第7回:フィクションとノンフィクションの狭間(補講)

丁度いい題材があったので、今回はこれにします。カクヨムコンの短編で出した作品について色々と……。


・本日のテーマ

ずばり、フィクションとノンフィクションの狭間です。実在する物がベースな物では『この作品はフィクションです』が必要になる可能性も高いでしょう。例えば新幹線がロボットに変形する「新幹線変形ロボシンカリオン」は当然該当するのですが、それ以外にも等身大ロボットシリーズをベースとした「武装神姫」や「フレームアームズ・ガールズ」も商品展開的にはこの部類でしょうか……基本的にホビーアニメやキッズアニメでは『この作品はフィクションです』は不要かと思います。場合によりけりです。


 しかし、小説はどうでしょうか? 小説家になろうでもなろう運営の方で『特に記載なき場合、掲載されている小説は全てフィクションであり~』と投稿された作品に注意が書かれているスペースが存在します。それ位に、小説作品では原則フィクションであろうと書かないと分からないのが現状と言えるでしょう。

(一番分かりやすいのは、ピクシブの一部カテゴリーですが……今回は割愛する方向で)



・本当にSNS炎上は祭りと言えるのか?

 カクヨム短編で投稿したこの作品、実はフィクション前提で書いている一方でノンフィクションにも見えなくありません。主人公がまとめサイトの記事を発見して「本当に、これが祭りなのか?」と考える訳です。皆さんも、こういう経験はありませんか? 自分の場合は同じような事を何度も体験しております。それを踏まえると、この作品は自分の体験談とも言えるような作品でしょう。



 リアルでこの小説のようにSNS炎上をなくす為には、どうすれば減らす事が出来るのか……色々と議論はされていますが、具体的な策は未だに出てこないのが現状でしょう。しかし、小説の方で解決策があったとしたら……それこそフィクションとノンフィクションの狭間で書かれた作品と言えるかもしれませんよ。

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