第38回:創作がノンフィクションとなる
今までの創作ノウハウを読んでいた方にとっては、この話題をやるだろうと思った人もいるかもしれません。四式も後2回で終了となります。
・今回のテーマ
ねとらぼの記事を読んでいて「これは……」と思った記事があったので、再びこう言うネタになります。ねとらぼ編集部にはこの場を借りてお礼申し上げます。
異世界とか余程の題材ではない限り、フィクションはノンフィクションになりえる可能性があります。メタ発言じゃなくて、本当の話ですよ。『マクロスプラス』に登場したバーチャル歌姫である『シャロン・アップル』も、後年になってボーカロイドの『初音ミク』が登場した際に「時代が追いついた」とも言われました。その時代では創作に過ぎない技術だったとしても、後年に実用化されるのはSFや現代題材物の作品ではよくある事なのです。自分の作品でもリアルに近いようなコースを走るリズムゲームとして『リズムゲームプラスパルクール』などが出てきましたが……これらも、後年に実現する可能性は否定できないでしょう。
それを踏まえて、ねとらぼで発見した記事ですが……360度視界を実現したバイクのヘルメットです。ある意味でも近未来SFみたいなガジェットが作られてしまったのですよ。これを見たとき、ある意味でも色々と「このアイディアと組み合わせると作品のプロットが出来そう」みたいな事を思いました。ねとらぼ編集部には感謝しかありません。
次回は最終回です。今回の360度視界のヘルメットと桜崎流創作ノウハウがどういう風に融合するのか……その一部でもお見せできれば、と思います。
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