第4話ー世界を相手どる異能
段々と黒い光が薄れていき、完全に晴れたころ俺は草原の中、近くに小さな村がある場所で目覚めた。
ここがユラナス、これが今の俺か。
一振の剣、頭に入りこんでいたユラナスの主な知識と言語、そして全身黒の服に身をつつんでいた。
剣を抜けば自身の異能が分かるだろうと直感めいた確信があった。
なかなかに不思議な気分、そう思いながら俺は剣を抜いた。
名前 ユノ 称号 破壊神の勇者
異能 0/100000000(蓄積型、人を壊した分だけ魔力が増える)、魔力反映(戦闘における全てが魔力量と比例する)、???
属性 なし スキル (魔力纏い)
魔力量 0
これはおもしろいな、壊した分だけ強くなる、破壊神の勇者としてぴったりな能力だ。
さて自分のこともわかったところで、まず第一にやることはここが5つの国のうちのどこかということ、異能を試すこと、なんにせよ最初の目的地はそこにある村だ。
すぐ側だということもありトラブルもなく無事、村につき人も発見できたな。
「失礼、ここはどこの国かわかるか?」
「旅人かい?急にどうされましたか?ここは軍事大国帝国ですよ。」
「ご苦労様」
俺は問いには答えず、剣を抜き村人を切り殺した。
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