第9話、アルバイト始めました!
学校が終わり俺は夜桜さんとアルバイト先へと向かった。
『初めてのアルバイトって緊張しちゃうよね』
俺と夜桜さんは店長さんに一通り仕事を教えてもらいお客さんが来るまで2人でカウンターの前で待っていた。
『そうだね、俺も緊張してる、、』
最初だから簡単な仕事だけという事でそこまで難しい仕事はないが失敗したらと思うと、、
だかそうこう言ってられないので頑張るために自分に言い聞かせるつもりで夜桜にこう言ってみた。
『でも、お互い頑張ろうね!夜桜さん!』
『そうだね!頑張ろうね!もし大変だったら助けてね。』
そう言って夜桜さんは俺に頼ってきてくれた。
俺もそんなに自信は無かったが夜桜さんから頼られたので見栄を張った。
『ま、まかせてよ』
・・・・
『お、それじゃあ頼りにしてるよ悠斗くん』
『え、、、』
(夜桜さん今俺のこと名前で呼んだよな、、?)
そんな疑問を持っていると夜桜さんがこう言った。
『同じクラスにバイトも一緒だし、夜桜さんだと他人行儀過ぎるし、私のこと名前で読んでよ私も悠斗くんって呼ぶからさ』
『わ、分かった、えっと詩織?』
うんうんとよざく、、詩織は満足そうにしていた。
チリンチリン♪
そんな時店のドアが開く音がした。
どうやら1人目のお客さんが来たらしい、なので教えてもらった通りに挨拶をした。
『いらっしゃいませ!グアリジョーネカフェへようこそ!』
(因みに店長によるとグアリジョーネとはイタリア語で癒しという意味らしく癒しの時間を過ごしてほしい。 という事らしい。)
そう言って顔を上げるとそこには見知った顔があった。
『おー!やってるな、来てやったぞ』
恵悟が早速来てくれたらしい
『まさか初日からくると思わなかったよ』
『まぁ、明日から部活の仮入部始まるし今日来ようと思ってね』
『それにしても2人とも似合ってるなその制服、、とくに夜桜さんは』
と言ってきたので
『え、俺は?』
と、聞いたら
『うん、、まぁ似合ってるんじゃない?笑』
『おい!』
やり取りが面白かったのか詩織はクスクス笑っていた。
『とりあえず何か頼む?』
『うーん、そうだな、、じゃあナポリタンとそれと食後に紅茶でここのナポリタン美味しいんだよな〜』
実はこのカフェはフードメニューも豊富で特にナポリタンは凄く美味しいと評判らしく注文が多いらしい。
チリンチリン♪
そうこうしてると次のお客さんがやってきた。
ドアの方に行くとまたしても見知った顔をがあった、
『悠斗くん来ちゃった。。』
まるで彼氏のバイト先に来たかのような可愛いらしい反応をして梨沙がやってきた。
俺はあまりの可愛さに固まってしまった。
(可愛過ぎる。。)
そうしていると後ろから
『あれ?蒼羽さんだよね?いらっしゃいませ!』
詩織が、変わりにそう言ってくれた。
『こんにちは!夜桜さん』
そう言って梨沙は詩織に言った
そうすると詩織は何気なくこう言った
・・・・
『もしかして、悠斗くんに会いにきたのかな?』
何気ない質問とは裏腹にその瞬間、
____________梨沙の表情が固まった。。
.......................
読んで頂きありがとうございました!
次回、悠斗と梨沙の関係に変化が?!
また読んでもらえると嬉しいです!
感想、アドバイスお待ちしています!
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