第4話 とりあえず経営を買い取るお金を考えてみる
炊「いやいやいや、お金どうしますよ」
ふふふ、この時の為に仕込んだ渾身の隠し玉(ネタ)をくらえ!
禿「てってれって、てーてーてー!くらうどふぁんでぃんぐ~(秘密道具風)」
炊「似てない上に何の権利があってやってんの!」
禿「いやいやいや、権利もくそも私が買い取りたいとお金を集めるのになんで権利が必要なの?」
太「せやな」
禿「まあ集まらないでしょうw募集期限も短いし」
炊「マジでだしたの?」
禿「前にネットで見た“炎上薪くべ”に試しに登録してみましたb」
ここで具体的に経営を引き継ぐ金額はどのぐらいなのか?
このネットカフェは地代が40万ほど
月の人件費・光熱費・食品代・フランチャイズ料等もろもろ経費を合わせて
約160万円である
つまり160万売り上げてギリギリ現状維持
このまま引き継ぐことを考えればオーナーになった人間の人件費を抜いて(!?)
約150万円
1ケ月の運営資金150万x3ケ月分=450万円
権利移行等諸手続き費用150万円
計600万円也
実際はこれよりも掛かるのだが、ざっとの計算で打ち出した
禿はこの金額で炎上ファウンディングに登録をしてみたのである
太「給付金が出るようだし30万づつ持ち寄ってみる?」
炊「えー無給で働くなんて無理」
禿「本当にもらえるか分らん給付金なんてあてにならないですよ」
炊「オーナーも500万借金して店を存続させるか考えたらしいけど、その500万を返す労力を考えたら閉めたほうが良いになるって」
太「わかる」
とりあえず500万あれば夏まで持たせられるが、どこから工面するのか?
いきなり閉店が決まったネットカフェの明日はどっちだ
ぼくのかんがえたさいきょうのねっとかふぇ @netcafewoyarou
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ぼくのかんがえたさいきょうのねっとかふぇの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます