編集済
こんにちは、読み比べ二周目です。
追加シーンが後半の制服の物語につながり、より豊かになっていて読み応えが増しました。
そして面白かったのが、ショートヴァージョンでは気になっていた、東日本大震災の年であることが、こちらの方はすんなりと場面の随所にちりばめられていて、いつの物語なのかがよくわかるようになりました!
制服チェックを高校の時にされた記憶がないなぁと思っていたのですが、
よく考えたら手帳に書かれていたそのままの服装をしていたので、注意されなかっただけだと思い出しました。
うちは家で「日本人らしくしなさい」と同居の祖母に言われ続けていたので、学校より家のほうがきつかったですねぇ。
よく考えたら桜子と真逆の進路をたどったんだなと感じます。(高校で帰国)
作者からの返信
制服チェックは、娘の学校を元ネタにしています。九州では未だにしてるんですよ!
眉、前髪、制服ちゃんとしてようがしてまいが、廊下に一列に並ばされる。それを先生がチェック。
もう、ここは昭和です(笑)
うちの母がそういえば、そういうのあったなーっていうぐらいなんで。
自由なアメリカの高校生活を満喫して、日本の管理教育の場に放り込まれたら、さぞかし窮屈だったでしょうね。
カルチャーショックがすごそうです。
注意するところの台詞などが増えたのでしょうか。ゆっくり参ります。
作者からの返信
冒頭の体育館外の描写なども、かなり加筆してます。
でも、人によってはくどい印象を与えたようです。
紅白のリボンが風に吹かれ高くまいあがるけれども結局落ちるって、学校という場にとらわれる生徒のメタファーだったんですが、あまり響かなかったようです……