第8.5話 揺れる気持ち

(本当に同じアルバイト先なんだ、なんだか仲良さそう)


私は離れた席からその光景を見ていた。


私の思いを寄せている彼は、おしとやか系美少女、夜桜さんと新田くん?と話している。


(はぁ〜。女の私から見ても夜桜さんって本当に綺麗だな。)


夜桜さんも彼も男女としての意識はしてなさそうな雰囲気だか同じバイト先となってくるとこれからどんどん仲良くなっていってお互いを意識し出してもおかしくわない。


(そうなったらどうしよう。。)


久しぶりに会った彼を見て私は自分が思っているよりずっと彼の事が好きみたいだった。


(この想いは誰にも負けたくない。 でも向こうは私の事を覚えていないのにいきなり告白するなんておかしいよね)


(けど、私が昔のことを言って思い出させるんじゃ無くて悠斗くんの方から思い出してほしい。。)


(はぁ〜、こんなんじゃだめだな私、どうやったら悠斗くんを振り向かせられるかな。)


そう考え始めて、ある一つのことを思いついた。


(あ、これなら、、、)


私は自分から過去のことを告げる事なく思い出させるため、そして私に惚れさせるために作戦を実行しようとしていた。。



………………

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