1日目
1日目
8時
朝の検温、36.4℃。まったく平熱。
だが、頭痛と眼球の奥の痛みは継続。この時は咳が出そうな気配があったが、日中は咳が出ずに過ごせた。若干喉が痛かったのは逆流性食道炎のせいかと。
そういえば昨日は自炊せざるを得なかったので、昼も夜も白飯と豚肉焼いてキムチで食ったので、胃酸逆流はそのせいかもしれない。密室で豚肉焼いたせいか、やけに手がべたべたする。昨日からスマホを何回も消毒用エタノールで拭いている気がする。
9時
朝のテレビ番組見てたら、芝クリニックの院長がマスクを探し求めて都内をうろうろしており、しかも鼻出したままマスク被ってて普通に呆れる。
開業医の老人医師なんてこの程度の感染対策意識しかないので、みんなもよく観察しとこうね!
昨日洗濯した肌着や暇つぶし用のswitchやノートパソコンなどを鞄に詰めて、入院準備を進める。昨日の間に概ね用意はしておいたから、直ぐに終わる。発熱した時ように、一応市販の葛根湯は持って行く事にする。
作業中テレビを垂れ流していたが、コロナ検査の臨床検査技師が無理を押して36連勤しているとかどうとか言ってるのを聞いた。いや、それ普通に過労死案件やろ・・・。自分はそんな根性ないので、体調不良あったらさっさと申告して休みますわ。それがプロってもんですわ。
9時30分
職場から電話。(以下検閲)
うーむ、そりゃそうなるわな・・・。
現場は(以下検閲)
色々考える事はあったが、もう知らんわ。
自分は(以下検閲)
もっと色々聞きたかったが、忙しいらしく通話は間もなく終了。
10時
あれ、これ助成金貰えるんじゃね?などと金策に耽っていると、保健所から電話があり、13時30分に市内某病院に入院になるから昼頃迎えに行くとの事。
救急車で来るから周りは騒然としそうだが、一応昨日の時点で大家さんには連絡入れてあったので、色々察してもらえることだろう。大家さんは家賃は遅れても良いと言ってくれた。すまんのぅ。
毎月家賃分位引かれる税金、割とマジでどうにかしてほしい。
11時30分
大阪の吉村知事が頑張ってるなぁと感心する。一方で、某市政に対するツイッター政治工作アカウントをちょろちょろ見かける。バレないとでも思ってんのかね。
12時30分
救急車が到着。いよいよ入院だ。
降りてきたのは全身防護服の医師で、救急車の中も全てビニールシートで保護。
完全にポジコロ野郎としての扱いを受ける。
検温とサチュレーション(血中酸素)を測定される。ここでも発熱は無し。サチュレーションは98%だったかな。
自分とは別に同僚二人も乗り込んで、病院へ搬送。サイレンは慣らさない。
職場の闇を色々ぶちまけながら到着を待った。
到着したら裏口みたいなところからエレベータに載せられて閉鎖病棟へ。
もうスタッフも何もかもが完全防護。そうだよなぁ、これが完璧な感染対策だ。このレベルの感染対策でもコロナは稀にスタッフに移るんだから、(以下検閲)
13時40分
病室に案内。感染対策の看護師から簡単な入院説明を受けて、書類などを書く。部屋はなんと個室。いや、6人部屋のベッドを全てとっぱらって、ムリヤリ個室にしたんだ、これ。メチャクチャ広い。
入院時の説明は詳しくは割愛するが、保険証を提出し、同意書の類や緊急連絡先などを記載し、基本的に部屋から出ない事を念を押された。触って良いのはベッド付近で、ドアノブも触らないように言われた。マジで I am 感染源。
説明の後、検温される。36.7℃。少し高めだが、平熱。
検温は6時、9時、15時、20時の4回で、トイレの回数などと一緒に記載する紙を置いて看護師は立ち去った。
15時
検温は36.4℃。身の回りの環境を整備しながら過ごす。
取り敢えずパソコンがあるから、この日記を書き始めた。
テレビは見放題にしてくれているが、音声はイヤホン限定。
ベッドに横になって天井を眺める。
今日から2週間か・・・。その後、2回のPCR検査で陰性だったら帰れるようになるわけだが、説明文書によると帰宅後も4週間は不要不急の外出はするなとある。つまり、丸1カ月半は仕事は無いという訳だ。
・・・ま、給料出るなら何だっていいけど。
17時
トイレに行きたくなり、ナースコール。
入院生活中は部屋の外には基本的に出れないので、トイレに行くにもナースコールが必要となる。使用後は即座に便座などを消毒されるという。
うう・・・なんか嫌だ。
17時30分
CTスキャン撮られる。
まったく無症状なのだが、右肺に小さい影があるとか言われる。
は?
呼吸苦も全くないのに、肺炎像って出るもんなのか?
アビガンどうしますか?といわれ、少し考えたけど死んだら部屋のエロ本とか晒されそうだからアビガン飲んでコロナウイルスに抵抗する事にする。いや、本当に効くんだかどうかまだ判んないんだけど、半分治験だな、こりゃ。
普段から医者のやる事を懐疑的に見ているので、もしかしてそういう風に誘導されたんじゃないか?等と勘繰る。(以下検閲)
肺炎像に関してはかなり軽症らしいが、後日医師から詳しい説明があるらしい。
軽症だが先に発症した(以下検閲)
18時30分
夕食。云われていた通り食器のみで、箸はない。
そして病院食特有の圧倒的低カロリー。足りる筈がないんだよなぁ・・・。
友人達に支援物資のお願いをし始める。とりあえず水6Lと院内を歩き回る為のシューズはナースにお願いして買ってもらったのだが、腹が減る度に売店にパシリさせるのも気の毒なので、いっその事友人に送ってもらおうかな、と。
19時30分
噂のアビガンが渡される。
200mgを1回9錠も飲むらしい。デザートかな?
インフルに使うのと用量が違う・・・。
この辺は自分も扱った事がない薬なので、詳しい事はわからんが、恐らく初回負荷として一気に9錠1800mg、これを今夜と明日の朝で2回服薬。これで最高血中濃度を上げておいて、明日の夕から1回800mgを1日2回で定常状態(有効血中濃度維持)に持って行くという事だろう。体重換算かと思ったが、全員この分量らしい。
期間も2週間と長く、これもインフルエンザでの使い方と異なる。
催奇形性があるので、子作りするなという念が押されたが、ワイの嫁は二次元なんで・・・。
20時
検温は36.1℃。消灯が早いので、この辺りで歯を磨いて寝る準備をする事にする。
22時
日記を書き終わったので寝る。
初日からネタが多すぎて疲れました。
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