世界再構築
しあわせをうたう
きみとわたしの異なりにまかせ
しあわせをうたう
きみとわたしの重なりに合わせ
きみとわたしの間をわたる空白が
いまひとつズレたら
次はお別れのうたをうたおう
カーテンの隙間にあさひが差す
落ちてくだけの塵を差す
昨日と明日の中継ぎだ
昼下がりに世界は終わる
瞼を綴じて微睡みにふける死体
しあわせをうたう
しあわせをうたう
世界が終わるとき
ガラス骨、軋む音がする
ポルッカダイシンヨンドゥーサ
ラフショイレンチェルマクーシカ
キタトアンラクセシュウカイ
さようならの音律
柔(や)らかく咥内に溶けて消えた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます