第29回:影響力0%はあり得ない?

 以前、創作ノウハウ壱式で「些細な物でも1%未満の影響力を与える」と言った事があります。それを踏まえたお話で、さっくり終了系に。



・今回のテーマ

 ずばり、影響力です。WEB小説でも流行りがあるのはご存知ですよね。異世界転生や異世界転移、悪役令嬢物などが分かりやすい事例です。こうしたジャンルに影響され、それ以外のジャンルで挑もうと考える人も出ているのは、ご存知でしょうか。この事例も「メジャージャンルよりも、マイナージャンルを書いた方が良いかも」と言う事で影響力を受けていると言えます。ピクシブだと一番分かりやすいのが小説ランキングでしょう。オリジナル作品ランキングが実装されたのは、何とごく最近なのです。それ位に小説では二次創作しかランクインしない現状がありました。これも「二次創作無双がランキングで続いている」という影響を受けての物なので、影響力があったのは間違いありません。



 ほんの些細なことでも、影響して変化していく……と言うのを上述事例から分かっていただけたでしょうか。どのような事も何かしらの行動等があってから起きる物です。何もしなければ動かないのですよ。何もしなくても動かないような事例もあるかもしれませんが、それはレアケースなのでしょう。この辺りは割愛する方向で。



 例えフィクションの世界でも、様々な出来事の積み重ねで世界は変わっていくのです。変化のない日常物もあると思いますが、読んでいて楽しいと言える物でしょうか。影響力は別の意味でも恐ろしくはあるのですが……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る