おまけ
ボツにした展開など
・構想段階で思い浮かんだエンディング・設定。
・「そうなった場合、どうなるか」、また「そうなった場合、必要となると思われる設定」をイメージしたもの。
(1)チアキがアスカではなく、ハイネを選ぶ。
⇒バッドエンドその一。チアキが精神的に死に、クレイドル・システムは終わらず、人類が滅ぶ。後味が悪い可能性あり。
(2)アスカもクレイドル・システムの消滅と共に消える運命。つまりは後から精神世界に入ってきた人間ではないという設定。
⇒バッドエンドその二。チアキが現実世界に戻ってくるという意味では、完全なるバッドエンドではないが、主人公の救済度が減る。鬱展開がお好みの人にお勧め。
(3)ハイネとセラを仮想的な人格にしない。アスカやチアキと同様に現実世界の人間ということにして、現実世界に戻ってきたあと、全員と再会する。
⇒ハッピーエンドその一。
現実世界で、チアキの審判に付き合ってくれるとしたらどういう人物かという設定が必要。
現実世界においても四人が全員友人であり共犯者であるというのが、つじつまが合いやすい気がするが、その場合、現実世界で彼らがどのような関係かを別途作り上げる必要がある。
※ ただし、本作である偽りの象徴であるハイネとセラが本物(現実世界に存在するという意味)である場合、チアキの独白である「偽りでもあっても何も残らないなんてことはない」という台詞が使えなくなる。
(4)アスカ、セラ、ハイネをチアキの幼馴染か友人(同い年)として最初から登場させる。
⇒ヒロイン同士を対立させて恋愛色を強くすることや、学園青春ドラマにすることが可能。また、学校が舞台になるため、学園の設定が別途必要になる。
(5)精神世界に住む全員が、何らかの方法で真実を知り、人類は生きるべきか死ぬべきかについて討論、後に精神世界内で魔法を使った全面戦争勃発。もしくは、現実世界にもその影響が及ぶ等。
⇒スケールが大きくなる一方で、現実世界を巻き込んだ争いになる。
場合によってはバックボーンや黒幕や裏で糸を引く存在が必要になり、より緻密な設定が必要になる。またキャラの増産必須&展開的に重くなる&場合によっては盛り上がる可能性がある反面、コンパクトかつ適度な娯楽として済ませるには不向き。
最悪、収拾のつかない事態になる(そもそも作者久遠にこのスケールの話を作れるわけがない)
(6)〈エマヌエルの天使と悪魔〉の二人とチアキだけの物語にする。
⇒セラを登場させず、ハイネとアスカだけにした場合「アスカが〈エマヌエルの天使と悪魔〉とみせかけて本物は別にいた」というオチがなくなるため、比較的シンプルな物語になる。
ハイネを登場させないで、アスカとセラの二人を〈エマヌエルの天使と悪魔〉にするというダブルヒロインもあり。
そのほか、派生として、三人のうち誰を〈エマヌエルの天使と悪魔〉の二人にするか、や〈エマヌエルの天使と悪魔〉の片方のみを仮想的な人格にするなど、様々なパターンが思いつく。
面白いから色々パターンを考えてみたいところ。
(7)精神世界も現実世界も、人類の存続も関係なく、デスゲームもなにもない、ただ魔法を使うために金が必要だという、平和な世界。
⇒主人公のチアキが金で魔法が使える世界に文句を言ったりツッコミを入れたり、魔法の不便さに嘆く日常コメディ系になる可能性有。ただし、ストレスフリー要素や面白みとして〈事象連携〉以外の特殊技の増産が必須。
(8)チアキを葛藤も何も抱えていない一般人A(仮)にし、アスカと共に人類を目覚めさせる(救済)ために黒幕(ハイネ)と戦う物語。
⇒チアキをクレイドル・システムの発案者でも何でもないただの一般人にしたまま「クレイドル・システムを終了するための鍵」として据え置くなら、なぜチアキが選ばれたのか、その理由を作る必要あり。宝くじが当たった程度の理由をつけてもOK
また、アスカを物語上で完全な正義とし、ハイネを完全な悪とする場合、一から設定の見直しが必要かもしれない。
(9)現実世界の側で、エミリア以外で〈チアキ〉の審判に気づいた人間が、アスカと同様に後から〈チアキ〉の精神世界に入ってきて、問題を起こす。
⇒(2)に通ずるところがあり、少し物語の規模が広がる。
その他、思いつた展開複数あり。
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