第6回:「必要性ありますか?」(補講+α)
今回は補講ネタに加えて、気になる講座を見てきたので自分なりに……と言うネタです。
・今回のテーマ
すばりですが、必要性です。そのジャンルである必要性と言えるでしょう。他のジャンルで代用で来てしまう様な物を、無理に流行りとか閲覧数目当てとかバズりたい等でそのジャンルにしていませんか?
例えば、異世界から現代に転移してきたエルフと人間の高校生がラブコメをするような作品があるとします。「異世界ファンタジーだとありきたり」なので現代に舞台を変えた……それは分かりますよね。しかし、それでも本当にそのジャンルで大丈夫なのか、とツッコミが入ります。本当にエルフの少女とのラブコメが成立するのでしょうか? 本当に異世界物に対するアンチテンプレな作品として機能するでしょうか……というツッコミがあると思います。普通に海外から来た美女などに差し替えが可能とも考えられませんか?
バトル物でも同じです。かつては週刊少年ジャンプで、唐突なバトル物というか格闘大会になる展開が起きましたよね。これは読者アンケートでバトル物の方が流行るだろう……という判断からですが。あの時代にSNSがあれば、もしかすると「バトルばかりになった」とか「週刊Bに鞍替えするか」みたいなコメントが拡散するでしょう……というか、この小ネタももしかすると小説の題材に使えますね。「もしも1990年代につぶやきサイトがあったなら」とか……。
日常物でバトルなんて――と思う人もいるでしょう。しかし、それもアイディアの一つに出来るかもしれません。それでも、本当に自分の作品でその要素は必要なのか、立ち止まって考えましょう。自分の作品でも必要性がないという事もあって、デスゲーム物ではありません。実際、戦争や紛争が一切禁止された世界観と言うのが自分の作品では主軸になっていますので。つまり、そう言う事なのです。
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