しばらくは六条にも行かれなかった。

 あの大風の日以来二日ほど物忌ものいみとなり、それが明けたら六条は方角が悪くなった。時に都じゅうが雪化粧した。

 政務も多忙を極めていた。なにしろ彼は官人としては新人なのである。今は右近衛府に詰める近衛舎人とねりで、実職はない。つまりはまだ見習いなのだが、春の除目じもくも近いとあって宮中全体が慌ただしかった。自分も位階相当の何らかの官職へ、自薦の申文もうしぶみを書かねばならない。

 年が明けてからは妻のいる小野宮邸へさえ、たった一度行ったきりだった。くたびれ果てて内裏から戻り、日が没するとともに眠りについてしまう毎日が続いていた。ようやくまた六条へと彼が思い立ったのは十五日の節句も過ぎ、三日ほど降雪の日が続いたあとだった。

 この前のようにいきなりではと思い、源氏は内裏に出仕する前に、家司の雑人を六条へ走らせておいた。内裏から戻ったあとその雑人が言うには、先方は夜に来てくれと言っていたという。源氏は宮中から戻るとすぐに、午後にでも行くつもりでいたが、しかたなく夕暮れまで時をつぶした。

 ようやく暗くなって、源氏が女房に命じて直衣から狩衣に着替えていると、そこへ北ノ対屋から母が渡ってきた。女房たちはあわてて手をとめて平伏した。

「小野宮へお渡りか」

 そうだと言えはよいものを、正直な性格の源氏はただ黙ってうつむいてしまった。案の定、何かを察したように、母はにっこりと笑った。

「そなたも一人前の殿御ですね。他に通うところがあるのも当然。されど…」

 急に母の顔は厳しくなった。

「ゆめ左大臣殿の御孫娘に、つれなくなさいますな。私の里がつたなきゆえ、そなたには何の後見もない。左大臣こそが唯一の拠り所であることをお忘れなきよう」

「今宵出向く先は、そのような色めいたところではございませぬ」

 確かに女との関係は、その女の実家からの後見を得るということでも大切なことだ。しかし彼がこれから行く先は、自分が後見しなければならぬ未亡人なのだ。とてもそのことは、母には言えなかった。

 だから源氏は、不機嫌そうに黙っていた。車の中でもずっと、その不快感は続いていた。


 まだ庭には雪が一面に残っていた。それが満月から少しだけ欠けた月の光を受けて、庭の木立や池水をひんやりと浮かび上がらせている。だが手入れする男手がないせいか、風情があることはお世辞にもいえなかった。一院がいらっしゃらなくなった今、政所まんどころとて満足に機能はしていないだろう。

 それにもまして、もの譚のあるこの河原近い屋敷だ。気味悪さはそれだけでも充分だった。もっとも源氏の母の祖父――すなわち母方の曽祖父の四条大納言が、亡霊譚の主の河原左大臣の弟であったことは心強かった。縁者には霊も祟るまい。

 紙燭を持つ女房について源氏が細殿を東ノ対屋に向かうにつれ、琴の音が聞こえてきた。

「時の間も 尉めつらむ 覚めぬ間は 夢にだに見ぬわれぞ悲しき」

 そんな歌を、琴の音ともに誦しているのは、まぎれもなく御息所の声だった。すでに簀子すのこの内側はすべて格子が下ろされていた。源氏が妻戸から廂の間に入り御簾の前に座ると、琴の音はやんだ。

「近衛舎人源朝臣、参りましてございます」

 朝臣でごまかし、源氏は自らの実名は言わなかった。

「もはや来ては下さらぬかと、思っておりました」

 源氏は何と答えてよいか分からず、他の話題を見つけた。

「今のお歌は?」

「東宮様がお隠れになられました時、東宮様の御乳母に私が贈りました歌でございます」

 この人の心の中では前坊は今でも東宮で、そしてまだ生きておられるようだ。それを実感しながらも、源氏はますますどう言葉を発してよいのか分からなくなってしまった。へたなことを言って気持ちを逆なでしたりしたらと思うと、それだけで躊躇してしまう。

 宮廷でも、いつしかその存在が忘れ去られかけている前坊。生母の弘徽殿中宮でさえ、前坊が亡くなった直後にお生まれになった新東宮――現在の帝のことで亡児を思い出すこともなくなっているのであろう。

 即位することもなく亡くなった兄=前皇太子が、こんな宮中より程遠い六条わたりで、ひとりの女人の心の中に生き続けていたのである。源氏にとって、それは発見であった。

 その時、御簾が上げられた。今度は風に吹かれてではない。御簾を巻き上げた女房たちはたちまち罷り出でて、源氏と御息所のみが残った。

 源氏は胸が高鳴った。

 夜なのでこれまでも御簾の中は微かに見えてはいたが、やはり直に見るのとは違う。母と妻、そして同腹の姉以外の貴婦人の顔をこのように直撞見るのは、元服以来はじめてだった。

 燭台の微かな光に、御息所の白い顔が浮かんでいた。扇で顔を隠すこともせず、几帳の後ろに入ろうともしない。

「近うお寄り下され。寒うございましょう。炭櫃すびつもございますれば」

 たしかに寒かった。炭櫃の火はたいした暖房とはいえないが、それでもないよりかはましだ。

 源氏は立ち上がって身舎もやへ入り、御息所に近づいた。いや、彼としては炭櫃に近づいたつもりであった。

「私は過去に生きておりました」

 不意に御息所は言った。

「東宮妃として、行く末は女御か中宮にといわれて皆にかしずかれて、華やかだった過去に……」

 その顔には苦笑すらあった。たしかにもし前坊、すなわち亡き東宮がご在世なら今般帝として即位し、彼女もその女御となっていたはずの身だ。源氏はそんな御息所の言葉を、黙って聞いていた。

「しかしあなた様を拝見しまして、まるで東宮様が生き返られたように思われたのですよ」

 前坊はもし生きていたら今は二十九歳になっていたはずだが、亡くなった時は二十一歳、すなわち今の十八歳の源氏とほぼ似通った年齢だったのだ。しかも源氏とは母こそ違え、同じ種の兄弟である。

「私に過去が蘇ったのです。あなた様のお蔭で。さ、もっと近う」

 不意に御息所は、源氏の手を握ろうとした。思わず源氏は手を引いた。すると今度は、御息所は源氏の狩衣の袖をつかんで引き寄せ、それと同時に自らの身を源氏の胸へと飛び込ませた。

「あ、御息所様! 何のお戯れで!」

「私を抱いてたもう」

 源氏はただただ当惑している。目と目が合った。

 至近距離で見る御息所の顔は、妖艶なまでに美しかった。さらにその体から立ちこめる香の匂いは熟女の香りだった。それが源氏の理性を狂わせ、男としての本性を駆りたてた。

「私に恥をかかせないで下さい」

 この御息所のひとことで、源氏は抗うのをやめた。腕の中の年上の女の肩からうちぎが、そして単衣ひとえがすべリ落ちた。小袖と袴という裸姿になったあと、御息所は手早く自分で紅袴の紐を引いた。

 小袖だけになった御息所は、今度は源氏の狩衣を脱がせにかかった。狩衣とてもし源氏が本気で抗うなら、容易に脱がせられるものではない。

「硬くならないで。震えてらっしやるの? かわいいお方ですね」

 妻以外の女性と、はじめて自分は交わろうとしている。しかもそれは思いもかけない成り行きでだ。

 源氏はすべてを、御息所の先導に任せていた。

 御息所は小袖さえも脱いで、全裸になった。終始燭台の火は灯されたままだった。完熟した肢体が、淡い光の中に浮かぶ。意外と細い体だった。仰向けに寝た源氏に御息所は、その白いからだと長い黒髪を絡ませてきた。まだ半分子供である妻とは違う熟練した手管で、御息所は確実に源氏を陶酔の世界へといざなった。

 源氏は手を伸ばして、御息所のからだに触れてみた。妻よりも硬かった。草むらとて妻の淡い若草とは違い、短い針の塊のようであった。

 御息所は上になり、ゆっくりとそのからだを源氏自身に向けて降下させた。二人はひとつになった。

 その時……

「ああ、東宮様!」

 御息所は激しい上下運動とともに、何度もそう叫んでいた。

 

 朝になって帰りの車に乗っても、源氏は震えが止まらなかった。あの人の香りが、今も自分のからだから離れない。

 母に色めいた訪問ではないといったことが、嘘になってしまった。しかし、あくまで全く想定外の展開でそうなったのだ。

 悪夢だったと源氏は思いたかった。だから後朝きぬぎぬふみも出さず、その日の夜も六条に行くなどということは、源氏にとって論外なことだった。

 彼はその日から物忌ものいみと称して宮中へも出仕せす、二条邸へ引きこもった。

 ところがその物忌が明けると、なぜかまたもや六条へと車を向かわせている源氏だった。

 自分は御息所にとって、亡き東宮の形代かたしろでしかない。彼女は亡夫の面影を自分に重ねているにすぎない。それは分かってはいるが、そしてそのことに関する嫌悪感も充分にあるが、それでも彼は何かに憑かれたように六条へと向かってしまったのである。

 御息所は涙を流して迎えてくれた。果たしてこんなことが、父の言った後見なのだろうかという疑問もある。違うという声も心の片隅ではするが、源氏の六条通いはそれから、とぎれとぎれではあったが数回に及んだ。

 だが、家司けいしの口は止められず、妻の他にも通う所ができたと母には感づかれたようだ。まだ母はいい。しかし妻の耳に入るのだけを、源氏はひどく恐れた。御息所はもうひとりの妻というわけではなく、まだ単なる愛人だ。しかも亡兄の未亡人なのである。あるいは彼が本当に恐れていたのは、舅の頭中将と左大臣の耳に六条通いの噂が入ることであったかもしれない。恋愛も政治のかけひきの一環なのだ。

 もちろんただ通うだけではなく、父に言われたとおりに六条邸に経済的援助も若干はした。しかし常に、精神的に源氏を先導していたのは御息所の方であった。それはちょうど小野宮邸の妻とは、正反面の関係といえた。


 この年は左大臣の軽い病のために、春の除目じもく(人事発令)は少しだけ延びた。後世には秋のものとなる司召つかさめし京官けいかん除目も、まだこの頃は春に行われていたのである。その除目で源氏は、自薦通りに位階相当の左近衛中将を拝任した。近衛府の次官であることは、右近衛中将と蔵人頭を兼ねている舅の頭中将と同じであった。源氏は同時に近江権守にも兼任として除せられたが、これは実際に任地へ赴く受領とは違って都にいて任を執る遥任だった。いすれにせよ左右の近衛府の中将に、舅と婿が並び立ったわけだ。源氏はまだ二十歳前で、舅と同じ地位を手に入れたのである。

 やがて桜の季節となった。本来なら源氏は新人の中将としての新しい公務に我を忘れている頃であったが、彼の六条通いはまだ続いていた。抜け出せない沼に落ちたように、ますます深みにはまっていく。政務に当たっても上の空で、いかに故院の皇子だとはいっても新人の中将がそれでは、周囲の彼を見る目も自然と冷たくなっていった。

 近衛府の長官である大将はたいていは大臣クラスの兼任なので名誉職であり、実賃上は中将が近衛府を動かす中枢だ。その中将である源氏が心ここにあらすで、夜になると自然と六条に行ってしまう。周囲の者への鬱憤からといえなくもないが、六条では彼はただ御息所の性の奴隷となっているだけであった。

 中年とまではいかずとも年上の女とのこのような関係に甘美を覚える半面、嫌悪感もないとはいえなかった。しかも御息所とは正式に結婚したわけではないので、背徳の緊張感が味わえることも事実だった。誰に命じられたわけでもなく、彼は六条へと自分の意志で車を向かわせていた。おそらく父も、ここまでは命じてはおられなかったであろう。

 これが前世の宿縁というものなのか、はたまた物の怪に繰られてのことなのだろうか――分からない。

 とにかく彼の六条通いを知っているのは惟光と、ほんの二、三人の信用できる供まわりだけだった。


 燃え上がった炎がゆっくりと鎮火していく中で、御息所は源氏の両肩に手をあてがい、その胸に自分の顔をうすめていた。顔はゆっくりと動いている。

 首前に唇が当たった。

 しはらく余韻を味わったあと、源氏は肌に直撞伝わるぬくもりを放した。格子の透き間から月の光が洩れている。源氏は小袖の前を合わせてゆっくりと立ち上がり、廂の方へ歩いて半蔀を少しだけ開いた。

「月に照らされた庭にも、また風情が…」

「嘘ばっかり」

 いつの間にか御息所は帳台の中から這ってきて、源氏の小袖の裾をつかんでいた。

「このような荒れた庭に、誰が風情を感じるものですか」

 荒れた庭はそのまま、御息所の荒れた心であるのかもしれない。源氏は何だか、自分が責められているような気がしてきた。

「何もして差し上げられないのが、私としても苦しいのですよ」

 源氏は半蔀を下ろし、御息所の肩に両手をおいた。事実源氏は、庭の手入れひとつしてあげられない。

 この屋敷の寝殿には、御息所の姉の京極御息所がいる。その姉も六条御息所も、左大臣から見れは姪。

 姉は左大臣とも入魂じっこんであるというから、自分の来訪を姉に知られるわけにはいかない。だから庭の手入れもしてあげられないのだ。夜も更けてから通い、明るくなる前に源氏は帰っていかなくてはならない。

「正式に結婚しましょう」

 そう言った源氏自身、それが不可能であることをいちばんよく知っている。御息所も悲しそうに、首を横に振った。

「私はあなた様より、十も年上。それにあなた様に北の方様が…」

「妻は父が決めた相手。私は御息所様おひとりを想っておりまする」

 よく言うと自分でも思う。さすがに言ってしまってから、源氏はうしろめたさを感じた。だが、全くの出まかせではない自信もあった。それでもいざ二条邸に戻ると、自分の言ったことに対する嫌悪感を覚えるに決まっているのだが……。

「私はあなた様の兄上の妻でございます」

 もはやそれ以上、源氏は何も言えなかった。しかし御息所は言葉でこそ源氏を拒んでも、からだは常に源氏を求めていた。

 この日は特別に、源氏は自分の体が熱いのを感じていた。それでいて時折、背中に悪寒が走る。これが今の自分の矛盾した心の現れだと、彼は納得しようとしていた。

 もう一度横になって少しまどろんだあと、まだ明けきらぬうちに外から、従者の咳払いの声が聞こえた。

 今日も別れる時が来たのだ。

「寒い」

 本当に寒く、源氏は御息所から離れかねていた。

 全身が震えている。

「さ、早く。夜も明けましょう」

「そのようにあなたは、私を急き立てるのですか」

「だってあなた様は、官職がおありになる身でございます」

 源氏は立ち上がった。全身が傾き、頭の中が白くなった。体じゅうが火のように熱い。汗が噴き出る。それなのに肌に感じているのは寒さだけで、鼻のあたりがこそばゆかった。

「大丈夫でございますか」

 御息所が立ってきて、慌てて支えた。

「大事ございません。今年は花の宴もございませんでしたが、そのうちまた琴などお聞かせ願いたい」

「やがて花も盛りになりましょう。せめて花のあるうちにはきっと」

「ぜひ」

 源氏は妻戸から簀子に出た。細殿の欄干が、源氏の目には二重に映っていた。


 その日の午後、源氏はすさまじい高熱を発した。

 たちまち高僧たちが二条邸へ招かれ、加持祈祷が始まった。はとんど意識が朦朧としていて、祈祷の声の中で源氏は横になってただ唸っていた。

 ところが夕刻前にはおびただしい汗をかいたかと思うと、熱はすっと下がった。祈祷の憎はそれぞれ禄をもらい、しるしがあったことに満足して帰っていった。

 翌日は体調も悪くはなかったが大事をとり、假文けぶみを提出して出仕は休んだ。何ごともなくその日は暮れた。

 それでもあの発熱のことを思うと源氏の心の中は穏やかではなかった。

 その翌日も何ごともなく、源氏は出仕した。

 ところがさらにその翌日、昼過ぎに宮中を退出して自邸に戻った直後、三日前と同じような高熱が再び彼を襲った。またもや祈祷の甲斐あってか夕刻には嘘のように熱は下がったが、こうなるともはやただことではないと、二条邸では母をはじめ家司も女房たちも大騒ぎをはじめた。

 次に彼を高熱が襲ったのは、またもや三日後であつた。今度ばかりは小野宮邸へも使者がたてられ、左大臣や頭中将の方でもさっそく祈祷が行われたようだった。

 源氏はひたすら怯えていた。平熱の時でも塗篭ぬりごめの中に閉じこもり、念仏に明け墓れていた。亡兄の未亡人との関係が神仏の怒りに触れたのか、あるいは亡兄の霊のなせる業か、それとも噂に聞く河原院の物の怪の仕業か……いずれにせよ今は、その目に見えない存在に詫びを入れるしかなかった。もう二度と六条へは行かぬと、源氏は心の中で誓ったりもしていた。

 自分は死ぬのかと、源氏は思う。このまま死んでしまうという確信が、彼の中でますます強くなる。

 自分のしたことは死という代価をもって購わなければならないのかと思うと、とにかくすべてが悔やまれる。やはり六条へは行かなければよかった……過去は戻らない。

 そんな意識も、さらに三日後にまた高熱を発するとただ朦朧としてしまい、祈祷僧を叱りつける母の声が、わずかに残っている感覚の中に飛び込んでくるだけとなった。しるしある験者げんざをと母は都じゅう探させているらしいが、なかなか見つからないようだ。

 そんな折、舅の頭中将からも見舞いのふみが来た。

 正確には頭中将は、もはや頭中将ではなかった。この春の除目で彼はすでに参議に任ぜられ、上達部かんだちめの席に列していた。したがってこれ以後は宰相中将と呼はれることになる。

 新任の蔵人頭はまだ決まってはいない。噂によると舅の弟で、やはりこの春の除目にて右兵衛佐から右近衛権中将に任ぜられた者が有力候補だともいうが、源氏は会ったこともなかった。

 蔵人は除目職ではなく宣旨職なので季節を選ばず、いつ新任が決まってもおかしくはない。

 帝もご心配なされて、内薬司の長官を二条邸にお違わしになった。もっともそれは摂政左大臣の発案ではあったが、内薬正が二条邸に到着したのは、庭内の桜の花びらが一斉に池の周辺を埋め尽くしていた頃であった。


(つづく)

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