★シドーの小部屋★

丑「何故こんなところに……!?」

子「今日はカウとでーっす!」

丑「ドッグはどうした」

子「モンキー片付けてまたお風呂に入りに行ったよ! 今日はカリスの飛行についてだね!」

丑「今までメイン出力が大きすぎるから逆出力で安定していたはず……」

子「一個欠けちゃったから飛べなくなってたんだね。んで見て欲しいのはサウザンドスラッシャーと同じ形のこれ!」

丑「……普通の三枚羽のブーメランだな?」

子「これなら羽は三つだけどまっすぐ飛ぶね?」

丑「まさかあいつ回りながら飛んでたのか!?」

子「そう、鉄砲の弾みたいなバレルロールってのだね。三つの竜巻の距離を同じに保たないといけないから結構高度な技術だよ。さすがはAWD、計算が早いよねえ」

丑「確かに……信二じゃもうちょっと掛かるだろうな」

子「ところでカウ、今日が何の日か知ってる?」

丑「あ? 四月十六日だろ、なんかあったか?」

子「近くのスーパーチーズ売り出し、一人三パック九十八円……」

丑「まさか……」

子「援護お願いね!」

丑「あ~!?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る