花嵐の夜に相応しい淡い色彩の作品でした。
能楽堂から夜桜を愉しむ城主一族。その所作のやわらかさや淡い色彩表現など、何とも雅な気持ちにさせてくれました。
桜の淡さが持つ魅力について、簡潔に伝えてくる作品でした。
作者からの返信
ご高覧及びコメントどうもありがとうございます。
能楽堂ではなく城の広間で宴会(隣国に嫁ぐことが決まった智姫の前祝い)をしている設定でした。
ちなみに「桜はつまらない」という彩姫の台詞は私が子供の頃に実際に思っていたことです。
夜桜や花霞の美は大人になってからの方が理解されるもののように思えます。
文章を読むと美しい夜桜の風景が浮かんできました。
作者からの返信
ご高覧及びコメント、レビューどうもありがとうございました。
夜桜に姉姫の運命や人々の思いを重ねたつもりです。