第2回:フィクションだからと言っても……(弐式の補講)
以前、別の講座で「この作品はフィクションです」と言っても……みたいな話をしたと思いますが、異世界ファンタジーで「この作品はフィクションです」と注釈を付けるのは少し違います。メタ発言ならば別として。
・今回のテーマ
現代物だとフィクションだからと言って「何でもアリ」と言う訳にはいかないですよね。以前に弐式でフィクションレベルについて語りました。現代物ベースの場合は架空都市設定でも限度があると言うのを『グランド・セプト・オート』で説明したと思いますが。小説で書かれている事を誰かがまねをして、それが炎上するような案件になったら……と言う事ですよ。
何がいいたいのかと言うと、史実ベースであっても限度はあると言う事なのです。例えば、三億円事件のような大規模な強盗計画を正当化するような作品とかは……現代で共感が得られるとは思えません。異世界に置き換えたとしても、コンテストで選考に残るとは考えにくいです。それ程にコンプライアンスが重視されるようになった時代とも言えるでしょう。これも弐式で言及しましたね。
結論としては「何でもかんでもコンプライアンスで縛る必要性はないのかもしれないが……」という注釈を付けた上で『限度を超えないような表現の作品が出来れば』ベストではないでしょうか。
(だからと言って、カクヨムのガイドライン違反は作品を書く以前の問題ですので、ちゃんと守りましょう。禁止されている二次創作などを投稿するのはもってのほかです)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます