第12話、手作り料理を美少女と。。。
詩織からの衝撃的なお誘いを受けてから気付けば俺達は家の前にいた。
『それじゃあ、どうぞ!』
『お、おじゃしまーす』
俺は人生初となる女子の部屋へと入っていた。。
いかにも女子の部屋って感じで可愛らしいデザインのカーペットが引いてあったり、ベッドの枕の横には可愛らしい犬のぬいぐるみが置いてあった。
そして何より部屋に入って一番気になったことがある。
それは匂いである。
まぁ何というかとにかくめちゃくちゃいい匂いがする。
(やばいっ、凄いドキドキして来た)
『とりあえず適当に座ってて〜、私はご飯用意しちゃうから』
詩織はそう言っていたがどこに座ったらいいかわからない。
(ベッドか!?いや、でもそこに座るのは気持ち悪いか。)
散々迷った挙句普通に床に座ることにした。
しばらくしているとキッチンの方から香ばしい匂いがして来た。
どうやら今日はカレーらしい。
『もうすぐ出来るから待っててね〜』
『ちなみに今日の晩ご飯はカレーなんだけど』
『福神漬けいるー?』
『う、うん、いる』
『やっぱり、カレーにはこれがないとね♪』
などと詩織は言っていたが正直緊張で頭に入ってこない。
そうしていると詩織がカレーを持ってきた。
『はい!お待ちどうさまっ!お口に合うといいけど』
見た感じ凄く美味しそうだった。
『そ、それじゃあいただきます!』
『はい!頂きます』
カレーを一口食べると香ばしい香りが口いっぱいに広がった。
カレーの味はちょぴり辛かったがそれが逆に食欲を誘う。 俺はスプーンを一杯、二杯と口に運んで行く。
『ど、どうかな?』
と、詩織が不安そうに聞いてきた
『うん!凄く美味しいよ!もしかしたら今までで食べた中で一番かもしれない。。』
俺は素直にそう思った。
『それは大袈裟過ぎたよ、でもよかったー』
『実はそれ、市販のルーじゃなくて一からつくったの。』
『え、まじ!凄っ!』
素直に俺は感心した。
『肉じゃがの時も思ったけど、詩織は料理が得意だったんだな』
『うーん、まぁ得意って言うより好きだったからいつの間にかこうなった?って感じかなー』
そう言って気づけば俺は詩織の作ったカレーをあっという間に食べ終わってしまった。
『ご馳走さまでした!美味しかったよ』
『はい!お粗末様でした』
食べ終わった後食器洗いくらいやろうと思ったが、詩織に大丈夫と断られたしまった為俺は座ってまっていた。
(この後はどうするべきか、もう帰った方がいいか、もう遅いし。)
『じゃあ俺、もう帰るねもう遅いしご馳走さまでした美味しかったよ』
と言って帰ろうとしていたら詩織が止めてきた。
『悠斗くんちょっと待って!実は今日晩ご飯に誘ったのはちょっと相談したいことがあったからで、、、』
と詩織は言った。
(ゴクリっ、何だろ。。)
俺は身構えた。
そして、詩織はこう言った。
・・ ・・
『あのね、私と、、、梨沙と一緒にルームシェアしてみない?』_________
...........................
おはようございます!!今回も読んで頂きありがとうございました!
今回の話を読んで、『えっ!』と思いましたよね🥴
次回!?その理由が判明します!
よかったら読んでみて下さい!!
感想、アドバイスお待ちしてます!
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