第3話:見知らぬ子供たち
(おかしい。なぜ、知り合いが一人もいないの?エミリア、クリス、チャールたちは?)
「紹介しますね。彼女はカリナ、ずっとここで治療しています。今日目を覚ましました。」
「わあ!いらっしゃい~れからみんなで楽しく過ごしましょう。」
「院長はとてもいい人からきっとここが好きになれますよ。」
「はい、よろしくお願いします。」
(ちょっとおかしい、なぜ私のほうが紹介されるわけ?私のほうがここに長くいたはずなのに。)
オレンジ髪の女の子がカリナの手を引いて、嬉しそうに話しました。
「私はルカ!!!ここ案内するね!!」
「えっと、、、私はいいです。」
「それではルカ、カリナをお願いします。私は3-A区の子供達を見に行きます。」
「はい~院長!!」
カリナはルカとロビーを離れる時に他の子会話が聞こえました。
「ねえねえ、知ってる?さっきのあの女の子」
「私、この前院長が彼女を上の階に持ち上げたのを見ちゃたんだよ、彼女は眼球がないだけでなく、両足もないんだよ?」
「マジ??怖い、、、何処から来たのかな?」
「普通あれだと動ける???」
「、、、、、、、、、。」
「どうしたの?カリナ?」
「何でもない。」
カリナは聞こえなかったことにしてルカと行きました。
ルカは相変わらず興奮して、カリナを散歩に連れてきました。
「以前あなたに会ったことがないですが、いつこの孤児院に来ましたか?」
「私は三週間前に来たの!!その以前は一人で都市で暮らし、院長に出会ってここにキタの。」
「私は五歳の時から兄とこの孤児院にいました。だからここはあなたたちより詳しいです。」
「わあ、そんなに長いの?それでお兄さんは一緒じゃないの?」
「新しい院長は兄が私のために町に行って借金を返したと言いました。だから今はここにいません。
「そうなの?お兄さん、早く迎えに来てくれるといいね!」
「さっきカリナは新しい院長って言ってたよね。でも他の友達はね、ネーチェル院長はもう孤児院で何年間も働いていると聞いたよ?」
(ありえない?私と兄さんは彼に以前会ったことがない。)
(もしかして間違っているのは私の記憶?)
ドールの館 ミンチョコ @minchoco
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