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も、もどかしい!
PTAしかない日本の学校に対して、PT「S」Aと生徒=studentsが入っていて、
学校や親側と生徒が対等に協議する場が設けられていたアメリカの学校に
高校1年までいたので、署名活動! サボタージュ! ボイコット!
デモにストライキ! いろいろやれることはまだあるだろう! と、
思わずこぶしに力が入ってしまいました。
中学の時なんて、全員が机を後ろに向けて教師に対してNOを突き付けて交渉したことあるので、どうも葉太のセリフもおためごかしにしか聞こえない桜子ちゃんに同調してしまいます。
続きが楽しみです。
作者からの返信
おーもどかしさがわかってもらえますか!
本当に日本の学校は、管理教育がぬけきらないんですよ。
生徒の声なんて届きやしない。それは、生徒を一人前の人間とみなしてないからですよね。
個性を尊重するなんて、口先だけ。型にはめた方が、先生も管理しやすいですもん。
桜子はどう決着をつけるか! 待て次号!
面白い、面白いよ澄田さん!
この秋田葉太素敵ですよね。
>俺はその場で泣き出した生徒をなだめ、急いで職員室にもどり、荷物をひっつかみ通勤に使っている車に乗り込んだ。
ここお気に入りです。かっこいい。
ここから始まる疾走感もたまりません。
>人間なんてあまり成長しないもんなんだなあ。ハンドルを握る手に汗をかきながら自嘲する。
ここも良い。だなあ。って。人柄が感じられます。
>湿気をなぎ払うように風が吹き、ソメイヨシノの葉連れが芝生の上を走り抜け、俺の背を押す。
すごい! 傑作フレーズが出た!!
(葉連れって初めて見た言葉です)
ところで以下の部分、「脳裏」とくると「よぎった」につなげたくなりますが、このままでも良いのかなとは思います。
(あくまで例です:
もう帰ってこないのではないか――そんな考えがちらりと脳裏によぎったが、とか)
あとは「見ないふり」は、「気付かないふり」? 何か他の言葉の方がしっくりくるかしら?
>>ちらりと脳裏に帰って来ないのではないかと思ったが、そんなことを認めたくもなかったので、見ないふりをした。
作者からの返信
こんな先生に向いてない秋田くんを素敵と言っていただき、ありがとうございます。
葉擦れいい言葉ですよねえ。正直に申しますと、奈月沙耶さんの「葉桜の君に」に出てきたフレーズでなんです。ごめんなさい、パクリました(笑)
言葉だけだからいいかな……ドキドキ
脳裏の部分自分でも?だったのです。ありがとうございます。
とりあえず、
「脳裏に走る不穏な閃光。それに気づかないふりをした。」
にしてみたけど、まだしっくりこない。もうちょっと考えます。
不穏な閃光は、窓の外に走る稲光とリンクさせました。
この時も、先生はちらりと桜子は帰って来ないと思ってたんですよ、きっと。
教師は学校システムに乗ってうまくやってきた人たちで
教師が学校でやりたいことはシステム維持につながるのでしょう。
すこし進んだ生徒の方が道理をわきまえているかもしれません。
外に出たいと思って外に目を向けているから。
作者からの返信
学校という物が、窮屈に感じていた人は教師にはならないですよね。
最近、革新的な学校が増えているようですが、地方の学校なんてまだまだ実情は、昭和の管理教育からぬけきれてません。
私の居住地の学校なんてひどいものです(笑)
すてきなレビューありがとうございました。