第22話 勝利を



 2度目のステージは、冷え冷えと様変わりしていた。

 『飛空劇場アースゲイザー』と名付けられたこのワールドは、その名の通り現実の地球を背景に飛ぶ飛行船だ。

 そして、空の船は現在、北極だか南極だかの上を飛んでいる。


 ――だからというわけでもないけれど。


「素晴らしい、」


 Deltaチームリーダー大和泉嘉見人が、重々しい口調で口火を切る。

 その視線に、射竦められる。

 どうしてかは、分からない。


 最初は、これこそが本物の敵意なのだと思った。

 10年以上も最前線で戦い続ける精神力の巨人、さすがに違うな、なんて。


 それが思い違いであったことだけは、突き刺さる59の視線が証明していた。


「素晴らしい仕掛けだった。

 最後……3人になってからの攻防について、君の言葉で聞かせてほしい」


 もっと重くて、どろりとしたなにかが纏わり付くようだった。

 アバター越しなのに、感じ取る。

 錯覚ではあるのだろうけれど……そういえば、iVRどころかVRの時代から、仮想の肉体が感じ取るべき感覚を現実の体で錯覚するという例は多数見られていたんだったっけ。

 幻肢痛に近いものなのかもしれない。


「えぇっと……、なにから話せば良いか」


「では、まずサブマシンガンを撃った意図についてお願いしたい」


 時間稼ぎのつもりで入れた枕は、鋭い舌鋒に粉微塵。

 興奮しているのは間違いない。

 喜んでいるのも。

 でも、どうして? 

 ただのアマチュアが活躍しただけの試合で、こんな偉人が精神の均衡を崩すなんてことあるだろうか。


「――ちょっとリーダー、止めて下さいよ、有望な若手にパワハラするの。

 困っちゃってるじゃないですか、彼」


 割って入ってきたのは榊原さんだった。

 彼もまた、活躍した選手として壇上に立っている。

 ちなみに、横にはソフィアさんもいる。


「ん……む、そう、か? 

 そんなつもりはなかったんだが」


「口調だって崩れてるじゃないですか、圧迫面接もいいとこですよ、それじゃあ」


「あ、あー、えー、失礼、MieCro選手。

 つい、地が出てしまって」


「いえ自分は……むしろ敬語を使われる方が困るというか。

 出身が九州の方なんで、もっとちっちゃい頃から、大和泉さんと言えばヒーローというか、レジェンドというか、そんな風に思って見てましたから」


 ちょっとぼかしたけれど、ウチはDeltaのお膝元だ。

 シーズン中どころかオフシーズンでも毎日のようにローカル番組で特集されているのだから、見ない方が難しい。

 ゲームを遊んだことがなかった歳からずっと、見てきたのだ。


「それで……ええっと、まず銃から入った理由ですけど、」


「そうそう、あの露骨なプレミね」


「まあ、そうですね、実際フルヘルスまでは回復できなかったんで。

 意図としては、ええ、仰った通り、プレミだからこそ、アマチュアが鉄火場で焦ってると思ってもらえればなあ、と」


「だよねー……、騙されたよ、完全に舐めちゃってた。

 最後リロード入ったとき、頭抱えましたもん。

 うっわ甘えた!! 

 って」


「私は騙されなかったけどね」


「などと死ぬほど有利な状況から捲られたプロゲーマーが供述しており」


「hahaha!!」


「あははは」


 盛り上がる二人に、なんだかちょっと疎外感。

 全員、敵だ。

 でも、仲間でもある。

 何も知らない人からすれば奇妙かも知れないけれど、それが当たり前なのだ。


「ちょっと、おいてかないで下さいよ」


「Oops!

 ごめんごめん、負け組で盛り上がっちゃって」


「MieCro君も遠慮しないで、みっともないプロを笑ってくれて良いんだよ……ってそれこそパワハラか」


「そういう風に言うから、余計笑いにくくなるんですって。

 僕、皆さんのこと尊敬してるんですよ、これでも」


「嬉しいこと言ってくれるねえ、お姉さん、好感度爆上げだよ?」


「……だからこそ負けて悔しいんだけどね」


「分かるー」


 ぼそりと零す榊原さんに、手を叩くソフィアさん。

 オープニング……更に言えば事前打ち合わせの段階から、右も左も分からない俺に良くしてくれている2人だけれど、態度は変わらないまま、目だけはまるで別物だ。


 恐い、とは思う。

 寒気すら感じる。

 でも、それ以上に、熱い。

 沸き立つ。

 煮え滾る。


 ――舞台に立てれば良い。

 そんなわけがない。

 俺は、結局、けだものだ。

 頂点に立ちたい。

 最強になりたい。

 そうでなければ、気が済まない。


 こんなガキ、本気を出せばどうにでもできると考えている連中を踏みつけにして。

 こんな後進国が勝てるはずないとほざく連中の度肝を抜き。

 中国韓国、EUにNA、最強を争う連中を叩き潰す。

 偉大な先人達の、先へ行く。


「――勝つのは、俺です」


 最後に、第2試合への意気込みを。

 そう手渡されたマイクに吹き込んだ。


 昂ぶっている。

 浮かれている。

 驕っているかもしれない。


 それでも、言わずにはいられなかった。


 2度目の――純度100%の宣誓だった。








◇◆◇








 だからこそ、追い込まれたその時、攻勢に出ることを躊躇いはしなかった。

 負けるかもしれない。

 けれど勝てないとも限らない。


 自然と、そう思っていた。








◇◆◇








 ――第5収縮が終わる。

 ジリジリと焼き焦がす音が、背中で止まる。

 半径100メートルのリングの中、残されたのは、30

 提示された第7エリアは――中心挟んで、完全な対岸。


「4倍で、10倍?」


 鼓動が高鳴る。

 汗が噴き出す。

 が、ぬるりと滑る。


 もう、何が起きてもおかしくない。

 予測などできるはずもない。

 とっくの昔に外れているのだ。


 セーフティに動きたいプレイヤーとより攻めたキルムーブを狙うプレイヤーがぐちゃぐちゃになって、むしろ減りが早くなると読んでいた。

 戦闘は戦闘を呼ぶ。

 そうなれば、1人が3キルも5キルも持つようなことはできない。

 キルでしかポイントに大きな差をつけられない環境だ。

 ポイントが伸びなければ、1試合目のフルポイントが大きな意味を持つ。


 甘かった。

 誰がどう考えて行動した結果なのか……、いま逆算するのは悪手だろう。

 大事なのは、どうやって打開するか、だ。


 0キル、30位、10000ゴールド。

 予想されるポイントは、わずかに110。

 対してこのゲームで獲得可能な最大ポイントは、440。


 切れる手札は片手剣、SR、マジック・ボトルが4つ。

 位置は、1試合目が天国に思えるぐらい、悪い。

 瓦礫の影から顔を出した瞬間、複数のポジションから射線が通る。

 移動経路も曲がりくねって、最短を取れても200メートルはあるだろう。


 ……次の移動で、一気に減る。

 一番に動かなければならないのは俺で、ここから戦闘が波及する。

 起点にされる。

 どうすれば回避できるだろう。


 ――確実な手段はないというのが結論だった。

 絶望的に手数が足りない。

 小細工を捨て突貫しても、名前が出れば狙われる。

 初戦1位をここで沈められれば、の勝率が上がるから。


 静かだった。

 本当の意味で静寂に包まれていたわけではない。

 足音、波音、風の音、無数に重なり聞こえてくるけれど、それ以外が聞こえない。

 誰もが耳をそばだてているから、30人もいるのに、不自然な調和があらわれている。


「ひりつくなぁ……」


 強がり、笑う。

 苦しい。

 インタビューの時なんかより、ずっと、寒い。

 手足が震える。


 勝ちたい。

 勝ちたいから、恐ろしい。


 俺に勝ちたい、俺を落としておきたい奴らは、どう考えるだろう。

 前提として、自分が第6収縮を生き残らないといけない。

 生き残ったとしても、キル数を稼がないと意味がない。

 1番強いのは、有利なポジションから狙撃でキルだけを回収し、その後移動すること。

 先に移動できているとなお良いだろう。


 安置内にポジションを得たプレイヤーはこう考える。

 とりあえず撃てるところだけ撃って、自分のところまで入れさせない。

 うまくすれば、1つか2つ、キルを拾うこともできるはず。

 ここを越えさえすれば順位ポイントもキルポイントも大きく上がるのだから、勝負する必要はない。


 安置外でも移動が容易なプレイヤーはこう考える。

 他で戦闘が起こるのを待ってから移動しよう。

 そうすれば、視線が自分以外のところに集まるはずだから、比較的安全に移動できるはず。

 移動先に誰かがいても、注意力、集中力が分散している状態なら、ある程度有利に戦えるはず。


 俺みたいなところにいるプレイヤーはこう考える。

 いいから誰か先に動いてくれ。

 人身御供にはなりたくない。

 炎の壁と一緒にゆっくり進む以外道はない。

 戦闘なんてしている余裕、おまえ達にもないだろう? 


 ――だからこそ、仕掛けるのなら、近場のポジションへの強襲の他にない。


 安置内から射線が通らない場所で戦闘を完結させ、それを繰り返すことで少しずつ前へ進んでいく。

 勝率50パー以下の勝負を何度も挑むことになるが……相手のミスを祈るよりはよっぽど良い。

 それに、五分五分とは言うけれど、100に1つを掴む力もまた、実力だ。

 その存在は証明された。


 あとは……自分を信じるのみ。


「行こうか」


 収縮開始、10秒前。

 この10秒で片を付けると決め、飛んだ。

 グレジャン。

 角度は完璧、45°。

 流れていく一点を、凝視する。


 そこに――やはり、いた。


 長銃を抱き、壁に張り付く、人の影3Dアバター


 取り出し、構え、投げつける。

 相手は、反応するけれど、間に合わない。

 移動先も読めていた。


 直撃。


 凍てつく魔力を封じ込めたガラス瓶が破裂して、透き通った氷が砕け散る。

 ダイヤモンドダストの白い霧、誰もが見たことないけど知っている。

 その中に、落ちる。

 範囲ダメージが体を蝕むが――、これで構えが解除されることはない。


 着地硬直をキャンセルしつつ、斬撃、刺突110点

 最初の90を合わせれば、200のライフは綺麗に消し飛ぶ。

 まあ持続ダメージもあるからほんとに200ちょうどでもないんだけど。


『MieCro killed M0M0』


「さて、ここから」


 ここまではなんとかなると踏んでいた。

 俺が俺だとバレていない。

 風グレ1個で届くほどの距離だから、彼――あるいは彼女――は俺と同じく移動を強いられている。

 あえて少し早めに動くことで、多少なりとも意表を突ける。

 機先を制すことに成功した時点で、エイムさえしくじらなければ、勝率はほぼ10割にまで届いていた。


 銃声が重なる。

 そこかしこで戦闘が始まる。

 しかし、俺の近辺だけは、異様な無風状態に陥っていた。

 誰もが、俺を狙っていた。


――勝負」








◇◆◇







『――ぁあっと、ここでRyu選手に捕まった!! 

 回復は終わったが武器を手に持っていない、マジック・ボトルも尽きている!!

 MieCro選手避けられない、110ダメージを受けて――ここで勝負に出た!?』


『逃げられないと判断したのでしょう。

 あと1つあれば一旦落ち着けたでしょうが……』


『しかし苦しいっ、装備は出来たが構えを取れない!!』


『Ryu選手はとにかく1v1に強いプレイヤーです。

 ゲームは変われど、押し引きの勘働きは健在ですね』


『耐える、耐える――が後ろは壁だもう下がれない!!!!』


『いやこれは――ああ、さすがにRyu選手も読んでますね。

 MieCro選手は追い詰められる寸前にカウンターを狙いましたが、最後まで粘ってくるプレイヤーなのはもう知られています。

 狙うのならもっと早いタイミングだったでしょうが……どちらにせよ、Ryu選手が相手だと厳しかったですかね』


『現在1位のMieCro選手、第2試合は18位で脱落です。

 獲得ポイントは……316? 

 案外高いですね』


『そこまでの暴れが利いてますね。

 あの場面で一気に4キル回収して上位30%まで耐えたわけですから。

 そういう意味で、最後の局面、あえて攻めずにぎりぎりまで粘ったのかもしれません。

 実際、あの戦闘中に2つ順位が上がっています』


『ほぼ勝てないファイトだったからこその立ち回りということですね。

 今回のルールでは18位から16位まで、キル数に35を掛けた数字がキルポイントとなります。

 おっと、少し膠着した状況でしたが、Ryu選手が掻き乱す!!

 NC所属のLibOutリブアウト先取を瞬殺して5キル目獲得だ!!』


『いやあ、強い。

 1試合目も5キル取ってますからね、彼』


『昨シーズンは1年目、19歳ながら2つのタイトルで大車輪の活躍を見せましたfan first所属Ryu選手です。

 さあどこまで行くか――おっとここで立ち止まる。

 次の移動を待つ判断です』


『落ち着いてますね。

 脳筋脳筋言われてますし、ファイトが強い選手をマッチョ呼ばわりする風潮からすればその通りなんですが、それだけの選手が評価されるほど現行のプロシーンは甘くありません。

 ニュースにもなってましたが、NAのトップチームから引き抜かれかけたほどのプレイヤーです』


『断り方が中々にロックで、そちらの方が話題になっていましたが、言ってしまえばメジャーリーグからスカウトされたようなものですからね』


『『Ryu : A Faithful Dragon』でしたっけ、あの動画、海外でも死ぬほどバズってましたから仕方のない部分ではありますが……間違いなく、国内でも5本の指には入るでしょう』


『ははは、ここで飼い主であるところのソフィア選手、危なげなく勝利しています』


『彼女含め、プロ組が順調にポイントを伸ばしてますね、榊原も……3キルですか。

 新ハード、新タイトルということもあって中々に気合いが入っている様子です。

 業界全体として今ハチャメチャに忙しいんですが、多くのプロがなんなら普段以上にプレイ時間を取って競技に採用される2作品を遊んでいます。

 結果として、アマチュアの方にはなかなか厳しいゲーム展開になってしまいました』


『アマチュアで生き残っているのもプロからストリーマーに転身したベテランゲーマーがほとんどですからね』


『というかおまえらそんだけガチってるならエキスパート枠で戻ってこいよと。

 だいたいが私より若いんですし』


『エキスパート枠というのは必ず2種目以上に出場しなければならない代わり、シーズン中でもあるていど柔軟に編成を組み替えられるレギュラーメンバーに対し、1種目だけにしか出られないプロゲーマーです。

 文字通りの専門家として、堅実な勝利を求められる役職となります』


『日本では若手の育成に使われる方が多いんですけどね。

 EMEAやNA、韓国なんかではレギュラーが育成枠、エキスパートがベテランという傾向にあります。

 とはいえ、国内リーグで勝てなければお話になりませんし、今強い選手の出場機会を増やすのも間違いではありません』


『最近は、それこそRyu選手のように、若手がレギュラー登録される例も増えてきましたが……雑談はこの辺りにしておきましょう。

 第6収縮が始まって一挙に人が減っていく!

 Zoomo選手が髙野選手を倒して1キル獲得、しかしその直後、榊原選手の狙撃が突き刺さる!!

 ここで移動を開始するRyu選手ですがその先にはソフィア選手が隠れているぞ、忠犬Ryuは気付いていない!!

 面白いマッチアップだ!!』


『ただソフィア選手、装備が中々に尖っています。

 両手剣にARですか。

 思想としてはおそらく1戦目のMieCro選手に近いのでしょうが……』


『射撃タイミングが絶妙だ!!

 Ryu選手はマジック・ボトルを切らしている、遮蔽もない!!

 このゲームでは珍しい遠距離攻撃による一方的なキルが発生しまして、ソフィア選手、これで4つ目のキルを手にしました。

 Ryu選手は――4位、4位!?』


『毒霧が悪さしましたね。

 折り悪く投げ込まれた炎のマジック・ボトルと重なって大爆発を起こし、爆風で5人脱落しました』


『あー……、っと、ソフィア選手がさらに1キル、急転直下、残り2人となりました。

 3位となったのは――選手です。

 そして――間髪入れず榊原選手が襲いかかる!!

 ソフィア選手のHPは30しか残っていない!!!!』


『榊原のヤツ、狙ってましたね。

 ソフィア選手は……運が悪かった。

 あそこまで一気に減るとは予想できないでしょうし、3人になったところで攻められてはどうにもならない』


『――ここで決着!!!!

 第2試合を制したのはDelta所属、榊原選手!!』


『……かなりポイントが偏る結果になりました。

 私の計算が正しければ、MieCro選手が総合4位なんですけど、そこから5位まで100ポイント以上離れてますよ』


『おやそんなに。

 ちなみにMieCro選手から1位までは……?』


『さすがの熊先輩も甥っ子のことは気になりますか』


『そういう意味じゃないですって、もう。

 ……あ、今結果が出ましたね、1位は……、おや、榊原選手、ソフィア選手を抑えてRyu選手ですか。

 336、422と来て758ポイントで暫定1位の位置に付けています』


『2位が榊原で748、3位が736のソフィア選手ですね。

 Ryu選手が3キル、5キルと進めたのに対し、ソフィア選手は2試合目、榊原は1試合目で1つずつキルを逃しています。

 それでも普通なら1試合目11位、2試合目4位のRyu選手が1位を取ることはありませんが、今回のルール設定、ちょっとキルポイントを重くしすぎましたかね』


『4位のMieCro選手が692ポイント、そして5位の倉間選手が529ポイントということで……163ポイント差ですか。

 追いつくには最低でも5キル必要なリードとなります』


『3試合目はさらに戦闘の重要性が増すことになりますが、上位4人が揃って下位落ちする可能性は低いでしょう。

 優勝争いはこの4人に絞られた形です』


『3試合目、荒れそうですねぇ』


『彼らは総合優勝のためキルムーブを選択するしかありません。

 たとえ5キルで1位を取ったとしても、2位が他の3人の誰かで7キル持っていたら負けになるわけですから。

 上3人に絞るなら1キル差でもひっくり返るんですよ。

 そして、5位以下の選手はキルムーブ以外ワンチャンすら生まれない状況です』


『ポイントの偏りこそ生まれましたが、出場選手は全員、確かな実力を備えています。

 ――混戦必至の第3試合は、15分後の開始を予定しております。

 皆様お見逃しのないよう、よろしくお願い致します!!』















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