卯「本当、今日の仕事はさんざんネ！」

辰「そうか……あの後タイガーも荒れてたな」

卯「……タイガーみたいな大男を一発ネ」

辰「おまけにその後上の連中に散々怒られたしな」

卯「自分たちは椅子に座ってるだけネ！」

辰「ところでカウとラットはどうした？」

卯「ラットが顔を擦りむいたんでカウがシープと手当てしてるネ」

辰「そうか……それで俺がここに……」

卯「今日は機動科隊員についてネ」

◆皆さんどこに住んでんすか？

卯「私とドラゴンは機動課棟、ラットとカウとホースは自宅から、シープとドッグとスネークとバードは警察の寮から、モンキーとタイガーとボアはアパート借りてるネ」

辰「確かに俺みたいなのがアパートに行くと怖がられるからな……」

卯「う、なんか可哀想ね。課長さんは自宅通勤ね。転勤無いから楽ね！　あと悌子ちゃんもネ」

辰「数に入れるな一般人を」

◆みんな日本人っスか？

卯「中には外国人もいるね。私も中国人だしドッグとタイガーはアメリカ人、バードはアメリカとのハーフで、ボアは沖縄人ね」

辰「沖縄は日本だろう……」

◆みんな日本語上手いっすね？

卯「警察の試験にこんなのがあるね」

・日本語を話せ、簡単な読み書きができること。

・女子は全員スカートをはくこと。

辰「二番目の方突っ込めよ……」

◆ドラゴンさんあの色物だらけのメンバーのリーダーなんスね。胃とか大丈夫ですか？

辰「最近よく痛む……」

卯「それ私もイロモノに入ってるネ？」

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