多い時は週に5回、いや毎日来てるかなぁ・・・。休みの日はほぼ100%来てるよ!」
その通りである。こいつは何か暇なたびに俺の部屋に入ってきて、マンガを読み、くつろいで、時には昼食や夕食を共にする。
小さいころからなので、今更なんとも思わない。
もはや日課となっているのだ。
「そ、そんなに・・・!なら、駿くん、私、明日も来ていい?」
「え、なんで?」
「なんでって・・・。一人じゃ集中できないから、一緒に勉強したいなって・・・」
「く、くるみも!くるみも明日も来たいです・・・!」
「そういうことか。別にいいぞ。」
「あ、ありがとう・・・」
「ありがとうございます!」
こんな美女たちからお願いされて断れるわけもない。
「わかってると思うけど、私も明日行くからね?」
「わかってるよ。逆に来なかったら心配になる。」
ふみはテスト期間中は、俺の家に来てテスト勉強をしている。
1度、ふみが風邪で来れない日があったが、それに違和感を感じるほどに慣れてしまった。というより、それが俺の日常、当たり前になっているのだ。
「え?それって、駿も来てほしいってこと・・・?」
このふみが来ないときの理由は風邪以外にない。風邪をひいて、病み上がりの状態のふみと戦っても面白くない。
何より、こいつは風邪を引くとなぜか機嫌がものすごく悪くなる。機嫌の悪いふみはすごく怖い。
「ああ、(風邪を引かずに)来てほしいよ。(機嫌悪いお前、怖いから嫌なんだよ)」
「へ、へえー、そうなんだ・・・。来てほしいんだ。」
「二人とも何コソコソ話してるの?」
陽花里に睨まれる。陽花里の悪口を言ってるんだと思ったんだろうか。
そんなわけないのに。
「別になんでもないぞ。てか、いつまで玄関にいるんだよ。上がろうぜ。」
「そうそう、遠慮しないで上がって!」
「ここはふみの家じゃない。駿くん、改めておじゃまします。」
「おじゃましまーす!」
二人とも礼儀正しいんだな。
感心しているとリビングから綾音が飛び出してきた。
「はいはーい!お邪魔されました!皆様いらっしゃいー!」
「「お、お邪魔します。」」
「ああ、綾音。もう帰ってたのか。今日、客間使うぞ。」
「あ、今日私の友達も来るから一緒にしていい?邪魔しないから。」
このうるさいやつの友達とは心配だが、綾音はこういうことはしっかり守ってくれる。
「了解。」
「ありがとーお兄ちゃん。で、さっきの会話ちょっと盗み聞きしちゃったんですけど・・・」
「さっきの会話?」
「うん。ふみちゃんたちが明日も来るってやつ。いちいち帰るのめんどくさくない?」
(くるみん!くるみんならこの意図分かってくれるよね!)
「はっ!確かにー、くるみの家、ここから結構遠いんですよねぇ。自転車でも30分くらいかかっちゃいます。あぁー遠いなぁ。」
(伝わったよ!あやねんの想い!!)
玖瑠未がやけに俺を見てくる。
敏感な俺がこのサイン、見逃すはずがない。
「玖瑠未。」
「ひゃい!」
(駿先輩、凄い真剣な目してる・・・!もしかして誘われ・・・)
「俺が送り迎えしてやるから、安心しろ。こう見えても毎日筋トレをしてるんだ。往復1時間くらいなら余裕だ。」
敏感な俺は見逃さない。これは送り迎えされたいアピールだ。
よくラノベでもある・・・、いや、そこまでないか・・・?
まあ、どっちでもいいや。
「そ、そっちかーい!!!まあ、それはそれで魅力的ですけど・・・」
(ヘルプ!あやねんヘルプ!)
(おっけー、任せてくるみん!)
「ああ、お兄ちゃんの自転車、昨日うっかり売っちゃったんだよねー・・・」
「え、なに?うっかり自転車売る人見たことないぞ。多分この世でお前だけだぞ。」
(くるみん!これでどや!)
(いやいやあやねん!嘘下手すぎるよ!もう少し現実的なこと言わないと!!そんなのいくら駿先輩でも・・・)
「まあ、それなら仕方ないな。妹を信じるのが兄の務めだ。」
(信じちゃうの!?!?どんだけシスコンなんですか!!)
「おい、玖瑠未。今、俺のことシスコンとか思っただろ。」
「な、なんのことやら・・・」
(鋭っ!こういうのだけはホント敏感!)
「まあそういうわけだからさ、お兄ちゃん。今晩はくるみんに泊まってもらえばいいじゃん!」
「ああ、そうだな―――って、は?」
「ありがとうございます!駿先輩!今日はお世話になります!」
・・・。え?
「「「えええええええええええええええええええ!!!!」」」
しまったぁぁ!!妹の言うことには何でも頷いてしまう癖が!!!
「駿!私も!私も泊まるから!」
「わ、私も・・・!」
「いや、でも、お前ら家近いじゃん・・・」
「家の近さとか関係ないから!やっぱほら、玖瑠未一人じゃ心配だし・・・?」
「そ、そうだよ!というか玖瑠未は良くて私たちはダメなの・・・?」
確かに玖瑠未はOKでこの二人はNOとかこの二人には悪いし、まるで俺が玖瑠未を狙ってるみたいだ。
「わ、わかったよ・・・!」
「やった!ありがと駿!」
「私からもありがと・・・」
「じゃあ、決まりだね!今日は男1人、女5人でお泊り勉強会だー!!」
「「「おおーーーーー!!」」」
(くるみんはこの3人の中では一番敏感だから、くるみんに意図を知らせれば、それを読み取って乗ってくれる。お兄ちゃんはわたしの言うことならなんでも信じてくれるし、肯定してくれるから、話の流れで頼めば何も考えずに肯定してくれて、くるみんお泊り決定。それに異を唱えようとふみちゃんと白谷先輩は絶対に乗ってくるだろうし、お兄ちゃんは実は優しいから、この二人はダメだなんて言わない。よってみんなお泊り決定。こうも上手くいくとはね♬)
「お、おぉ・・・って女子5人?見たところ4人しかいないが・・・」
ふみに陽花里に玖瑠未に綾音。
ないこいつ幽霊とか見えんの?
「別に幽霊は見えてないよ。もう一人はね・・・」
心を読みやがった・・・!?
ま、まあ、偶然だろうな・・・。
ガチャ。
「おじゃましま・・・、って、え?何であんたがここにいるのよ?え、もしかして綾音のストーカー?」
「え、いちご・・・?」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「こんにちは。青山いちごと申します。綾音とは同じクラスで一番仲が良いんです。今日はよろしくお願いします。」
「いちごちゃんかー!かわいい名前だね!私は赤海ふみ!わからないことがあったら言ってね。答えられる範囲なら教えられるから!」
「ふみ先輩。よろしくおねがいします。」
コミュ力高めのふみはこういう時、凄く頼りになる。
「くる、じゃなくて、私は黄山玖瑠未と申します・・・。よろしくおねがいします。」
玖瑠未の様子が変だ。この前、綾音と初めて会ったときみたいな、どこか遠慮した態度。
「お兄ちゃん・・・」
綾音が小声でポツリ。
これは、妹から敏感な俺へののサインだ。
そうか、なるほどな。
そう、玖瑠未は極度の人見知りなんだ!!
ここでフォローしてあげなければいけないな。
「いちご。こいつ、ホントはもっと明るくてあざとくて、なんというかもっとはっちゃけたやつなんだ。緊張してるっぽいから、口数少ないかもだけど、仲良くしてやってくれよ。」
「ちょ、ちょっと、駿先輩!くるみのことあざといとか思ってたんですか!?もう先輩なんて知らなーい!ばーか。」
ぷくーっと玖瑠未がほほを膨らます。
「ほらな。あざといだろ。」
「あ!先輩ハメましたね!!」
「別にそれくらい知ってるわよ?綾音と一緒にいるとこ何回か見てるから。元気な子だなー、仲良くなりたいなーって思ってたの。だから、良ければ友達にならない?」
なんだ。俺のフォロー、いらなかったな。
「え!?な、仲良く・・・。う、うん。じゃあ、あの、よろしく・・・」
「よろしくね。」
次は陽花里か。
陽花里も消極的だから、ちゃんとフォローしてやらないと。
「わ、私は白谷陽花里、です。」
「陽花里はな・・・」
「知ってます。」
え?知ってる?知り合いなのか?
「え・・・、何で私のこと知ってるの?前会ったとか・・・?」
その割には陽花里のやつかなり戸惑ってる。
「いえ、違います。ただのファンです。」
「「「「ファン?!?!」」」」
「はい。私は白谷陽花里さんのファンでこの学校に来たのも、陽花里さんに憧れてのことですから。」
いちごが陽花里のファン??
「ファンってどういうことだ?陽花里、実はアイドルだった!とか・・・?」
陽花里の容姿なら十分にアイドルはやっていけそうだ。
「確かに陽花里さんは可愛いけど、アイドルじゃないわ。てか、あんた陽花里さんの凄さ知らないの?」
「すごさ?可愛いのはすごさか?それなら百も承知だ。陽花里はかなりかわいい。」
「ちょ、しゅ、駿くん・・・!!」
ぎゅうううううううう!!
ふみに思いっきり二の腕をつねられる。
「痛たたたたたたたたたたた!!!!」
「あら、ごめんね。虫がいた気がして。」
「くるみにも見えましたよ!虫さんどっか行っちゃったみたいでけど。」
「陽花里さんが可愛いなんて基本すぎるわよ。ホントに知らないのね。じゃあ教えてあげるわ。陽花里さんはね、すごく頭が良いのよ。」
それは知らなかった。初耳だ。
「陽花里、頭良かったのか。」
「いいなんてレベルじゃないわ。陽花里さんは天才よ。これまでの定期試験の順位はすべて1位。全国模試で1位を取った経験も少なくないし、毎回、必ず1教科は全国1位を取ってるのよ。」
「す、すげえ・・・。そんな頭良かったんだな陽花里・・・」
「駿、知らなかったの?私は知ってたよ。てか、結構有名だよ?」
「くるみは知らなかったですよ!なんなんですか白谷先輩は!おっぱい大きいくせに学力まで望むんですか!」
「ちょ、玖瑠未・・・!駿くんの前でそんな、おっ・・・、胸の話なんて・・・!」
ヒカリ、ムネ、オオキイ。
ぎゅうううううう!!
今度はふみと逆方向の腕をつねられる。
「だから痛いって!!」
「ちょっとあんた、何陽花里さんのこと変な目で見てるの?ホントにキモイんだけど。陽花里さんを汚すな。」
見てなかったといえば嘘になる。
「というか白谷先輩。そんな賢いのに、くるみたちと勉強会なんていいんですか?なんかくるみたちお邪魔なっちゃいそうです。特にくるみとか。」
「全然邪魔じゃない。むしろ、いて欲しい。」
「そういえば玖瑠未は学年順位何位なんだ?」
「学力判断テスト半分くらいでした。可もなく不可もなくというかんじで。」
高校入試の問題では県統一のため、易しすぎる問題や選択問題も混ざっている。
そのためうちの高校では、運を排除した本当の実力、発展能力を判断するテストが実施される。問題のレベルはすべて標準以上、ほとんど応用問題のすべて記述式で構成されている。それが学力診断テスト。
これは入学式の1週間前に受けさせられる。クラス分けの基準になるらしい。
「なんだ、もっと低いかと思ってた。」
「なんでそんなこと言うんですか!くるみバカっぽく見えます?!」
「ああ、見える。」
「ひどっ!先輩の1年の時よりいい順位取っちゃうもんねー!」
「なら俺に負けないように頑張れよ。いちごは賢そうだな。」
「そうね。私はそのテスト、1位だったわ。」
「い、1位!?お前もなかなかやるんだな・・・」
「陽花里さんには及ばないわよ。私は合計490点。でも陽花里さんは500点満点だったのよ。」
「満点!?陽花里すげぇ・・・。憧れるなぁ・・・」
確か平均点は250点くらいで、俺も300点くらいだった。
満点取れる奴いるんだ・・・。
「べ、別にそんなこと・・・。駿くん、褒めすぎ・・・」
(一人だったから、ほかにすることなかったからだし・・・。そもそも勉強は嫌いなんだよね・・・)
凄いしか言ってないのだが、あまり褒められることに慣れていないんだろう。
「まあそれなら、問題児は一人だけのようだな。」
「お、お兄ちゃん・・・?それってやっぱり・・・」
「お前しかいねえだろ。妹よ。」
「あはは。ですよねぇ。」
「あれ、綾音頭良かったじゃん。」
ふみは中学の時までの学力しか知らない。
中学の時ことは優秀だったが、高校入試が終わったのを境に一気に気が抜け、自主学習どころか宿題さえもあまりしなくなった。
「この前の学力診断テスト、何位だった?」
「さ、3位だよ・・・」
「え!あやねんすごい!!頭いい!!」
3位。まあ嘘ではない、が。
「どっちから数えてだ?」
「ぐっ・・・。し、下です・・・」
「え!あやねんやばい!!頭悪い!!」
「だ、だって~、勉強楽しくないんだもん~」
そうこいつは学力診断テストで下から3位を取ったのである。
高校入試の点数はかなり優秀で、トップ10に入るほどだった。
しかし、あ、高校でも私賢いんだと天狗になった結果がこれだ。
「てか、勉強楽しいって思える子とかいるの?ねえ、いちご。」
「何言ってんの綾音。勉強ほど楽しいこと、あるわけないじゃん!」
目がキラキラしてる。よっぽど勉強が好きらしい。
「え!?馬鹿だよいちご!賢いけど馬鹿!」
「ワースト3に言われたくないわよ。」
「うげっ・・・。は、白谷先輩は・・・?」
かなり刺さったようだ。
「私は・・・」
『陽花里すげぇ・・・。憧れるなぁ・・・』
「私も、好き。」
「白谷先輩も敵だぁぁ!!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
あたりもすっかり暗くなってただいま午後11時半。
夕食、入浴を済ませ、6時間ほど勉強を頑張った。
「あ、そうだ駿。おばさんたちはまだ帰ってこないの?」
「ん?ああ、確かに遅いな。いつもならもう帰ってきて・・・」
テレレン。
LIONだ。母か?父か?
黒川家(4)
母<今日は父とどっかで時間潰すから、駿、ごゆっくりね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
父<お前も盛んだなぁ。無理してしすぎるなよ。
この馬鹿親あああああああああ!!
俺が言ったいナニすると思ってんだ!
「綾音、お前LION・・・」
「うん、見たよ・・・。お兄ちゃんなんというか、ファイト・・・」
「おばさん?それともおじさん?なんか来てた?」
「あ、ああ、今日は、夜勤で帰らないらしいぞ・・・」
「そうなんだ。久々に会いたかったなぁ。」
「久々って1週間前に会っただろ。」
「3日に1回は会わないと!おばさんたちって第二の親って感じだし。」
確かに、俺もふみの親は第二の親のような存在だ。
まるで自分の子供のように優しくしてくれて、叱ってくれたりする。
ふみも同様の感情を持ってるのだろう。
うとうと。
今にも寝てしまいそうな子が一人。
「陽花里?眠いのか?」
「ひゃっ!しゅ、駿くん・・・、おき、てる、よ・・・。ぐぅ・・・」
どうやら限界らしい。
それも無理もない。俺たちの質問攻めにあっていたんだから。
少し無理をさせすぎてしまったな。反省しよう。
「じゃあ、俺たちも消灯するか。」
ふみはすぐに反応してくれる。というか、もう勉強したくないんだろう。
「そうだね。もうくたくただよ・・・」
「くるみもかなりくたくたです・・・。夜は強いんですが、もう結構眠いです。」
みんなほぼ休憩なしで勉強してたんだ。疲れて当然だ。
実際、俺もかなり眠い。
「じゃあ、ふみと陽花里と玖瑠未はここで寝てくれ。いちごはここでもいいし、綾音の部屋でもいいし。」
この広さなら4人でも十分に寝られる。
「ちょっと待ったお兄ちゃん!!」
「なんだ?」
いきなり大きな声を出す綾音。
「なんのためのお泊り会だと思ってるの!」
「なんでって勉強するためだろ。」
「それもそうだけど、また違ったお楽しみがあるじゃんかー!」
「違ったお楽しみって?」
「こほん。では・・・。第一回!寝る場所決めくじびきーーー!!!」
「は?」
なにいってんだこいつは。
「は?じゃないよ!お兄ちゃんは自分の部屋で固定で、あとの5人はお兄ちゃんの部屋に1人、私の部屋に2人、この客間に2人に分かれてもらいます!」
「なにを言っとるんだお前はああああああ!!俺の部屋にお前以外の女子が来たらどうすんだよ!!」
「大丈夫だって。お兄ちゃんが女子と二人っきりで寝ても、手出せないヘタレ野郎だってことくらい、みんな知ってるから。」
「そういう問題じゃなああああい!!」
「じゃあ、お兄ちゃんは反対ってこと?」
「当り前だろうが!」
「じゃあ、賛成の人ー!!」
「「「はーい!!」」」
「ふみー!陽花里ー!玖瑠未ー!ってか陽花里起きたのか!」
「うん、起きた。なんか起きなきゃいけない気がした。」
「お兄ちゃん。諦めてねー。いちごちゃんが賛成でも反対でも過半数はもう揃っちゃったから。」
「私は中立よ。寝られればどこでもいいわ。」
こういう時の綾音には勝てない。
「はあ・・・わかったよ・・・。好きにしてください・・・」
「じゃあ、くじはもう作ったので皆さん、いっせーので引いてください。赤は私の部屋、緑はここ、そして青がお兄ちゃんの部屋です。」
もうくじ作ったのかよ。早すぎだろ。
「じゃあ、いきますよー?」
「「「「「いっせーのーで!!!!!」」」」」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます