♠︎エピローグ♠︎


 図書館の私は、この物語の最後のページに辿り着いた。


  

          ♢



 あなたは《どっちの物語》を読みましたか?

 

 それを読み終えたら、そっと本棚に戻してください


 決して《もう1つの物語》を開いてはいけませんよ


  

          ♢



「変な本だなぁ」そう思いながら、私は元の本棚にそっと戻した。



         (完)


※注記 … 次は《緑の物語》です。

 読み進めないでください。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る