第28回:その題材、必要ですか?(補講)

 再び題材ネタです。さっくり系で終わります。



・今回のテーマ

 様々なタイムリーネタでも上手く組み込んでいる作品もありますが。実はと言うとタイムリーなネタをやったとしても本では出版までに時間がかかるのは言うまでもないでしょう。新聞位のレベルであれば、若干の時間がかかっても速報として号外を出すことだってあります。タイムリーネタを最速で出せるのは、予想は出来ると思いますがSNSという驚きの結果が出ます。



 それを踏まえると、ゲームでタイムリーネタをやったとしてもダウンロードタイプの同人ゲームとかソーシャルゲーム位しか新鮮な内に反映できない現実が判明するのです。驚きですよね。ゲーム作品でもタイムリーな世界観を思わせるような作品はあるのに……って。つまり、今回のテーマで言いたいのはそう言う事なのです。



 WEB小説の場合、同じSNSでやる事ですのでタイムリーネタの反映スピードは速い方です。さすがにツィッターなどには負けますが。文字数の関係などの部分でも。しかし、タイムリーな話題でも蛇足とか後付け設定とかご都合主義の部類になってしまうようであれば、せっかくのネタも足かせになるのは間違いないでしょう。改めて皆さんに問いたいと思います。


 その題材は、本当に作品で生かせるような物ですか? バズり目的やランキング等の一時しのぎ程度のレベルで運用するのであれば、炎上商法や便乗商法と言われるのは確実です。どうしてもストーリー等に必須の場合を除き、その題材を活かせる世界観を構築した方がまだ準備が出来ていると思われませんか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る