第2話 セチアレンという世界を知っていますか?

 日本にもYouTubeで怖い話を取り扱っているチャンネルがありますね。

 ブラジルにももちろん、怖い話を取り扱っているチャンネルがあります。

 わたしが主に見ているのは、【Você Sabia?】というチャンネルです。

 ヴォセ サビ?――あなたは知っている? というチャンネル名です。登録者数は、これを書いている現在3330万人です。

 

 このチャンネルに出てくるのが、SETEALEM(セチアレン)です。

 私たちがいる現実世界と全く何もかも同じなんですが、このパラレルワールドでは建物は廃墟となり、暗い雰囲気であること。

 映画【サイレントヒル】的な感じですかね。

 このセチアレンは、パラレルワールドの一つではないか? と彼らは話してくれます。

 セチアレンはあなたが想像するような楽しい世界ではないよ、関わりたいと思わないように、と注意喚起をいれつつも、セチアレンに行った人の体験談やセチアレンと関わった人の体験談を話してくれます。

 このセチアレンはとても怖い世界ですので、ホラーを書く人にはピッタリだと思います。もし興味を持って、彼らの動画を見たい人は気をつけてください。

 例えポルトガル語を理解できなくても、怖い静止画や動画が出てきたりしますから。


 私自身が気になっていることは、セチはポルトガル語で7のことです。アレンは他にという意味ですから、セチアレンということは七つの他の世界があるということ???

 それとも言葉には特に意味がないのか?


 この世界はとても怖いものなんですが、助けてくれる存在もいるのです。

 

 例えば、ある青年が学校の帰り、いつも通りバスに乗り込みます。

 しばらくバスに乗っていると、あるおばあさんが青年に話しかけます。

「あなたもセチアレンに行くの?」と。

 そのおばあさんのおかげで青年は、自分はおかしいところに行こうとしていると気付いて、バスを降りて事なきを得ました。


 セチアレンに関わりそうになったり、行ってしまう人のところに、ここはセチアレンですよ、と教えてくれる存在がいることが不思議です。悪い存在が多いけれど、良い存在もいるのかしら?


 セチアレンはパラレルワールドと彼らは話していますが、霊魂の世界でもある? と考えています。セチアレンから来た子どもの話では、その世界は真っ暗なんだとか。ある儀式をすることで、セチアレンから悪い魂を連れてくることができ、現実の人間の体にいれることができるとか。


 今考えている小説で、このセチアレンを使おうか、と考えています。

 ただ怖い話ではありません(笑)

 怖い話は大好きですし、気持ち悪い外見のモンスターも大好きですが。

 

 wed小説界では、異世界転生が人気ですよね。そこで私もその波に乗ってみようかと思ったんですが、どうせなら異世界転生を【提供する側】の話を書いてみたいな、と思っているのです。


 異世界転生がお客として買えて、異世界転生を提供する会社がある。

 さまざまなお客様の異世界転生のご要望に応える大企業に就職した主人公がドタバタする話。恋話も絡めたりすれば、更にライトな作品になるかと。


 今はただただ物語を考えるのが楽しいです。考えるだけって、すごく楽しいですよね。

 書き始めると、悩み始めるんですよね(汗)

 


 


 


 

 

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