第16話、絶対絶命!?
現在、俺の目の前には女子達の着替えている姿が広がっている。
『どうしてこうなった_______』
時刻は少し遡り、身体測定が始まる前まで遡る、、、、
怪しい様子だった男子達がクラスの女子達が教室を出てから一人の男子が前に出た。
『お前達!遂にこのときがきた!』
『さっきは、梨沙ちゃんと学級委員になれなく、涙した者もいただろう!』
『だがしかし!それは今は忘れよう!』
『これから、皆同じく楽園へと行こうではないか!!』
『『『おーー!』』』
『よし!それでは今から女子達の着替えを覗きに行こうと思う。』
歓声が湧き上がる。
『それでは皆の衆!いざ行こう!夢の楽へ』
そう言って男子達は何処かへと向かった。
(これはまずい事になった、梨沙たちが危ない!)
そう思い俺は急いで男子達を追いかけた。
男子達のを追いかけると体育館の裏側に、集まって奪い合うように体育館下の小さな小窓を覗いていた。
『おい!俺にも変われ!お前ばっかりずっと見てるんじゃねぇ!』
『いや、俺に変われ!』
『ウチのクラスの女子ではなかったがこれはこれで、、うへへぇ』
どうやらウチのクラスではなかったようだ良かった。
でもどう考えてもアウトな行為だったので俺は男子達を辞めさせようと止めにかかった。
『おい!お前らそれはやったらダメだろ!離れろよ!』
もちろん思春期真っ盛りの男子達は止まるわけがなかった。
『うるせぇな!お前だけ、梨沙ちゃんや夜桜さんとイチャイチャしやがって!お前は黙ってろ!』
そう言って大声逆ギレしてきた。
しかしその瞬間中で着替えていた女子達がこっちに気付いたようで鬼の様な形相でこっちに走ってきた。
『やべぇ!バレた!逃げるぞ!』
『絶対にあいつらを逃すなーーー!』
そう言って女子達が追いかけてきた!
そのせいでその場にいた俺も巻き込まれてしまって逃げる羽目となった。
(止めに来ただけなのになんで俺までーー!!)
俺は全力で走り校舎の方に逃げたがまだ女子達は追いかけてくる!
(やばい、やばいやばい!どっかの教室に隠れるしか!)
そう考えて廊下を曲がると空き教室があった。
(よし、ここに隠れよう)
俺は逃げ込むように教室に入った。
『はぁ、はぁ、はぁ、た、助かったぁ!』
俺は騒ぎが収まるまでその場に隠れることにした。
『それにしてもここってなんの部屋なんだろう?』
そう考えていると外から女子達の近く声が聞こえてきた。
『あれ?もしかして、、ここに入ってくる!?』
『まずい!どっかに隠れないと!』
そう思い俺は近くのロッカーに隠れた。
俺が隠れたのとほぼ同時に女子達が部屋に入ってきた。
俺は外の様子を伺う為にロッカーの隙間から外を見た。
そこにはウチのクラスの女子達の着替えている姿が広がっていた。。。
……………………………………
そして現在に至るわけだが、どうやら俺の逃が込んだ先は女子更衣室だったらしい。
最悪だ、バレたら人生が終わる。
それどころか着替えている女子達はウチのクラスの女子だ、もちろん梨沙と詩織もここで着替えることになる。
(今日からルームシェアをするのに、バレたら二人にどう接したらいいんだ!)
とにかくこの隠れたロッカーを開けられない事を、ただ願った。。
(頼む誰も開けないでくれ!)
しかしその願いは届かず目の前に女子がやってきた。
(あ、もうダメだ。。)
扉がゆっくりと開き光が、差し込んでくる。
扉が全部開き恐る恐る前を見るとそこにいたのは、詩織だった。
(あ、終わった。)
しかし詩織は一度びっくりとしていたが直ぐに何かを、察したように小さな声でこう言ってきた。
『私が、ここから助け出してあげる。』
...........................
読んで頂きありがとうございました!
次回悠斗は、無事ここから脱出することができるのか!?
次回を是非お楽しみに
次の更新は21時にです!
感想、アドバイスお待ちしてます
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